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原水禁世界大会・広島大会2日目 分科会や国際シンポで論議

2019年08月05日

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被爆74周年原水爆禁止世界大会・広島大会の2日目は、「平和と核軍縮」「脱原子力」「ヒバクシャ」の課題について、分科会が開かれ、それぞれ個別の課題を中心に議論を重ねました。

平和と核軍縮については、第1分科会「沖縄で何が、起きているのか」(上写真)では、沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんとピースデポ代表の湯浅一郎さんが、沖縄・辺野古基地建設問題を中心に、今後の取り組みを展望しました。
第2分科会は「日・米・韓軍事同盟の行方」(上写真左)をテーマに、日本や韓国で進められている米軍再編や東北アジアの平和と安全にとってどのような取り組みが必要かを考えました。
「朝鮮半島の非核化と日本」を討議する第3分科会(上写真右)では、アメリカや韓国のゲストを含め、動き始めている朝鮮半島情勢をどう捉え、平和にむけた信頼をいかに作るかを議論しました。

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[脱原子力」については、第4分科会の「自然エネルギーの今とこれから」(上写真右)では、ドイツのゲストから脱原発のあり方を学び、日本における再生可能エネルギーの可能性などを考えました。
「原発政策の矛盾」について第5分科会(上写真左)では、韓国や各地の報告をもとに、原発政策の矛盾を明らかにし、脱原発社会の取り組みを考えました。
第6分科会の「福島の現実と課題」では、福島の運動団体からの報告を受け、復興や補償のあり方について、国や東京電力の責任を問う意見が相次ぎました。

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「ヒバクシャの現在」をテーマにした第7分科会(上写真左)では、ビキニ核実験から60年以上が経過する中で、現地の活動団体の報告を受けながら、ヒバクシャの連帯を問いました。
第8分科会は、初めて原水禁大会に参加した人を対象に、広島・長崎の被爆の実相と原水禁運動の経過について、広島県原水禁代表委員の金子哲夫さんなどが語りました(上写真右)。

国際シンポで東北アジアの非核化などを討論

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 午後から開かれた「国際シンポジウム」(上写真)は、「核兵器禁止条約採択から2年―東北アジアの非核化に向けて、日本は何をすべきか」をテーマに、パネラーとして、梅林宏道さん(上顔写真左・ピースデポ)、米国からスージー・アリソン・リットンさん(同写真中・ピースアクション)、韓国のソン・ヨンフン(同写真右・参与連帯)が、国連の「核兵器禁止条約」にどう向き合うか、朝鮮半島の非核化や東北アジアの安全保障、2020年の核拡散防止条約(NPT)の再検討会議に向けた運動について議論しました。

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