新着情報
ロシアによるウクライナ侵攻の終結が未だ見通せません。パレスチナ・ガザ地区では、イスラエルによる空爆など一方的で凄惨を極める攻撃によって、多くの市民、とりわけ女性と子どもの命が奪われ続けています。ロシアはベラルーシに戦術核を配備することで他国を牽制し、イスラエルの閣僚が原爆投下を容認する発言をするなど、核兵器使用のリスクも高まり続けています。アメリカ共和党の議員も戦争終結のために原爆投下やむなしという発言もありました。原爆被害の実相を無視し、原爆を肯定する発言を決して看過できません。 核兵器禁止条約の発効から3年が経ち、署名・批准する国は増えています。第2回締約国会議の中では、明確に「核抑
2024年06月14日
「被爆体験者」問題と「被爆二世」問題の解決に向けた院内集会を開催しました
原水禁は5月29日、「『被爆体験者』問題と『被爆二世』問題の解決に向けた院内集会」を開催し、約80人が参加しました。 「被爆体験者」課題について、長崎市議会議員の池田章子さんが経緯や国・県・市などの動向、被爆者認定を求める訴訟が長崎地裁で9月9日判決となる状況などを解説したのち、多長被爆体験者協議会長の山内武さんが早期解決を求める訴えを述べました。 また、「被爆二世」課題については全国被爆二世団体連絡協議会長の崎山昇さん、弁護士の在間秀和さんがこの間とりくまれてきた、国家補償と被爆二世への被爆者援護法適用を求める訴訟などのとりくみについて説明しました。
長崎県平和運動センターと原水禁長崎がとりくんできた、毎月9日、平和公園での「反核9の日座り込み」は、来る6月9日の行動で500回を迎えます。 この日は「『第500回反核9の日座り込み』500人集会」として開催し、またあわせて講演会が開催される予定ですので、ここにご紹介します。ぜひご参加ください。 「第500回反核9の日座り込み」500人集会 日時:6月9日(日)10時~11時30分 場所:長崎市・平和公園 講演会「原水禁運動の今とその課題」 日時:6月9日(日)13時30分~15時 講師:藤本泰成(原水禁前共同議長・現顧問) 場所:長崎地区労働福祉会館・講堂(長崎市
井上年弘(原水禁専門委員) ■志賀原発への視察 3月22日、社会民主党の志賀原発視察団とともに、今年1月の能登半島地震後の志賀原発構内に入りました。自民党、マスコミ関係者に続く3番目となる構内視察となりました。 構内での視察は、北陸電力が「見せたいところを見せる」というもので、あまり被災の跡が見られませんでした。とはいうものの、これまで北陸電力が公表していた敷地内での地震による破損部分11ヵ所以外にも、10センチほどの段差がある場所や建屋と地面との隆起らしきところがあるのが見られました。まだまだ敷地内にこのような段差や亀裂などが存在しているのではないかと思われます。原発周辺の
大会パンフ「2024 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」販売のご案内
私たちが置かれている現在の平和や核、ヒバクシャなどをめぐる状況をコンパクトに解説、基礎的な情報から学ぶことのできるパンフレットです。 『2024 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門』 原水禁 編 4月25日発行 A5サイズ 82頁 価格:500円 送料別 ◇ お申し込みは、FAX(03-5289-8223)、またはメール(office@peace-forum.top)でお名前、お届け先、品名、冊数を明記の上、ご注文ください。 <目次> ■核兵器廃絶にむけて 二〇二四年の「終末時計」、人類滅亡まで残り九〇秒/いま核兵器が使われた
6月30日『さよなら!志賀原発 全国集会in金沢』開催 のご案内
原水禁が事務局として参加するさようなら原発1000万人アクションが、さよなら!志賀原発ネットワークと共催で以下の集会を開催いたします。 記 1.6.30『さよなら!志賀原発 全国集会in金沢』 ■日 時 2024年6月30日(日)12:00 ブース開設 13:00 オープニングイベント 14:00 集会 15:30 パレード ■場 所 いしかわ四高記念公園(石川県金沢市広坂2丁目2) ■主 催 さよなら!志賀原発ネットワーク ■共 催 さようなら原発!1000万人アクション ■チラシはこちら 2.集会開催への賛同にご協力お願いします。(賛同金の要請はありません) ■
4月26日、東京・連合会館において、「原水爆禁止日本国民会議第100回全国委員会」を開催し、2024年度の運動方針を討論・決定しました。その際、以下の全国委員会アピールを採択しましたので、ここに掲載します。 原水爆禁止日本国民会議 第100回全国委員会アピール ヒロシマ・ナガサキでの原爆投下の後、占領下の日本ではアメリカのプレス・コードによって、その被害の実相を語ることが禁じられました。その間に被爆者に対する厳しい差別が生じ、被爆者は口を閉ざさざるを得なかったという歴史的経過があります。このことと向き合い、原水禁は、ヒロシマ・ナガサキの被爆の実相継承を原点としながら、また1954年
4月24日、「ALPS処理水」停止を求める署名、要請提出と関連質問を行いました
2024年4月24日(水)、衆議院第二議員会館会議室にて、「『ALPS処理水』の海洋放出を直ちに停止することを求める署名」提出と関連質問の質疑を行いました。 出席者: 福島県平和フォーラム 原子力資料情報室 原水爆禁止日本国民会議 経済産業省 外務省 原子力規制庁 山崎誠衆議院議員 冒頭に、第一次集約分署名184,712筆(うち 紙署名 176,426筆、オンライン署名 8,286筆)を経済産業省へ提出しました。原水禁・谷事務局長から署名の趣旨や全国の皆さんの声を報告、また要請事項「『ALPS処理水』の海洋放出を直ちに停止してください」を改めて強調し
3月16日、福島県民大集会が行われました【17日のフィールドワーク報告も掲載】
事故から13年にあたる2024年3月16日、福島市パルセいいざかで「原発のない福島を!県民大集会」が開催され、全国各地から1100人が参加しました。 愛宕陣太鼓連響風組の力強い演奏から始まり、実行委員長のあいさつ、さようなら原発1000万人アクションからの連帯の挨拶と続き、福島の様々な現状(生産者の思い、生活再建の状況、健康被害の課題、再生可能エネルギー)が報告され、福島を風化させないという強い思いのこもった「福島からの発信」がなされました。 集会の最後には、「福島を風化させるな!」の文字が一面に並ぶプラカードアピールが行われました。 2024県民大集会アピール [P