原水禁大会 - 原水禁 - Page 2
2024年07月04日
「被爆79周年原水爆禁止世界大会・福島大会」は、7月28日(日)、下記のスケジュール・内容で開催いたします。
日時:7月28日(日)13時~16時30分
場所:ビッグパレットふくしま・コンベンションホール
内容:
開会集会(13時~)
全体集会(13時30分~)
・基調講演…講師:飯田哲也さん(認定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所所長)「第7次エネルギー基本計画策定をめぐって」(仮題)
・報告…多々良哲さん(あいコープみやぎ理事・女川原発再稼働を許さないみやぎアクション世話人)
/近藤正道さん(原水爆禁止新潟県協議会理事長)
/松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長)
・高校生平和大使の訴え
閉会集会(16時20分~)
以下に大会への参加方法、交通案内を掲載していますので、ご確認ください。
大会への参加方法
(大会実行委員会構成団体以外の)個人・グループの方で参加される場合、下記の通りお願いします。
直接大会会場(ビッグパレットふくしま)にお越しのうえ、受付をお願いします。参加資料代はおひとり500円です。
【地図】
2024年06月14日
ロシアによるウクライナ侵攻の終結が未だ見通せません。パレスチナ・ガザ地区では、イスラエルによる空爆など一方的で凄惨を極める攻撃によって、多くの市民、とりわけ女性と子どもの命が奪われ続けています。ロシアはベラルーシに戦術核を配備することで他国を牽制し、イスラエルの閣僚が原爆投下を容認する発言をするなど、核兵器使用のリスクも高まり続けています。アメリカ共和党の議員も戦争終結のために原爆投下やむなしという発言もありました。原爆被害の実相を無視し、原爆を肯定する発言を決して看過できません。
核兵器禁止条約の発効から3年が経ち、署名・批准する国は増えています。第2回締約国会議の中では、明確に「核抑止力」を乗り越えていこうとする姿勢が示され、2025年3月の第3回締約国会議までにその道筋を描く計画が進んでいます。世界のヒバクシャと連帯して進めてきた原水禁運動としては、核兵器禁止条約の被害者救済の中に、ウラン鉱石の採掘によるヒバクシャも含めることを求めていく必要があります。
日本政府は福島第一原発事故の収束が見通せないにも関わらず、閣議決定によって原発推進政策に舵を切りました。「脱炭素」「エネルギーの安定供給」を理由に掲げていますが、原発はそのどちらにも当たらないことは明らかです。能登半島地震でも志賀原発が「想定外」の事態に陥り、重大な損傷が生じました。全国各地の原発の再稼働においても、住民の避難計画が策定されますが、その実効性は疑わしいと言わざるを得ません。
これらの課題に対して日本政府は、原水禁が最も大切にしてきた「命の尊厳」を重視しているとは言い難い態度や政策に終始しています。被爆国日本が国際社会において果たすべき役割は、明確な核絶対否定であるはずです。しかし、いまだアメリカの「核の傘」による安全保障に依拠しようとする日本政府が「核保有国と非保有国の橋渡し役」などと主張しても、他国からの信頼を得られるとは思えません。
本年開催の「被爆79周年原水爆禁止世界大会」は、被爆80周年となる来年につながる大会として、多くの参加が得られるよう準備を進めています。
核廃絶をめぐる世界情勢をみてもたいへん困難な状況にありますが、日本社会のみならず国際社会全体を、核廃絶に向け大きく揺り動かしていくことを、現実の課題としてとりくんでいきましょう。
詳細な内容は順次この記事(と個別記事)に追記していきますので、ご確認をお願いします。
【本大会のコンセプト】
①被爆の実相を原点としたヒバクシャの援護・連帯と核廃絶運動、それらの次世代継承を柱とします。
②核兵器禁止条約(TPNW)と核不拡散条約(NPT)による国際社会の核軍縮をめざします。
③東日本大震災・福島原発事故から学び、脱原発社会の実現をめざします。
【大会運営の基本ルール】
・これまでと同様に、「反核・非核で一致する」すべての人々に開かれたものとします。
・さまざまな立場の人たちが協同できる場とします。
・基本的な感染症対策の徹底により、開かれた大会が可能となるよう運営します。
デザイン:鷲尾友公さん
被爆79周年原水爆禁止世界大会・全体日程
本年の開催日程は下記のとおりです。
7月28日(日):
福島大会 13時~16時30分@ビッグパレットふくしま・コンベンションホール
〔全体集会と基調講演、原発現地からの報告〕
8月4日(日):
折鶴平和行進 15時40分~@広島平和記念公園~広島県立総合体育館
開会総会 17時~18時30分@広島県立総合体育館・大アリーナ
8月5日(月):
分科会 9時30分~12時30分@市内会場
ひろば 14時~16時30分@市内会場
フィールドワーク〔定員あり・先着順です〕
8月6日(火):
国際シンポジウム 9時~10時30分@広島県民文化センター・多目的ホール
〔「核兵器廃絶へ向けた一歩を踏み出すために」(同時通訳あり)〕
まとめ集会 10時30分~11時@広島県民文化センター・多目的ホール
→広島大会日程一覧(PDFファイル)(7月17日更新)
8月7日(水):
開会総会 15時~17時@長崎ブリックホール・大ホール
8月8日(木):
分科会 9時30分~12時/14時~16時30分@市内会場
ひろば 14時~16時@市内会場
8月9日(金):
閉会総会 9時~10時@長崎県立総合体育館・メインアリーナ
非核平和行進 10時15分~11時@長崎県立総合体育館~爆心地公園
→長崎大会日程一覧(PDFファイル)(7月22日更新)
大会への参加方法
(大会実行委員会構成団体以外の)個人・グループの方で参加される場合、下記の通りお願いします。
【福島大会】
直接大会会場(ビッグパレットふくしま)にお越しのうえ、受付をお願いします。参加資料代はおひとり500円です。
【広島大会】
大会資料や参加章、分科会整理券などをお渡ししますので、お手数ですが必ず大会現地事務局にお越しのうえ、参加登録をお願いします。参加費個人3000円(団体10000円)と資料代500円(団体の場合×人数分)です。なお、高校生は500円、中学生以下は無料です。
広島大会・現地事務局:自治労会館3階会議室(広島市西区横川新町7-22)
受付時間:8月3日(日)13時~17時/8月4日(月)9時30分~16時
【長崎大会】
大会資料や参加章、分科会整理券などをお渡ししますので、長崎ブリックホール内会議室の受付にお越しいただき、参加登録をお願いします。参加費個人3000円(団体10000円)と資料代500円(団体の場合×人数分)です。なお、高校生は500円、中学生以下は無料です。広島大会から継続してご参加される場合は、長崎大会分の資料代500円を追加でいただきます。
長崎大会・登録受付:長崎ブリックホール会議室(長崎市茂里町2-38)
受付時間:8月7日(水)9時30分~16時30分
大会基調
→被爆79周年原水爆禁止世界大会基調( pdf )
大会パンフレット(討議資料)「2024核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」
私たちが置かれている現在の平和や核をめぐる状況をコンパクトに解説したパンフレットです。ぜひご活用をお願いします。A5判・82ページ。頒価500円+送料実費(10冊以上の申し込みは送料無料)。
お申し込みはおなまえ・お送り先・冊数を明記のうえ、メール( office@peace-forum.top )またはファックス( 03-5289-8223 )でご連絡ください。
2021年08月09日
直前での開催方法の変更などもありましたが、被爆76周年原水爆禁止世界大会も無事に開催することが出来ました。
参加者の皆様、ご支援いただいた皆様、本当にご協力ありがとうございました。
原水禁大会の各種報告文書(アピールや挨拶文書など)を、PDFにて掲載しています。
【開催報告】被爆76周年原水爆禁止世界大会・福島大会
分科会まとめ 第1分科会
基調提起
フクシマアピール
開催の詳細・開会行事動画・各種資料はこちらから➡ 被爆76周年原水爆禁止世界大会・福島大会
【開催報告】被爆76周年原水爆禁止世界大会・広島大会
開会行事
基調提起
閉会行事
分科会まとめ 第1分科会 第2分科会 第3分科会 第4分科会
事務局長まとめ
ヒロシマアピール
開催の詳細・開閉会行事動画・各種資料はこちらから➡ 被爆76周年原水爆禁止世界大会・広島大会
【開催報告】被爆76周年原水爆禁止世界大会・長崎大会
開会行事
基調提起
閉会行事
分科会 第1分科会 第2分科会 第3分科会 第4分科会
事務局長まとめ
ナガサキアピール
開催の詳細・開閉会行事動画・各種資料はこちらから➡ 被爆76周年原水爆禁止世界大会・長崎大会
大会に寄せられたメッセージについて
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」に寄せられたメッセージのご紹介です。
メッセージ/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)
メッセージ/参加者配布用大会案内抜粋(Word)
メッセージ/福島大会別途配布(PDF)
メッセージ/福島大会別途配布(Word)
被爆76周年原水爆禁止世界大会・基調全文
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催にあたって、基調を提起させていただきました。
数ある原水禁課題を組み入れ、項目ごとに整理しています。資料集としてもご活用いただけます。
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調全文(word)
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調全文(PDF)
2021年07月31日
長崎大会の開催方法が変更となりましたので、ご案内いたします。
1.長崎大会(8/8・9)は、一定の条件のもと開催致します。
ただし、「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が出されている都道府県からの参加につきましては、長崎大会への参加を見合わせていただくよう要請致します。
また、感染が急速に拡大し、県独自の「感染拡大防止対策」等が出されている県からの参加につきましては、今一度、慎重にご判断いただくよう要請致します。
そして、上記に該当しない県からの参加につきましては、感染拡大させないために、「原水禁大会参加者注意事項」を参加者に徹底していただくよう再度要請致します。
※ なお、講師・報告者、分科会運営委員の方は、予定通り行いますので、長崎へお集まりください。 |
において、「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催方法変更について、ご連絡致しました。
その際、「開催方法を含め、現在検討中」とお伝え致しました長崎大会について、開催地の長崎と共同議長3名を含めた事務局で協議の結果、上記のように開催することに致しました。
大会参加を予定されていた皆様におかれましては、参加体制の確立および参加者の事前申し込みにご協力いただいておりました。長崎大会1週間前に、このようなご連絡をすることになり、大変申し訳ありません。事務局判断をご理解いただき、長崎大会参加者へのご連絡の徹底をよろしくお願い致します。
記
1.長崎大会(8/8・9)は、開催致します。
ただし、「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が出されている都道府県からの参加につきましては、長崎大会への参加を見合わせていただくよう要請致します。
また、感染が急速に拡大し、県独自の「感染拡大防止対策」等が出されている県からの参加につきましては、今一度、慎重にご判断いただくよう要請致します。
そして、上記に該当しない県からの参加につきましては、感染拡大させないために、「原水禁大会参加者注意事項」を参加者に徹底していただくよう再度要請致します。
8月8日(日)
10:30~11:45 開会行事 ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信
14:00~16:30 分科会 ※ 8/12以降原水禁ホームページに掲載予定
8月9日(月)
9:00~9:45 閉会行事 ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信
10:00~10:45 平和行進
11:02 黙祷
以上
2021年07月23日
被爆76周年原水爆禁止世界大会 8月8日~9日 長崎大会
被爆76周年にあたって、改めて核兵器廃絶・脱原発・平和と民主主義を守るとりくみについて発信し、ともに学び合い、「核も戦争もない平和な21世紀を!」めざして、活動を強化していきます。長崎大会の開催をとおして、原水禁運動の原点である「被爆の実相」を学ぶ機会になることを追求します。
◆長崎大会・開会行事
日 時 |
2021年8月8日(日) 10:30~11:45 |
会 場 |
長崎ブリックホール国際会議場/県長崎市茂里町2−38 |
中継会場 |
勤労福祉会館2階講堂/長崎市桜町9−6 |
主 催 |
被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会 |
YouTube配信URL
10:25~配信開始
◆長崎大会・分科会案内
日 時 |
2021年8月8日(日) 14:00~16:30 |
分科会については、生配信は致しません。後日、分科会のまとめ動画または報告を掲載いたします。
|
第1分科会 核兵器禁止条約発効の効果と今後の課題
|
会 場 |
勤労福祉会館2階講堂 |
講 師 |
川崎哲(ピースボート)、川野浩一(原水禁共同議長)、
中村涼香(ノルウェー派遣平和大使・議員ウォッチ) |
内 容 |
核兵器禁止条約は、2017年7月に採択され、2021年1月に発効するまでに、様々な形で世界に影響を及ぼしています。条約発効にともない、核軍縮に向けて、どのようなことが行われ、どのように世界が動いていくのかを学びます。
また、原水禁共同議長、ご本人から被爆体験、核兵器廃絶運動に取り組む思いを聞きます。
そのほか、学生の核兵器廃絶活動についても報告してもらいます。 |
|
|
|
第2分科会 核燃料サイクル政策の破綻、なぜ日本は決断しないのか
|
会 場 |
ブリックホール国際会議場 |
講 師 |
沢井正子(元原子力資料情報室)、原水禁鹿児島、原水禁佐賀、
岩瀬愛佳(Fridays For Future長崎、長崎県立諫早高校二年) |
内 容 |
日本は46トンものプルトニウムを保有しています。原発が稼働し、核燃料サイクルが確立すれば、「将来にわたって日本のエネルギーは安定的である」といまだに言い続ける電力会社と日本政府。核燃料サイクルの破綻は明らかであるにも関わらず、何故いまだに日本は政策変更を決断しないのか。日本の核燃料サイクルの問題点をうきぼりにします。
また、川内原発(鹿児島)、玄海原発(佐賀)が抱える問題を、脱原発運動に取り組む立場から報告をしてもらいます。
そのほか、「原発と環境問題」「若者のアプローチ」をテーマに、環境問題に取り組む若者からの報告を聞きます。 |
|
|
|
第3分科会 被爆二世とは何か、その課題と自身の役割、次世代へ繋ぐ
|
会 場 |
NBC2階メディアツー |
講 師 |
青木栄(熊本県高教組)、平野伸人(高校生平和大使派遣委員)、
大隈ゆうか(第23代高校生平和大使)、大澤新之介(第23代高校生平和大使) |
内 容 |
被爆体験の「継承」に焦点を当て、被爆二世の活動を学びます。二世、三世と数字が大きくなっていくことで、被爆体験が風化しないようにするため、どのような意識で活動をしているのか、これまでに体験したこと、現在の活動についてお話を聞きます。そのうえで、今後の運動の展開について考えていきます。
また、被爆体験を「継承」する意志をもった若者が、どのような活動をしているかの報告を聞きます。 |
|
|
|
第4分科会 見て、聞いて、学ぼうナガサキ
|
会 場 |
NBC3階ビデオホール |
講 師 |
山川剛(長崎県原爆被爆教職員の会副会長)、西岡由香(漫画家) |
内 容 |
戦争を体験していない人に戦争の恐ろしさを伝える難しさ、伝えるための工夫について話を聞きます。多数のスライドを用いて伝える被爆体験から、「戦争」、「被爆」とは何かを学びます。
また、「原爆に関する紙芝居」を通して、被爆体験の継承問題について、考えていきます。 |
|
|
◆長崎大会・閉会行事
日 時 |
2021年8月9日(月) 9:00~9:45 |
会 場 |
長崎県立総合体育館/長崎市油木町7-1 |
主 催 |
被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会 |
YouTube配信URL
8:55~配信開始
長崎大会・平和行進
出 発 |
2021年8月9日(月) 10:00 (閉会総会終了後) |
平和行進 |
県立総合体育館~爆心地公園/長崎市松山町5 |
黙とう |
11:02 爆心地公園 |
◆開会行事・分科会資料を含めた長崎大会のご案内はこちらから
長崎大会/参加者配布用大会案内抜粋(word)
長崎大会/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)
分科会講師一覧表(PDF)
YouTube配信QRコード一覧表(PDF)
2021年07月23日
被爆76周年原水爆禁止世界大会 8月5日~6日 広島大会
被爆76周年にあたって、改めて核兵器廃絶・脱原発・平和と民主主義を守るとりくみについて発信し、ともに学び合い、「核も戦争もない平和な21世紀を!」めざして、活動を強化していきます。広島大会の開催をとおして、運動の広がりと継承につなげていきます。
※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。
◆広島大会・開会行事
日 時 |
2021年8月5日(木) 10:45~12:00 |
会 場 |
広島県民文化センター/広島市中区大手町1丁目5−3 |
中継会場 |
YMCA国際文化ホール/広島市中区八丁堀7−11 |
主 催 |
被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会 |
YouTube配信URL
10:40~配信開始
◆広島大会・分科会案内
日 時 |
2021年8月5日(木) 14:00~16:30 |
分科会については、生配信は致しません。後日、分科会のまとめ動画または報告を掲載いたします。
|
第1分科会 核保有国と核保有を望む国、日本との関係
|
会 場 |
YMCA国際文化ホール |
講 師 |
湯浅一郎(ピースデポ)、高原孝生(明治学院大学)、畠山澄子(ピースボート) |
内 容 |
「日本に迫る危険を回避するためには、アメリカの核の傘に頼らざるをえない」という日本政府の詭弁を糾す具体的な政策として、「東北アジア非核地帯構想」が提言されています。核抑止から抜け出すために何が必要か。また、核兵器の問題を日本では、世界ではどのように捉えられているか、意識の変化の問題を含めて議論を進めます。そのほか、「核兵器の近代化」についても報告してもらいます。 |
|
|
|
第2分科会 気候変動と脱原発、自然エネルギーの今とこれから
|
会 場 |
ワークピア・芙蓉 |
講 師 |
末田一秀(はんげんぱつ新聞編集委員)、桃井貴子(気候ネットワーク)、
奥野 華子(Fridays for Future 広島) |
内 容 |
2021年3月、原水禁は「原水禁エネルギープロジェクト」と題し、脱原発・脱炭素社会の実現のためのエネルギー政策提言を発表しました。プロジェクトの中で委員を務めたお二人に、脱原発、脱炭素をキーワードに大胆な政策転換が求められる理由、今後進むべき道を示してもらい、エネルギーの未来を考えます。そのほか、気候変動に問題意識を持つ若者主体のムーブメントについて、若者独自の視点で、報告してもらいます。 |
|
※追加資料 広島大会 第2分科会 末田一秀「脱原発に向けての課題」 |
|
第3分科会 在外被爆者と日本の戦争責任、その歴史認識問題について
|
会 場 |
RCC文化センター |
講 師 |
在間秀和(弁護士)、相原由奈(第15代高校生平和大使)、
井上つぐみ (第18代高校生平和大使) |
内 容 |
戦争・被爆の問題について、歴史、制度、法律、それぞれの観点から網羅的に考えます。そこで浮かび上がる問題の一つ、「在外被爆者」をキーワードに、国外に存在する被爆者の問題を考えます。また、「被爆体験伝承」の研修について、報告をしてもらいます。 |
|
※追加資料 広島大会 第3分科会 相原由奈(訂正版) |
|
第4分科会 見て、聞いて、学ぼうヒロシマ
|
会 場 |
チューリッヒ東方4階 |
講 師 |
金子哲夫(原水禁共同議長) |
内 容 |
2021年1月に核兵器禁止条約が発効しました。条約の発効は「核兵器の終わりの始まり」です。これまでどのような思いで原水禁運動が取り組まれてきたか、原水禁運動がどのような変遷をたどってきたのか。様々な角度を切り口に、原水禁運動の歴史を学びます。 |
|
|
◆広島大会・閉会行事
日 時 |
2021年8月6日(金) 9:30~10:15 |
会 場 |
広島県民文化センター/広島市中区大手町1丁目5−3 |
主 催 |
被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会 |
YouTube配信URL
9:25~配信開始
◆開会行事・分科会資料を含めた広島大会のご案内はこちらから
広島大会/参加者配布用大会案内抜粋(word)
広島大会/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)
分科会講師一覧表(PDF)
YouTube配信QRコード一覧表(PDF)
2021年07月23日
被爆76周年原水爆禁止世界大会 7月31日 福島大会
2021年3月11日、東日本大震災・福島第一原発事故から10年が経過し、原発事故の「風化」が懸念されつつも、事故の収束は未だに見えないままです。一方、トリチウムを含む処理水は増え続け、4月13日、政府は関係閣僚会議を開き「海洋放出」の方針を決定し、2年後の2023年を目途に福島第一原発敷地内から放出に着手するとしました。
福島原発事故から10年という節目で開催される「被爆76周年原水爆禁止世界大会・福島大会」は、「復興」という言葉では隠せない福島が抱える問題について、追求していきます。
◆福島大会・開会行事
日 時 |
2021年7月31日(土) 13:00~14:00 |
会 場 |
パルセいいざか/福島市飯坂町筑前27−1 |
主 催 |
被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会 |
YouTube配信URL
12:55~配信開始
◆福島大会・分科会案内
日 時 |
2021年7月31日(土) 14:15~16:45 |
分科会については、生配信は致しません。後日、分科会のまとめ動画または報告を掲載いたします。
|
第1分科会 廃炉と被曝労働
|
会 場 |
パルセいいざか 2階ホワイエ |
講 師 |
仙波千鶴(福島原発被爆労働裁判原告)、狩野光昭(社民党福島県連合代表)、
小野葵(第23代平和大使)、橋本花帆(第24代平和大使) |
内 容 |
福島原発事故から10年を経過してもなお、先が見えない廃炉問題を入り口に、福島が抱える問題を追及します。福島原発事故による被害は、事故発生当時だけではなく、廃炉作業に関わる労働者にとって、現在進行形の問題です。「過労死裁判」の原告、「原発労働」の相談を受ける立場から見た福島原発事故による被害がどれほどのものか、真実をお話しします。また、若者の平和活動についても話を聞きます。 |
|
|
|
第2分科会 ヒバクによる健康被害から学ぶ
|
会 場 |
パルセいいざか コンベンションホール |
講 師 |
相沢一正(脱原発とうかい塾世話人代表)、崎山昇 (被爆二世協)、
吉井佳音(第23代平和大使)、佐藤麻友華(第24代平和大使) |
内 容 |
国策で原発を推進した結果、福島事故を起こした国の責任を問い、国の責任で被害者の健康を生涯にわたって保障させるために、『健康手帳』の交付等を含む法整備を求める具体的な運動を、福島からどうつくっていくのか、また原水禁運動としてどう取り組むのか、全国の仲間と共に学び・交流・連帯・議論する場とします。また、若者の平和活動についても話を聞きます。 |
|
|
◆開会行事・分科会資料を含めた福島大会のご案内はこちらから
福島大会/参加者配布用大会案内抜粋(word)
福島大会/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)
分科会講師一覧表(PDF)
YouTube配信QRコード一覧表(PDF)
2021年07月21日
開催にあたって
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」は、原水禁運動の課題が山積する中で開催します。「人が集う」ことで感じられる空気感を大切にするとともに、時や場所に縛られることなく各地からも視聴できるようなオンライン併用としています。これまでの開催方法・内容に捉われることなく、ゼロからの発想で組み立てることで、原水禁運動に携わるすべての人々とこれまで以上に協同できる広場とします。
また、参加者数に一定の制限を求めるとともに、感染症対策を実施いたします。
参加者の皆様は、「注意事項」をしっかりとご確認ください。
原水禁大会参加者注意事項のPDFはこちらから
全体日程表
※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。
全体日程表のPDFはこちらから
その他
原水禁大会の参加関係各組織(大会実行委員会関係)宛に、7月15日にご案内した各種データは以下の通りです。
併せて、参加章を携帯するためのネームタグをお送りしています。(福島、広島、長崎現地枠でご参加の方は、参加章が異なる場合がございます)
参加者問診票(参加会場ごとにご提出ください)
各県・各組織長崎宿泊先調査
参加章データ (印刷後切り取ってご使用下さい)
2021年06月12日
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」を開催します
被爆から75年、2020年「被爆75周年原水爆禁止世界大会」は、新型コロナウイルス感染症拡大にともない、大会史上初めての完全オンライン開催となりました。
人類史上初の核爆弾投下から76年、2021年1月22日、核兵器を「国際人道・人権法」に反する「非人道兵器」であるとして核兵器の取り扱いを禁止する、核兵器禁止条約が発効しました。被爆者や核実験被害者、原水禁運動、世界の反核運動が、長年に渡り追い求めてきた核兵器廃絶への歴史的一歩を踏み出し、核兵器廃絶という希望へ大きく前進しました。しかし、米ロ対立、米中対立、アジアへの中距離ミサイル配備の問題、イギリスの核弾頭増強政策など、核兵器をめぐる世界の状況は油断なりません。
また、2020年4月に開催予定だった核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、世界的な感染症拡大により複数回延期を繰り返し、2022年開催が検討されています。NPT第6条には、核軍縮と全面完全軍縮への努力義務が定められており、核兵器廃絶を進めるために一定の効果があります。
そして、2021年3月11日、東日本大震災・福島第一原発事故から10年が経過し、原発事故の「風化」が懸念されつつも、事故の収束は未だに見えないままです。一方、トリチウムを含む処理水は増え続け、4月13日、政府は関係閣僚会議を開き「海洋放出」の方針を決定し、2年後の2023年を目途に福島第一原発敷地内から放出に着手するとしました。
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」は、原水禁運動の課題が山積する中で開催します。「人が集う」ことで感じられる空気感を大切にするとともに、各地からも参加できるようなオンライン併用での開催準備を進めていきます。
未だに、新型コロナウイルス感染症は収束の気配が見えず、参加規模を2019年の74大会よりも大幅に縮小します。参加者の「安心・安全」を第一に考え、これまでの開催方法・内容に捉われることなく、ゼロからの発想で組み立て、大会を開催致します。
なお、感染症拡大等の状況により、75大会のように事務局中心で進めることや「完全オンライン」の大会開催になり得ることも、ご理解をお願いします。
被爆76周年原水爆禁止世界大会のコンセプト
①原水禁運動の原点である「被爆の実相」を意識し、②「核兵器禁止条約」と「2021NPT再検討会議」に焦点をあて、③「3.11東日本大震災・福島原発事故から10年」を回顧し今後に活かすこと、を中心とする。
大会運営の基本ルール
これまでと同様に、「反核・非核で一致する」すべての人々に開かれたものとし、さまざまな立場の人たちが協同できる広場とします。しかし、「コロナ禍」であることを考慮し、現地参加者数には一定の制限をかけさせていただきます。
感染対策の観点から、原水禁組織を中心に、事前に参加申し込みを行います。
また、日程を縮小するとともに、コンパクトに開催します。
大会の中の主要な行事は、YouTubenで生配信も予定していますので、大会へのオンライン参加もお願いします。
開会行事・閉会行事について
これまでに開催してきた各地の開会総会・閉会総会よりも、より内容を簡素化して行います。
開会行事は、主催者挨拶、被爆者の訴え、大会基調提起など。
閉会行事は、分科会のまとめ報告や大会アピールの採択を行います。
福島大会については、半日開催であり、開会行事のみを行い、閉会行事は行いません。
開会・閉会行事ともに、YouTube生配信を行います。
※一部の配信を除き、原水禁スタッフによる自前の配信となります。クオリティーについては、ご容赦ください。
※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。
国際シンポジウムについて
コロナ禍において、海外ゲストの招致は致しませんが、アメリカやドイツ、韓国などからオンラインで国際シンポジウムを開催いたします。YouTubeにて生配信いたします。
8月6日 10:30~12:30 核兵器課題
8月6日 16:00~18:00 脱原発・エネルギー政策課題
国際シンポジウムの登壇者プロフィールはこちら(word)
国際シンポジウムの詳細については、こちらをご覧ください。(国際シンポジウムのページにリンクしています)
分科会について
例年、原水禁運動として重要な課題、時事問題などを中心に8分科会を開催してきました。
今年は開催規模を縮小することもあり、分科会テーマを「平和と核軍縮」・「脱原子力」・「ヒバクシャ」・「見て、聞いて、学ぼう」と大きく4点としました。
4分科会を同時間帯に開催することもあり、YouTube生配信はできません。
可能な限り録画し、YouTubeチャンネルや原水禁ホームページで視聴していただけるように、工夫します。
併せて、「原水禁YouTubeチャンネル」への登録をお願いします。
分科会講師一覧表(PDF)
分科会資料、分科会詳細については、各大会案内ページをご覧ください。
※分科会関連データを各大会案内ページに掲載しました(7/24)
付帯行事について
分科会で扱いきれなかった課題を「ひろば」と題したワークショップで扱ってきましたが、本年は開催いたしません。
上関原発の視察ツアーなど、フィールドワークの開催予定もありません。
また、広島平和記念公園をめぐるフィールドワークやメッセージfromヒロシマなどの子ども向けのイベント開催もいたしません。
各種付帯行事は、感染対策の観点から開催いたしませんので、ご了承ください。
◇動画を活用した自主的なフィールドワークを推奨します
2020年「75大会」特別分科会1「見て、聞いて、学ぼうヒロシマ」講師:金子哲夫
フィールドワーク「被爆の実相から加害と被害の歴史をめぐる」
※広島市内の遺構・戦跡を解説する全13本の動画を掲載しています。
大会スローガンについて
メインスローガン
●核も戦争もない平和な21世紀に!
サブスローガン(9本)
●子どもたちに核のない未来を!
●政府は核兵器禁止条約を批准せよ!
●東北アジアに平和と非核地帯をつくりだそう!
●辺野古に基地をつくらせるな!めざそう基地のない日本
●原発事故被害者の切り捨ては許さない!安心して暮らせる福島を取り戻そう!
●許すな!再稼働 止めよう!核燃料サイクル めざそう!脱原発社会
●STOP!地球温暖化 増やそう!持続可能なエネルギー
●再びヒバクシャをつくるな!全てのヒバクシャの権利拡大を!
●憲法改悪反対! 平和と人権を守ろう!
大会基調について
大会参加者に配布する「大会案内冊子」に大会基調を掲載しています。
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調の全文はこちら(word)
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調の全文はこちら(PDF)
※基調データを掲載しました(7/24)
原水禁大会ポスターについて
大会のポスターデザインは、本年もデザイナーのU.G.サトーさんにお願いしました。
被爆76周年原水爆禁止世界大会ポスター(PDF)
6月14日より、各地の原水禁組織にお届けします。
そのほか、ポスターご入用の方は、お声掛けください。
E-mail:gensuikin.online@gmail.com
ポスターデザイン画像について
原水禁大会の開催に関連するチラシ作成等にご活用ください。
ポスターデザイン原画はこちら(JPEG)
ポスター応用デザインはこちら(JPEG)
※各種画像を掲載しました。
TOPに戻る