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【68大会・報告】長崎第1分科会/脱原子力1―学習・交流・討論編―フクシマを忘れない~被災者支援と連帯の課題

長崎第1分科会 脱原子力1―学習・交流・討論編―フクシマを忘れない~被災者支援と連帯の課題 講師 山口幸夫さん フクシマを忘れないために、4点の提起があった。①いまだ事故の検証がなされていない東京電力・福島第一原発事故、4つの事故調査報告書があるが、本当の事故原因はわからない②収束とは程遠い福島原発。汚染水処理のめどが立たず、再稼働、原発輸出できる状態ではない③被災地と被災者の深刻な問題。除染に展望がない。不十分な健康調査。被曝の全容調査が不可欠④規制する側が規則の虜になっている。フクシマを引き起こした構造的な問題。「原子力ムラ」を解体できるかは、住民、市民の運動しかない。

被爆68周年原水禁世界大会・長崎大会2日目 分科会やフィールドワークなど多彩

       8月8日、「被爆68周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」の2日目は、8つの分科会をはじめ、様々なひろば、フィールドワークなど多彩な催しが行われました。 第1分科会は「フクシマを忘れない~被災者支援と連帯の課題」として、福島原発事故問題を取り上げました。福島からの報告や、「被災者支援法」の実施などを討議しました(写真左)。第2分科会は「再稼働問題と脱原発に向けたエネルギー政策の展開」をテーマに、韓国やドイツのゲストからの報告も含め、原発に頼らないエネルギー政策を考えました(写真右)。 第3分科会は「核拡散と日本の原子力政策」で、破綻している核燃料サイクル、溜まり続けるプルト

原水禁世界大会長崎大会 基調提起(被爆68周年原水禁世界大会)

原水禁世界大会長崎大会 基調提起 被爆68周年原水爆禁止世界大会実行委員会 事務局長 藤本 泰成  「コリン・パウエル」。この名前を覚えているでしょうか。湾岸戦争の統合参謀本部長、実質の戦争指揮責任者で、ブッシュ政権の国務長官でした。ブッシュ政権は、北朝鮮・イラン・イラクを「悪の枢軸」ならず者国家と非難し、2003年に大量破壊兵器所持を理由にイラク戦争に突入しました。北朝鮮やイランは、米国との対抗上「核保有」を選択しました。パウエル元国務長官は、その要職を退いた後、自由な立場からオバマ大統領を支持し、発言を続けています。彼は、核廃絶へ向かう道は「日本が核兵器を持たない意志を再確認すること

原水禁世界大会・長崎大会が開幕 全国の高校生平和大使も参加

       被爆68周年原水爆禁止世界大会は、広島から長崎に移り、8月7日に開会総会が開かれ、1600人が参加しました。長崎県内を回る「反核平和の火リレー」によるオープニング、被爆者など核の犠牲者への黙とうを捧げた後、川原重信・長崎実行委員長が開会あいさつを行いました。 主催者あいさつに立った川野浩一・大会実行委員長は「長崎を最後の被爆地にとの願いもむなしく、福島原発事故が起きてしまった。そして、68年経っても様々な問題が解決していない。全ての核の廃絶しか私たちの未来はない」と述べるとともに、長崎の高校生を中心とした反核・平和の活動を紹介し、「私たちにはまだ希望が残されている。3日間

ビデオ報告 被爆68周年原水爆禁止世界大会・長崎大会の第1日目

8月7日に長崎市内で開かれた「被爆68周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」の第1日目の開会総会の様子をビデオにまとめました。(9分45秒)

広島大会まとめ(被爆68周年原水禁世界大会)

原水禁世界大会広島大会まとめ 被爆68周年原水爆禁止世界大会実行委員会 事務局長 藤本 泰成 ご紹介いただきました、藤本です。若干のお時間をお借りしたいと思います。 今、広島大会が始まろうとしていた8月4日の12時半、宮城県石巻市を中心に、震度5強を記録する地震が発生しました。「ぐらぐら揺れたから、ご飯半分で飛び出した」「おっかないもんだね。いつまで地震が続くのか」 あれから2年余を過ぎているのに、まだ余震なのかと思いますが、しかし、地球と人間の一生を比べると、あの東日本大震災からほんの何秒かが過ぎただけなのかもしれません 数人が怪我をされたと聞きましたが、それだけで済んだのが幸

ビデオ報告 被爆68周年原水禁世界大会・広島大会の3日目 まとめ集会

8月6日の「広島原爆の日」に開かれた「被爆68周年原水爆禁止世界大会・広島大会」の3日目(最終日)のまとめ集会の様子をビデオにしました(8分35秒)。

原水禁世界大会・広島大会3日目 まとめ集会でオリバー・ストーン監督ら参加

     アメリカによる原爆投下から68年目の8月6日、原水爆禁止世界大会・広島大会は、まとめ集会を行い、3日間の大会を終えて、長崎大会に引き継がれることになりました。 午前8時から平和記念公園で開かれた「平和記念式典」に続いて、9時半から中国新聞社ホールで開催された「まとめ集会」には700人が参加。原爆犠牲者への黙とうに続いて、主催者あいさつに立った川野浩一大会実行委員長は、「4日の開会総会から内容の濃い大会になった。討議の中で、東北アジアの非核地帯化の早期実現などの課題が明確になった。核廃絶の実現まで、被爆体験の継承が大切だ。長崎に論議をつなげよう」と呼びかけました。 若者や高校

子ども関連企画2013

『子どものひろば』 日時 2013年8月8日(木)9:30~12:30 会場 長崎県教育文化会館4F401会議室(定員70人) 長崎市筑後町2-1/TEL095-822-5195 コース (電車移動)⇒原爆資料館⇒爆心地公園「原爆中心碑」 内容 平和の歌や被爆体験の証言、原爆資料館や被爆遺構の見学を通して被爆の実相や核の恐ろしさを肌で感じてもらう原水禁版「平和教育」。 日程 9:30~10:00 歌と交流・ビデオ上映「ナガサキのこうま」 10:00~10:45 被爆体験の講話(城臺美弥子) 10:50~11:00 徒歩で移動(教育文化会館→長崎駅前・電