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ビデオ報告 被爆69周年原水爆禁止世界大会・長崎大会 第1日目

8月7日に長崎市で開かれた「被爆69周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」の第1日目の開会総会の内容をビデオにまとめました。(9分40秒)

原水爆禁止世界大会・広島大会のまとめ(藤本泰成・大会事務局長)

事務局長の藤本です。昨日までの積極的な議論に敬意を表します。若干の時間をいただいて、議論のまとめを行いたいと思いますが、議論のほんの一部に触れることしかできないことをお許しください。 7月15日に厚生労働省が公表した「2012年の子どもの貧困率」は、16.3%で過去最悪を更新しました。7月30日付の読売新聞の記事には、水道を止められ、電気も止められた部屋で、ひとり母親の帰りを待つ少女の話が掲載されました。水道を止められた部屋で、帰宅した母と空のペットボトルを抱えて公園で水をくみ、家に帰っておにぎり1個をほおばった。この日初めての食事。アジアの奇跡と言われる経済成長を遂げた日本の現実です。

原水禁世界大会・広島大会のまとめ集会 「核も戦争もない世界を」

米国による原爆投下から69年目となる8月6日、原水禁世界大会・広島大会は「まとめ集会」を開き、「核も戦争もない平和な21世紀を」と、ヒロシマアピールを採択するとともに、「集団的自衛権行使容認に反対する特別決議」も行いました。 600人の参加者が犠牲者へ黙とうを行った後、川野浩一・大会実行委員長は「今年の大会は核廃絶とともに、平和の危機が強調された。再び戦争につながる道を歩むのか岐路に立たされている。もう一度、広島、長崎、沖縄に学び、平和憲法を守る取り組みを進めよう」と呼びかけました。 高校生などが企画運営した「メッセージfromヒロシマ」実行委員が、昨日の模様を報告。子どもたちの平

被爆69周年原水禁世界大会・広島大会 ヒロシマアピール

ヒロシマアピール 「生きているうちに核兵器のない世界を」、被爆者は訴えます。 1945年8月6日午前8時15分、広島に投下された原子爆弾は「熱線」、「爆風」、「放射線」のもとその年の内に14万人もの生命を奪い去りました。そして69年が経つ今なお、被爆者やその後世代の心と健康を蝕み続け苦しめ続けています。 来年2015年には核不拡散条約(NPT)再検討会議、原爆投下70年を迎えます。私たちはここヒロシマの地に集まり、核廃絶・脱原発の流れを大きく前進させるための誓いを新たにしました。 世界には未だ約17000発の核兵器が存在しています。しかし一方で国際赤十字の核兵器の非人道性声明をきっかけ

原水禁世界大会・広島大会「集団的自衛権行使容認に反対する特別決議」

集団的自衛権行使容認に反対する特別決議  8月6日、あの悲惨な惨状を私たちは忘れることはできません。国益を守るとして始められたアジア・太平洋戦争、私たちの軍隊が行なった侵略戦争は、アジア諸国で2000万人、日本で310万人とも言われる犠牲者を出しました。例えば国内においても、沖縄戦をはじめ東京、大阪など各都市への空爆を引き起こし、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下をもたらしました。原爆は子や孫にまで影響を及ぼし、健康不安の中で、未だ癒えることのない傷跡を残しています。私たちはあの「過ちを繰り返しませぬから」と誓い、平和主義を基調とする「日本国憲法」を制定しました。平和憲法のもとで、69年間、日本

高校生平和大使が外務省「ユース非核特使」に 6日に広島で認証式

  8月6日、広島市内で、高校生平和大使に対し、外務省が「ユース非核特使」として委嘱する認証式が行われ、岸田文雄外相が一人ひとりに委嘱状を手渡しました。 この制度は昨年から行われているもので、被爆者の高齢化が進んでいることから,被爆の実相を国際社会及び将来に伝えるために、次世代(若者)への継承が必要とのことから、「ユース非核特使」として委嘱して、活動を後押しされています。昨年度の第16代高校生平和大使が「ユース非核特使」制度の第1号に選ばれたのに続き、今年の第17代平和大使も選ばれました。 高校生平和大使は、長崎県の市民団体がインド、パキスタンの核実験を受けて1998年に公募を開始。

2014年08月06日

ビデオ報告 被爆69周年原水爆禁止世界大会・広島大会 第2日目・3日目

被爆69周年原水禁世界大会・広島大会の第2日(8月5日)の分科会、国際会議、子どものひろばなどと、第3日目(8月6日)のまとめ集会の模様をビデオにまとめました(9分22秒)。

原水禁大会・広島大会2日目 分科会や国際会議で討論

      被爆69周年原水爆禁止世界大会・広島大会は8月5日の2日目に、分科会や国際会議、子どものひろばなど、多彩な取り組みが行われ、参加者は改めて核廃絶の決意を新たにしました。 分科会は「脱原子力」「平和と核軍縮」「ヒバクシャを生まない世界に」などの課題別に7つ開催されました、脱原子力の課題では、福島原発事故を受けて、原発再稼働問題や、原発に頼らないエネルギー政策をめざした運動について討議。明治大学名誉教授の藤井岩根さんは、福井県大飯原発の再稼働差し止め訴訟の判決を高く評価し、「憲法による人格権をもとに原発を拒否する運動を広げよう」と呼びかけました(上写真右)。 平和と核軍縮では

原水禁世界大会・広島大会に3300人 人類の未来のために核廃絶を

  「生きているうちに核兵器のない世界を」、被爆者は訴えます。 被爆69周年原水爆禁止世界大会・広島大会は、今年も「折り鶴平和行進」から始まりました。平和公園資料館前に集まった全国からの参加者約2000人は、時折、激しい風雨の中、横断幕やのぼり旗を手に「すべての核兵器をなくそう!」「全ての原発の廃炉をめざそう!」「すべてのヒバクシャ支援を実現しよう!」などの他、今年は特に安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け「平和憲法を守り、集団的自衛権に反対しよう!」などとシュプレヒコールをあげました。 夕方から広島県立体育館で開かれた開会総会には3300人が参加。犠牲者への黙とう後、