7月, 2021 - 原水禁

【緊急のご案内】2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催方法変更について【長崎大会】

2021年07月31日

長崎大会の開催方法が変更となりましたので、ご案内いたします。

 

1.長崎大会(8/8・9)は、一定の条件のもと開催致します。

ただし、「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が出されている都道府県からの参加につきましては、長崎大会への参加を見合わせていただくよう要請致します。

また、感染が急速に拡大し、県独自の「感染拡大防止対策」等が出されている県からの参加につきましては、今一度、慎重にご判断いただくよう要請致します。

そして、上記に該当しない県からの参加につきましては、感染拡大させないために、「原水禁大会参加者注意事項」を参加者に徹底していただくよう再度要請致します。

※ なお、講師・報告者、分科会運営委員の方は、予定通り行いますので、長崎へお集まりください。

 

【緊急のご案内】2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催方法変更について【広島大会】

において、「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催方法変更について、ご連絡致しました。

その際、「開催方法を含め、現在検討中」とお伝え致しました長崎大会について、開催地の長崎と共同議長3名を含めた事務局で協議の結果、上記のように開催することに致しました。

大会参加を予定されていた皆様におかれましては、参加体制の確立および参加者の事前申し込みにご協力いただいておりました。長崎大会1週間前に、このようなご連絡をすることになり、大変申し訳ありません。事務局判断をご理解いただき、長崎大会参加者へのご連絡の徹底をよろしくお願い致します。

 

 

1.長崎大会(8/8・9)は、開催致します。

ただし、「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が出されている都道府県からの参加につきましては、長崎大会への参加を見合わせていただくよう要請致します。

また、感染が急速に拡大し、県独自の「感染拡大防止対策」等が出されている県からの参加につきましては、今一度、慎重にご判断いただくよう要請致します。

そして、上記に該当しない県からの参加につきましては、感染拡大させないために、「原水禁大会参加者注意事項」を参加者に徹底していただくよう再度要請致します。

 

8月8日(日)

10:30~11:45 開会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

14:00~16:30 分科会   ※ 8/12以降原水禁ホームページに掲載予定

 

8月9日(月)

9:00~9:45 閉会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

10:00~10:45 平和行進

11:02     黙祷

以上

 

【緊急のご案内】2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催方法変更について【広島大会】

2021年07月28日

広島大会の開催方法が変更となりましたので、ご案内いたします。

 

1.広島大会は、広島へ集まらず、完全オンラインで開催致します。

 ※ なお、分科会運営委員の方は、分科会収録を予定通り行いますので、広島へお集まりください。

 ※ 広島現地に集まる、原水禁本部、分科会運営委員、分科会講師・報告者は、広島県が、県外から来られる方にPCR検査を無料で実施していますので、必ず受診してください。

2.長崎大会(8/8・9)は、予定通り開催することとしますが、感染症拡大の状況を注視しながら、開催方法を含め、現在検討中です。

3.福島大会(7/31)は、予定通り開催致します。

4.国際シンポジウム(8/6)は、完全オンラインで開催致します。

 

 すでにご案内の通り、2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」は、参加規模を2019年「被爆74周年大会」よりも大幅に縮小しますが、「人が集う」ことで感じられる空気感を大切にするとともに、現地での様子が少しでも伝えられるようにオンライン併用での開催準備を進めてきました。

 しかし、新型コロナウイルス感染症は拡大し続け、本日7月28日の感染者数は、東京都の3,177名をはじめ、いくつかの都府県でこれまでで最も多い感染者数となるなど、全国的に拡大している状況です。

 以上の状況を考慮し、開催地の広島・長崎・福島と共同議長3名を含めた事務局で協議の結果、上記のように開催方法を変更致します。

 大会参加を予定されていた皆さまにおかれましては、参加体制の確立および参加者の事前申し込みにご協力いただいておりました。大会3日前に、このようなご連絡をすることになり、残念であり大変申し訳ありません。事務局判断をご理解いただき、広島大会参加者へのご連絡の徹底をよろしくお願い致します。

 

 

1.広島大会は、完全オンラインで開催致します。

8月5日(木)

10:45~12:00 開会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

14:00~16:30 分科会   ※ 8/8以降原水禁ホームページに掲載予定

8月6日(金)

9:30~10:15 閉会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

 

2.長崎大会(8/8・9)は、予定通り開催することとしますが、感染症拡大の状況を注視しながら、開催方法を含め、現在検討中です。

8月8日(日)

10:30~11:45 開会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

14:00~16:30 分科会   ※ 8/12以降原水禁ホームページに掲載予定

8月9日(月)

9:00~9:45 閉会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

10:00~10:45 平和行進

11:02     黙祷

 

3.福島大会は、予定通り開催致します。

7月31日(土)

13:00~14:00 開会行事  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

14:15~16:45 分科会   ※ 8/4以降原水禁ホームページに掲載予定

 

4.国際シンポジウムは、完全オンラインで開催致します。

8月6日(金)

10:30~12:30 核兵器課題  ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

16:00~18:00 脱原発・エネルギー課題

※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信

 

5.広島現地に集まる方は、広島県が、県外から来られる方にPCR検査を無料で実施していますので、必ず受診してください。受診方法等は以下をご確認ください(広島県公式ホームページでもご確認いただけます)。

(1)期間 2021年7月20日(火)~8月31日(火)

(2)対象者 やむを得ない理由で県外から帰省される方 (無症状者)

       ※申込時に広島県の帰省先住所(宿泊ホテル住所)をご記入いただきます。

(3)検査料 無料

(4)実施場所 以下の3ヶ所です。

  ① 広島空港(到着ゲート臨時PCRスポット

  ※ 検査キットは広島駅や最寄りのPCRセンターに提出してください。

  ② 広島駅北口(ペデストリアンデッキ臨時PCRスポット)

  ③ 小谷サービスエリア(下り線)(PCRセンター)

 

以 上

 

 

【8/6 国際シンポジウム】被爆76周年原水爆禁止世界大会

2021年07月24日

被爆76周年原水爆禁止世界大会 8月5日 国際シンポジウム

 

原水禁大会では、これまでにも海外からゲストを招致し、海外の事例を検討し、日本がどのように政策を進めていくべきか、議論を重ねてきました。

2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」では、これまでにも議論されることが多かった核兵器課題のみならず、脱原発・エネルギー政策課題の二つのシンポジウムを開催します。

パネリストプロフィールのほか、コーディネーターを務める藤本泰成原水禁共同代表が作成した「キーノート」(国際シンポジウム開催にあたって共有すべき課題)は、当該ページの下部にPDF、wordで掲載していますので、是非、ご覧ください。

※パネリストのプレゼンテーション資料につきましては、日本語、英語で、現在作成中です。

 

 

国際シンポジウムⅠ(核兵器課題) 「核なき世界~被爆の日に願う~」

日 時 2021年8月6日(金) 10:30~12:30
会 場 広島県民文化センター/広島市中区大手町1丁目5−3
配 信 YouTube原水禁チャンネル
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会
登壇者 コーディネーター:藤本泰成(原水爆禁止日本国民会議共同議長)

パネリスト:秋葉忠利(原水爆禁止日本国民会議顧問)

ケビン・マーチン(アメリカ・ピースアクション)

グレゴリー・カラーキー(アメリカ・憂慮する科学者同盟)

内 容 アメリカでバイデン政権が成立し、新STARTの延長など、世界は核軍縮に向かっているかのように見える。しかし、一方で、イギリスの核増強、中国の台頭、イラン核合意の行方など、現実は厳しさを増している。そのような中、唯一の戦争被爆国・日本はどうすべきか。日本がアメリカの同盟国である以上、東アジアの非核化を実現するためには、米中対立を避けて通れない。核廃絶に向けて、日本、アメリカ、中国の動きを中心に考えていきます。

 

 

YouTube配信URL

10:25~配信開始

 

 

国際シンポジウムⅡ(脱原発・エネルギー政策課題)「原発事故から10年~エネルギー政策転換~」

日 時 2021年8月6日(金) 16:00~18:00
配 信 YouTube原水禁チャンネル
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会
登壇者 コーディネーター:藤本泰成(原水爆禁止日本国民会議共同議長)

パネリスト:松原弘直(環境エネルギー政策研究所(ISEP)理事)、

Stefan Wentzel(ドイツ・緑の党)、

金賢雨(韓国・脱核新聞運営委員長)

基調提起:武藤類子(福島原発告訴団代表)

内 容 国際社会に先駆けて「脱原発」という課題に向き合ってきたドイツと、日本同様に米国の影響の下、原発社会を構成してきた隣国の韓国からゲストを迎え、福島原発事故の反省にたって、今日本の進むべき道がどのようなものかを考えていきます。

 

 

YouTube配信URL・QRコード

15:55~配信開始

 

 

 

◆パネリストプロフィールやキーノートを含めたご案内はこちらから

国際シンポジウム/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)

国際シンポジウム/参加者配布用大会案内抜粋(word)

YouTube配信QRコード一覧表(PDF)

※パネリスト資料(日本語、英語)は後日掲載いたします。

 

 

 

【8/8~9 長崎大会】被爆76周年原水爆禁止世界大会

2021年07月23日

被爆76周年原水爆禁止世界大会 8月8日~9日 長崎大会

被爆76周年にあたって、改めて核兵器廃絶・脱原発・平和と民主主義を守るとりくみについて発信し、ともに学び合い、「核も戦争もない平和な21世紀を!」めざして、活動を強化していきます。長崎大会の開催をとおして、原水禁運動の原点である「被爆の実相」を学ぶ機会になることを追求します。

 

◆長崎大会・開会行事

日 時 2021年8月8日(日) 10:30~11:45
会 場 長崎ブリックホール国際会議場/県長崎市茂里町2−38
中継会場 勤労福祉会館2階講堂/長崎市桜町9−6
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会

 

YouTube配信URL

10:25~配信開始

 

◆長崎大会・分科会案内

日 時 2021年8月8日(日) 14:00~16:30

分科会については、生配信は致しません。後日、分科会のまとめ動画または報告を掲載いたします。

 

第1分科会 核兵器禁止条約発効の効果と今後の課題

会 場 勤労福祉会館2階講堂
講 師 川崎哲(ピースボート)、川野浩一(原水禁共同議長)、

中村涼香(ノルウェー派遣平和大使・議員ウォッチ)

内 容 核兵器禁止条約は、2017年7月に採択され、2021年1月に発効するまでに、様々な形で世界に影響を及ぼしています。条約発効にともない、核軍縮に向けて、どのようなことが行われ、どのように世界が動いていくのかを学びます。

また、原水禁共同議長、ご本人から被爆体験、核兵器廃絶運動に取り組む思いを聞きます。

そのほか、学生の核兵器廃絶活動についても報告してもらいます。

 

第2分科会 核燃料サイクル政策の破綻、なぜ日本は決断しないのか

会 場 ブリックホール国際会議場
講 師 沢井正子(元原子力資料情報室)、原水禁鹿児島、原水禁佐賀、

岩瀬愛佳(Fridays For Future長崎、長崎県立諫早高校二年)

内 容 日本は46トンものプルトニウムを保有しています。原発が稼働し、核燃料サイクルが確立すれば、「将来にわたって日本のエネルギーは安定的である」といまだに言い続ける電力会社と日本政府。核燃料サイクルの破綻は明らかであるにも関わらず、何故いまだに日本は政策変更を決断しないのか。日本の核燃料サイクルの問題点をうきぼりにします。

また、川内原発(鹿児島)、玄海原発(佐賀)が抱える問題を、脱原発運動に取り組む立場から報告をしてもらいます。

そのほか、「原発と環境問題」「若者のアプローチ」をテーマに、環境問題に取り組む若者からの報告を聞きます。

 

第3分科会 被爆二世とは何か、その課題と自身の役割、次世代へ繋ぐ

会 場 NBC2階メディアツー
講 師 青木栄(熊本県高教組)、平野伸人(高校生平和大使派遣委員)、

大隈ゆうか(第23代高校生平和大使)、大澤新之介(第23代高校生平和大使)

内 容 被爆体験の「継承」に焦点を当て、被爆二世の活動を学びます。二世、三世と数字が大きくなっていくことで、被爆体験が風化しないようにするため、どのような意識で活動をしているのか、これまでに体験したこと、現在の活動についてお話を聞きます。そのうえで、今後の運動の展開について考えていきます。

また、被爆体験を「継承」する意志をもった若者が、どのような活動をしているかの報告を聞きます。

 

第4分科会 見て、聞いて、学ぼうナガサキ

会 場 NBC3階ビデオホール
講 師 山川剛(長崎県原爆被爆教職員の会副会長)、西岡由香(漫画家)
内 容 戦争を体験していない人に戦争の恐ろしさを伝える難しさ、伝えるための工夫について話を聞きます。多数のスライドを用いて伝える被爆体験から、「戦争」、「被爆」とは何かを学びます。

また、「原爆に関する紙芝居」を通して、被爆体験の継承問題について、考えていきます。

 

 

◆長崎大会・閉会行事

日 時 2021年8月9日(月) 9:00~9:45
会 場 長崎県立総合体育館/長崎市油木町7-1
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会

 

YouTube配信URL

8:55~配信開始

 

長崎大会・平和行進

出 発 2021年8月9日(月) 10:00 (閉会総会終了後)
平和行進 県立総合体育館~爆心地公園/長崎市松山町5
黙とう 11:02 爆心地公園

 

 

◆開会行事・分科会資料を含めた長崎大会のご案内はこちらから

長崎大会/参加者配布用大会案内抜粋(word)

長崎大会/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)

分科会講師一覧表(PDF)

YouTube配信QRコード一覧表(PDF)

 

 

 

【8/5~6 広島大会】被爆76周年原水爆禁止世界大会

2021年07月23日

被爆76周年原水爆禁止世界大会 8月5日~6日 広島大会

被爆76周年にあたって、改めて核兵器廃絶・脱原発・平和と民主主義を守るとりくみについて発信し、ともに学び合い、「核も戦争もない平和な21世紀を!」めざして、活動を強化していきます。広島大会の開催をとおして、運動の広がりと継承につなげていきます。

※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。

 

◆広島大会・開会行事

日 時 2021年8月5日(木) 10:45~12:00
会 場 広島県民文化センター/広島市中区大手町1丁目5−3
中継会場 YMCA国際文化ホール/広島市中区八丁堀7−11
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会

 

YouTube配信URL

10:40~配信開始

 

◆広島大会・分科会案内

日 時 2021年8月5日(木) 14:00~16:30

分科会については、生配信は致しません。後日、分科会のまとめ動画または報告を掲載いたします。

 

第1分科会 核保有国と核保有を望む国、日本との関係

会 場 YMCA国際文化ホール
講 師 湯浅一郎(ピースデポ)、高原孝生(明治学院大学)、畠山澄子(ピースボート)
内 容 「日本に迫る危険を回避するためには、アメリカの核の傘に頼らざるをえない」という日本政府の詭弁を糾す具体的な政策として、「東北アジア非核地帯構想」が提言されています。核抑止から抜け出すために何が必要か。また、核兵器の問題を日本では、世界ではどのように捉えられているか、意識の変化の問題を含めて議論を進めます。そのほか、「核兵器の近代化」についても報告してもらいます。

 

第2分科会 気候変動と脱原発、自然エネルギーの今とこれから

会 場 ワークピア・芙蓉
講 師 末田一秀(はんげんぱつ新聞編集委員)、桃井貴子(気候ネットワーク)、

奥野 華子(Fridays for Future 広島)

内 容 2021年3月、原水禁は「原水禁エネルギープロジェクト」と題し、脱原発・脱炭素社会の実現のためのエネルギー政策提言を発表しました。プロジェクトの中で委員を務めたお二人に、脱原発、脱炭素をキーワードに大胆な政策転換が求められる理由、今後進むべき道を示してもらい、エネルギーの未来を考えます。そのほか、気候変動に問題意識を持つ若者主体のムーブメントについて、若者独自の視点で、報告してもらいます。
※追加資料 広島大会 第2分科会 末田一秀「脱原発に向けての課題」

 

第3分科会 在外被爆者と日本の戦争責任、その歴史認識問題について

会 場 RCC文化センター
講 師 在間秀和(弁護士)、相原由奈(第15代高校生平和大使)、

井上つぐみ (第18代高校生平和大使)

内 容 戦争・被爆の問題について、歴史、制度、法律、それぞれの観点から網羅的に考えます。そこで浮かび上がる問題の一つ、「在外被爆者」をキーワードに、国外に存在する被爆者の問題を考えます。また、「被爆体験伝承」の研修について、報告をしてもらいます。
※追加資料 広島大会 第3分科会 相原由奈(訂正版)

 

第4分科会 見て、聞いて、学ぼうヒロシマ

会 場 チューリッヒ東方4階
講 師 金子哲夫(原水禁共同議長)
内 容 2021年1月に核兵器禁止条約が発効しました。条約の発効は「核兵器の終わりの始まり」です。これまでどのような思いで原水禁運動が取り組まれてきたか、原水禁運動がどのような変遷をたどってきたのか。様々な角度を切り口に、原水禁運動の歴史を学びます。

 

 

◆広島大会・閉会行事

日 時 2021年8月6日(金) 9:30~10:15
会 場 広島県民文化センター/広島市中区大手町1丁目5−3
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会

 

YouTube配信URL

9:25~配信開始

 

◆開会行事・分科会資料を含めた広島大会のご案内はこちらから

広島大会/参加者配布用大会案内抜粋(word)

広島大会/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)

分科会講師一覧表(PDF)

YouTube配信QRコード一覧表(PDF)

 

【7/31 福島大会】被爆76周年原水爆禁止世界大会

2021年07月23日

被爆76周年原水爆禁止世界大会 7月31日 福島大会

2021年3月11日、東日本大震災・福島第一原発事故から10年が経過し、原発事故の「風化」が懸念されつつも、事故の収束は未だに見えないままです。一方、トリチウムを含む処理水は増え続け、4月13日、政府は関係閣僚会議を開き「海洋放出」の方針を決定し、2年後の2023年を目途に福島第一原発敷地内から放出に着手するとしました。

福島原発事故から10年という節目で開催される「被爆76周年原水爆禁止世界大会・福島大会」は、「復興」という言葉では隠せない福島が抱える問題について、追求していきます。

 

◆福島大会・開会行事

日 時 2021年7月31日(土) 13:00~14:00
会 場 パルセいいざか/福島市飯坂町筑前27−1
主 催 被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会

 

YouTube配信URL

12:55~配信開始

 

◆福島大会・分科会案内

日 時 2021年7月31日(土) 14:15~16:45

分科会については、生配信は致しません。後日、分科会のまとめ動画または報告を掲載いたします。

 

第1分科会 廃炉と被曝労働

会 場 パルセいいざか 2階ホワイエ
講 師 仙波千鶴(福島原発被爆労働裁判原告)、狩野光昭(社民党福島県連合代表)、

小野葵(第23代平和大使)、橋本花帆(第24代平和大使)

内 容 福島原発事故から10年を経過してもなお、先が見えない廃炉問題を入り口に、福島が抱える問題を追及します。福島原発事故による被害は、事故発生当時だけではなく、廃炉作業に関わる労働者にとって、現在進行形の問題です。「過労死裁判」の原告、「原発労働」の相談を受ける立場から見た福島原発事故による被害がどれほどのものか、真実をお話しします。また、若者の平和活動についても話を聞きます。

 

第2分科会 ヒバクによる健康被害から学ぶ

会 場 パルセいいざか コンベンションホール
講 師 相沢一正(脱原発とうかい塾世話人代表)、崎山昇 (被爆二世協)、

吉井佳音(第23代平和大使)、佐藤麻友華(第24代平和大使)

内 容 国策で原発を推進した結果、福島事故を起こした国の責任を問い、国の責任で被害者の健康を生涯にわたって保障させるために、『健康手帳』の交付等を含む法整備を求める具体的な運動を、福島からどうつくっていくのか、また原水禁運動としてどう取り組むのか、全国の仲間と共に学び・交流・連帯・議論する場とします。また、若者の平和活動についても話を聞きます。

 

◆開会行事・分科会資料を含めた福島大会のご案内はこちらから

福島大会/参加者配布用大会案内抜粋(word)

福島大会/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)

分科会講師一覧表(PDF)

YouTube配信QRコード一覧表(PDF)

 

 

【現地参加・詳細】被爆76年原水爆禁止世界大会の開催について

2021年07月21日

開催にあたって

2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」は、原水禁運動の課題が山積する中で開催します。「人が集う」ことで感じられる空気感を大切にするとともに、時や場所に縛られることなく各地からも視聴できるようなオンライン併用としています。これまでの開催方法・内容に捉われることなく、ゼロからの発想で組み立てることで、原水禁運動に携わるすべての人々とこれまで以上に協同できる広場とします。

また、参加者数に一定の制限を求めるとともに、感染症対策を実施いたします。

参加者の皆様は、「注意事項」をしっかりとご確認ください。

原水禁大会参加者注意事項のPDFはこちらから

 

全体日程表

※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。

全体日程表のPDFはこちらから

 

その他

原水禁大会の参加関係各組織(大会実行委員会関係)宛に、7月15日にご案内した各種データは以下の通りです。

併せて、参加章を携帯するためのネームタグをお送りしています。(福島、広島、長崎現地枠でご参加の方は、参加章が異なる場合がございます)

参加者問診票(参加会場ごとにご提出ください)

各県・各組織長崎宿泊先調査

参加章データ (印刷後切り取ってご使用下さい)

 

 

第6次エネルギー基本計画(素案)に対する原水禁声明発出

2021年07月27日

7月21日、経済産業省は、第6次エネルギー基本計画(素案)を発表しましたので、原水禁として、声明を発します。

 

第6次エネルギー基本計画(素案)に対する原水禁声明

 

 7月21日、経済産業省は、第6次エネルギー基本計画の素案を発表した。温暖化ガスの排出量を、2030年度に、2013年度比で46%削減するとの国際公約を踏まえ、再生可能エネルギーの2030年度の発電比率目標を36~38%と引き上げた。計画では「2050年のカーボンニュートラル実現に向け、主力電源として最大限の導入にとりくむ」として、再生可能エネルギーの比率を、2019年度実績の約2倍、現在の目標値を14ポイントほど高くした。しかし、十分とは言えない。欧州委員会は、再エネ比率を2030年までに65%まで引き上げる目標を打ち出している。今後、さらなる比率のかさ上げをめざし、政府はさまざまな施策を打ち出すことが求められる。計画に記された、公共施設の活用、発電コスト低減、環境アセスや自然公園法などの課題克服などはもちろん、エネルギー問題が地域社会・個人生活の重要な課題であることから、地方自治体や地域社会全体で議論できるよう、システムの拡充が求められる。太陽光発電や風力発電の設置をめぐっては、地域住民とのトラブルも起きている。必要なエネルギーをどう確保するかを、地域社会の中で議論することも重要となってきている。

 一方で、原子力は依然としてベースロード電源として位置づけられ、20~22%と前回のエネルギー基本計画同様の発電比率が求められている。原発をめぐる情勢や世論を無視し、脱炭素を理由にして原発の活用を再度打ち出してきたことは、福島第一原発事故の被災者を愚弄するもので決して許されない。

 2011年3月11日の福島原発事故以降、エネルギーを巡る環境は、国際的にも国内的にも大きく変わった。今や、新規原発計画などありえない。安全対策によるコストの上昇やフクシマに象徴される原発事故の生活環境への壊滅的打撃などの現状を見据え、冷静に将来を見通す努力が求められている。計画では、原発の新規計画やリプレースを盛り込むことはできなかった。計画に記された原発の発電比率は、稼働中の10基、審査中の11基を含めて27基の原発を、稼働率80%で運転する必要がある。計画では「定期検査の効果的・効率的な実施や運転サイクルの長期化」を検討課題としているが、それはまさに安全対策の削減であり、無理な稼働率の引き上げは原発事故の可能性を高めるもので許されない。

 地球温暖化対策が世界規模での喫緊の課題とされる今、多くの国々で、化石燃料を利用した火力や原子力から脱却し、風力や太陽光、太陽熱などの再生エネの利用拡大へと急ピッチで進んでいる。日本の旧態依然たる「原発温存」の政策は、政策の硬直性を示し、再エネ普及の阻害要因となっている。「可能な限り原発の依存度を低減する」との表現は維持したが、一方で「安全性の確保を大前提に必要な規模を持続的に活用していく」としている。このような二律背反の姿勢では、将来のエネルギー政策を誤ることは間違いない。

 このような中途半端な政策は、目先の安易な利益に誘導され、原発の再稼働へ巨額の費用を投入させてきた。そのことは、再エネ普及に欠かせない送電網の拡充や蓄電池の普及とコスト削減など、さまざまな部分での阻害要因となってきた。

 また、電源別では最も安いと言われてきた原発の発電コストも引き上げてきた。今回、経済産業省が発表した2030年時点での発電コストの新たな試算では、原発は1キロワット時あたり11円台後半以上となり、太陽光(8円台前半~)、風力(9円台後半~)、LNG(10円台後半~)に抜かれた。政府や電力会社が福島原発事故以降も原発のコスト面での優位性を強調してきたが、その前提が崩れ、原発の「安全神話」の崩壊とともに、原発推進の理由が失われた。今後、原発の安全対策やバックエンド対策など、多くの不透明な費用負担を考えれば、さらにこのコストは膨らみ続ける。

 原水禁は、2021年3月、2030年までに原発・石炭火力ゼロを訴えた政策提言をまとめ、原水禁エネルギー・シナリオとして発表し、政府、経済産業省や国会議員へ提出してきた。 原水禁は、脱原発・脱炭素社会の実現は、気候危機に対する唯一の解決策であり、困難な道のりではあるが、達成可能と考えている。福島原発事故から10年。新たな状況を踏まえ、硬直化したエネルギー政策を見直し、脱原発・脱炭素社会へむけた行動を強く求める。環境に優しく、持続可能な社会は不可能ではない。

 

2021年7月27日

原水爆禁止日本国民会議

共同議長 川野 浩一

金子 哲夫

藤本 泰成

 

 

7/26「トリチウム汚染水(ALPS処理水)海洋放出の問題点」に関する政府交渉

2021年07月26日

 7月26日、原水禁を含む8団体は、「トリチウム汚染水(ALPS処理水)海洋放出の問題点」に関する政府交渉を、参議院会館で行いました。今回も、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮し、各団体1名程度の参加とし、計10名が参加しました(Web配信視聴者9名)。

 2020年7月3日・10月5日・12月11日に行われた同交渉に引きつづき、前回までに残された課題について、また、4月に政府が「海洋放出」方針決定したことにより、関係者との信頼関係が崩され不信感に逆行している現状について、再質問、新たな要請等を、外務省、経済産業省資源エネルギー庁に対し行いました。

 外務省からは、「今回、政府が決定した『海洋放出』方針は、ロンドン条約議定書における『海洋投棄』に当てはまらない。排水溝・パイプライン等からの排出は、『海洋投棄』ではない。ロンドン条約議定書を読み込んだ結果、このような結論に至った。」旨の回答がありました。まさに政府を擁護する官僚的解釈・官僚的答弁だとしか言いようがありません。

 また、経済産業省資源エネルギー庁からは、「政府が決定した『海洋放出』実施まで、2年ほどの時間を要する。この間も、関係者の方の理解を得られるよう努力する。希釈することによって『海洋放出』するので、環境等に与える問題がないことは、科学的見地を得ている。」旨の回答がありました。

 しかし、4月の政府による「海洋放出」方針決定は、2015年1月7日に開催された「第6回廃炉・汚染水対策福島協議会」における、糟谷廃炉・汚染水対策チーム事務局長補佐による「(ALPS処理水について)関係者の方の理解を得ることなくしていかなる処分もとることは考えておりません」との答弁、および経済産業省から福島県漁連への「関係者の理解なしにはいかなる処分も行いません」との文書回答(同年8月24日付)をめぐり、この約束・契約が守られていないこと、近代契約の原則に明らかに反していることを強く再指摘しました。

これまで同様に、福島県民・住民の立場に寄り添っているとは思えない答弁が多くあり、やりとりは平行線のままといわざるを得ません。

 

☆主催8団体:

脱原発福島県民会議

双葉地方原発反対同盟

原水爆禁止日本国民会議

原子力資料情報室

全国被爆2世団体連絡協議会

原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会

チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西

ヒバク反対キャンペーン

 

 

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