新着情報
分科会・ひろば・フィールドワーク・国際シンポ・子ども企画 「被爆78周年原水爆禁止世界大会・広島大会」2日目
8月5日、「被爆78周年原水爆禁止世界大会・広島大会」2日目は広島市内・各会場に分散し、6つの「分科会」のほか「ひろば」や「フィールドワーク」、国際シンポジウムなどが行われました。 分科会では講師からの提起や各地からの報告を受けるとともに活発な議論が行われました。また、フィールドワークでは戦争史跡をめぐり、学習を深めました。 国際シンポジウムでは「核兵器廃絶に向けた道筋をえがく」をテーマに、ジム・アンダーソンさん(アメリカ・ピースアクションニューヨーク州代表)、トム・アンターライナーさん(イギリス・CND(核軍縮キャンペーン)議長)、イ・テホさん(韓国・参与連帯平和と軍
2023年08月06日
8月4日、「被爆78周年原水爆禁止世界大会・広島大会」開会総会が広島市・グリーンアリーナで行われ、約2100人が参加しました。 開会総会の前段の行動として、平和記念公園から開会総会会場に向けた「折鶴平和行進」が行われました。全国各地からの参加者は炎天下の広島市街を行進したのち、現地実行委員会からの拍手に出迎えられ、それぞれグリーンアリーナへと入場していきました。 第24代高校生平和大使の大内由紀子さんが司会を務めました。はじめに原爆被害者への黙とうを参加者一同で行いました。 金子哲夫・共同実行委員長が主催者あいさつ。広島でのG7がなんら核廃絶に向けたビジョンを
2023年08月05日
汚染水海洋放出と原発回帰を許さない!「被爆78周年原水爆禁止世界大会・福島大会」を開催
7月30日、福島市・「パルセいいざか」において、「被爆78周年原水爆禁止世界大会・福島大会」が開催され、福島県内をはじめ全国から約550人が参加しました。岸田政権下で推し進められている汚染水海洋放出や原発回帰に対し明確にNOを突きつけるとともに、全世界の核被害者と連帯し、原発事故被害者の人権と補償確立に向け、全力でとりくんでいくことを確認しました。 開会にあたり最初に東日本大震災の犠牲となったすべての方に対し黙とう。続いて主催者である藤本泰成・大会共同実行委員長が、そして現地実行委員会から角田政志・福島県平和フォーラム共同代表がそれぞれあいさつしました。 韓
2023年07月31日
原水禁は、7月29日付で以下の声明を発表しました。 老朽原発・高浜原発1号機の再稼働を許さない 7月28日、関西電力(関電)は、営業運転開始から48年も経つ高浜原発1号機(福井県高浜町)を再稼働させた。国内で最も古い老朽原発だ。 高浜原発1号機は、2011年1月に定期検査入りして以降、福島原発事故以降も停止し続けていた。再稼働は、約12年ぶりとなる。長期に渡って運転停止であった原発だけに、トラブルが懸念される。 先の通常国会でGX関連法案が可決・成立した。その中でこれまでの原則40年としていた原発稼働期限を、60年超の運転が可能とする法律が成立し、将来的には高浜1号機が国内初の60年超
原子力資料情報室(CNIC)、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)、福島県平和フォーラムは、あらたなキャンペーン「ミライノウミプロジェクト」を呼びかけており、現在、賛同・協力していただける団体・個人を募っています。 「ALPS処理水」と政府・東京電力が呼ぶ、放射能汚染水汚染水の海洋放出は「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」という約束と、地元の人びとの思いを踏みにじるものです。海洋放出のなにが問題なのか、多くのひとに知ってほしい、そして海洋放出を止めたい!という趣旨のプロジェクトです。 今回、キャンペーンサイトを開設し、映像・画像なども活用した情報発信を準備するとともに、このプ
被爆78周年原水爆禁止世界大会・ひろば企画「話芸で学ぶ平和と核」
被爆78周年原水爆禁止世界大会・ひろば企画「話芸で学ぶ平和と核」を、広島〔8月5日(土)〕・長崎〔8月8日(火)〕でそれぞれ開催しますので、ご案内します。入場無料ですので、ぜひご参加をお願いします。 「話芸で学ぶ平和と核」 本物の話芸を聞いてみませんか? 今年の原水禁大会で、落語や講談を通して平和や核を考えるワークショップです。 古典や新作などをネタに、楽しく笑って、ちょっぴりまじめに考えさせるお話を持って高座にあがります。どんなお話になるのやら、お楽しみに。 本物の落語や講談を初めて聞く方大歓迎。会場でお会いできるのを楽しみにしています。 →チラシデータ( PDF )
2023年07月25日
原水禁も参加する核兵器廃絶日本NGO連絡会が中心となって、核兵器のない世界をめざし、日本が2030年までには核兵器禁止条約に加わることを求めるキャンペーン「核兵器廃絶日本キャンペーン」の展開を準備しています。その一環としてクラウドファンディングがスタートしていますので、ご紹介します。 >>「核兵器廃絶日本キャンペーン」特設サイトへ<< →クラウドファンディングの詳細はこちらから 日本が核兵器禁止条約に参加することが、核なき世界への入り口です。集まったお金は、日本の条約参加に向けた以下の取り組みを行う諸経費(人件費含む)として使わせていただきます。 ① 国会議員への働きかけ:核禁条約
【核兵器廃絶日本NGO連絡会】7月18日、外務省への要請と意見交換、市民討論会を行いました
7月20日、原水禁も参加する核兵器廃絶日本NGO連絡会が、外務省に対してNPT準備委員会に向けた要請を行うとともに質問書を提出しました。外務省からは審議官が出席して意見交換会も開かれました。 その後、意見交換会の内容を踏まえつつ、NPT準備委員会でどういったことが議論されるべきかをテーマに「NPT準備委員会に向けた市民の討論会」が開催されました。ここでは谷雅志・原水禁事務局長が「核兵器廃絶は喫緊の課題であり、外務省が言う遠い未来の究極的な目標ではない。私にとっての命の問題だという課題意識がある」旨、発言を行いました。
原水禁は、7月6日付で以下の声明を発表しました。 放射能汚染水の拙速な海洋放出に反対する 7月4日首相官邸において、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、過酷事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所の冷却によって発生するトリチウムなどの放射性物質を含む放射能汚染水の海洋放出計画について、「計画は国際的な安全基準に合致する」「人体や環境への影響は無視できるほど」とした報告書を、岸田文雄首相に手交した。日本政府は、「報告書の内容を踏まえ、国内外への理解を求めながら、今夏としている放出開始の具体的時期を決定する」としている。 2015年8月、政府・東電は、「関係者の理解なしには