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被爆73周年原水爆禁止世界大会・広島大会に2200人

  「核も戦争もない平和な21世紀に!」-被爆73周年原水爆禁止世界大会の広島大会が8月4日から3日間の日程で、広島市内で始まりました。今年は、広島や岡山などで集中豪雨による災害が発生し、復旧作業の最中にも関わらず、大会には全国から2200人が参加しました。 最初に全国各地を回った「非核平和行進」の最後として「折り鶴平和行進」が行われました。炎天下のなか、平和公園原爆資料館前に集まった参加者は、横断幕やのぼり旗を手に、「核兵器禁止条約を批准せよ!」「原発再稼働を許さない!」「全てのヒバクシャの権利拡大を!」などとシュプレヒコールを繰り返しながら、広島大会の会場まで行進をしました(上写真

原水爆禁止世界大会・広島大会 基調提案

原水爆禁止世界大会・広島大会 基調提案 原水爆禁止世界大会実行委員会 (原水爆禁止日本国民会議) 事務局長 藤本泰成  1945年8月6日、広島は、いつもと変わらない朝を迎えていました。学生や女性たち、多くの人々が、建物疎開など国の命令による動員によって、市内中心部をめざしていました。8時15分、原子爆弾は、一瞬にしてその日常を破壊しました。強烈な熱線と爆風、そして放射線が人々を襲いました。その日の内に5万3644人が死亡したといわれ、翌日からその年の内に14万人が亡くなりました。被爆した人々は、55万人を超えています。 私たちは、この阿鼻叫喚とも言える地獄を、決して忘れてはなり

被爆73周年原水爆禁止世界大会が福島から始まる

原発事故の現実を直視しエネルギー政策転換を  今年の「被爆73周年原水爆禁止世界大会」は、7月28日に福島市の「福島県教育会館」で開かれた福島大会から始まりました。2011年3月の東京電力福島第1原発事故を契機として、毎年、福島大会が開かれるようになり、今年も県内や東北各県をはじめ、全国から640人が参加しました(上写真は全体集会)。 黙とうに続いて、主催者あいさつに立った西尾漠・大会副実行委員長(原水禁国民会議副議長)は、「原発事故から7年以上が経ったが、いまだ収束のめどもたたない中で、安倍政権は再稼働や輸出など原発推進政策を進めている」などとし、規制委員会の審査の不十分性を強く

被爆73周年原水爆禁止世界大会 福島大会 基調提案

原水爆禁止世界大会 福島大会 基調提案 原水爆禁止日本国民会議 事務局長 藤本泰成  災害級とも言われる猛暑の続く中、「脱原発」に熱い熱い思いをもって、原水禁福島大会に参加された皆さまに、心から敬意を表します。ご紹介いただきました原水爆禁止日本国民会議・原水禁の事務局長藤本です。少しの時間をいただいて機長の提案をさせていただきます。時間の関係もあって全てに触れることは叶いません。詳細は、黄色の表紙の基調をご覧下さい。  去る6月14日、東京電力の小早川社長は、内堀福島県知事と面会し、福島県楢葉町と富岡町にまたがる福島第二原発について、「廃炉に向けて検討に入りたい」と述べました。

被爆73周年原水爆禁止世界大会 福島大会「フクシマ アピール」

フクシマ アピール  東京電力は今年6月、福島第二原子力発電所全基の廃炉を検討することを明らかにしました。福島では、東電福島第二原発の廃炉は、「国と東電の被災者及び県民に対する償いであり、原発事故の責任を明らかにさせることにつながる」として、「第二原発即時廃炉」を県民総意の運動として行ってきました。この東電の廃炉検討表明は、原発事故以来ずっと継続してきた県民運動の成果であり勝利といえます。しかし、廃炉の時期や工程も示されていません。今後も、第一原発の事故収束と第二原発の即時廃炉の実現に向けた運動を継続すると共に、被災者の生活再建を国と東電の責任で行うことを求め続けていかなければなりません。

日米原子力協定の自動延長にともなう原水禁事務局長見解

   1988年に発効した日米原子力協定は、2018年7月16日に30年の期限を迎え、自動延長された。88年当時、日本では33基の原発が稼働していた。その後、2011年の福島原発事故までに54基が稼働し、3基が廃炉、3基が建設中だった。しかし、福島原発事故以降、15基の廃炉が決定し、新規制基準に対応して再稼働している原発は5原発8基にとどまっている。原子力発電をめぐる状況は大きく変化した。 一方で、原子力開発の初期段階から、使用済み核燃料の再処理によって生み出すプルトニウムを利用する核燃料サイクル計画の確立のために研究開発が進められてきた。88年段階で、すでに高速増殖炉実験

原水爆禁止世界大会記念販売物のご案内

被爆73周年原水爆禁止世界大会 大会記念販売物のご案内  例年、原水禁大会のポスターデザインをグラフィックデザイナーのU.G.サトーさんにお願いをしています。本年も「核廃絶」への強いメッセージをもつインパクトのあるデザインのポスターが完成致しました。大会に参加された方の記念にもなるように、そのポスターデザインをマグネット、Tシャツにして、原水禁大会に合わせて販売を行っています。  大会記念販売物のご案内 2018.pdf 1.Tシャツ デザインはポスターデザインを一部変更したものを使用しています。鮮やかなフロントプリント、厚手のしっかりした生地は、普段着としても着用していただけま

【子ども関連企画】「子どものひろば」のご案内

【子ども関連企画】「子どものひろば」のご案内 日時:8月5日(日)8:00~16:30 場所:広島市内(平和公園内、原爆ドーム周辺) 内容:被爆地広島だからこそ伝えられること、フィールドワークを通して、肌で学ぶことができます。    今の世代の子どもたちが、被爆者の話を聞くことができる最後の世代と言われています。「子どものひろば」では、普段経験することができない生の平和学習ができる貴重な機会を設けています。 8月5日の午前8時から平和公園原爆供養塔前に、全国から子ども派遣団が集まり、慰霊祭、慰霊碑めぐり、被爆電車またはメルパルク広島で、被爆証言を聞きます。 午

非核・平和行進2018

「非核・平和行進2018」の実施 ○名  称: 核も戦争もない平和な21世紀に! 非核・平和行進 -子どもたちに核のない未来を!- ○主  催: 被爆73周年原水爆禁止世界大会実行委員会 ○コ ー ス: 日本海コース (北海道~青森~東北~北信越~関西~山陽~山口~広島) 太平洋コース (北海道~青森~東北~関東~東海~関西~山陽~広島) 四国(四国~香川~岡山で太平洋コースに合流) 九州(沖縄~独自日程) 北海道(青森~独自日程) ○関連事項: 以下のものを実行委員会で用意します。 1)横断幕・のぼり旗 横断幕1本とのぼり旗を8本、9セット(各ブ