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マーシャル諸島・ビキニ環礁で第五福竜丸が被災し、また多くの島民や漁船が被災してから65年目を迎えました。被災し亡くなった第五福竜丸の久保山愛吉さんの「被爆者は私を最後にして欲しい」との強い反核・平和の願いにもかかわらず、世界には、15000発近くの核兵器が存在し、人類の生存そのものを脅かし続けています。世界では、平和を求める市民社会の声がありながら、しかし、テロや紛争が際限なく続き不安定な中にあります。 2017年7月には、被爆者が求め続けた核兵器禁止条約が国連で採択され、初めて核兵器の全面禁止が、国際社会に問われています。現在、条約の発効に向けて、世界各国で署名・批准がすすめられ
原水爆禁止日本国民会議は「高校生平和大使を支援する全国連絡会」を通じ、高校生平和大使の活動をサポートしています。第22代高校生平和大使の募集開始となりましたので、要綱をご案内いたします。https://peacefulworld10000.com/archives/3604 高校生平和大使派遣委員会は、1998年核兵器の廃絶と平和を願う被爆地の願いを世界に伝えることを目的に、若い世代の平和活動育成も兼ねて、市民のカンパで高校生平和大使の国連派遣に取り組み始めました。これまで21年間にわたりのべ200人以上の高校生平和大使が、「高校生1万人署名」などの活動成果を携えて国連を
原水爆禁止日本国民会議 議 長 川野浩一 事務局長 藤本泰成 米国ポンペオ国務長官は、2月1日、ロシアとの中距離核戦力(INF)廃止条約からの離脱を正式に表明した。2日には条約履行義務を停止し、ロシア側に通告した。米国は、オバマ前政権時代からロシアに対し、「条約に反して中距離ミサイルの開発を続けている」と非難してきた。トランプ大統領は声明で「ロシアは長きにわたり条約に違反してきた」「米国は一方的に条約に縛られる唯一の国ではいられない」と主張している。米ロ両国は、次官級協議を重ね、ロシアは今年1月23日に条約違反とされる新型の地上発射型巡航ミサイル「9M729」を報道陣などに
原子力規制委員会は、11月7日、稼働から40年を超える東海第二原発(茨城県東海村)の運転期間を、今後最長20年延長できることを認めた。原則40年とされていた原発の運転期間の延長は4基目で、老朽原発の稼働はきわめて危険として「運転延長は例外中の例外」としてきたこれまでのルールを、原子力規制委員会は自ら形骸化させている。原発稼働の長期化は原子炉容器の脆弱性を高めるとともに、様々な場所・場面での事故リスクをも高めていく。老朽原発の稼働は様々な問題を抱えるだけに、原水禁は今回の「運転期間延長」認可に強く抗議する。 東海第二原発は、福島第一原発と同じ沸騰水型原発(BWR)では初めて規制基準の
米・トランプ政権によるINF条約からの離脱発言に強く抗議する
米・トランプ大統領は、10月20日、1987年に米国と旧ソ連が締結した中距離核戦力(INF)全廃条約について、条約を引き継いだロシアが条約に違反して中距離巡航ミサイルの開発・実験・配備を続けていると批判し、INF条約から離脱する方針を示しました。加えて、中国の中距離ミサイル開発にも言及し、米国のみが条約を遵守しているとの不満を表明しています。トランプ大統領は、今後、米国や同盟国の安全保障を確保するために、通常弾頭型の中距離ミサイルの研究開発を含めた対抗措置を進めるとの意向を示しています。 ロシア側は、「米国は条約に違反しているという根拠のない非難を続けている。」と反論
さようなら原発全国集会に8000人 原発反対、政治を変えよう!
9月17日に東京・代々木公園で「いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に」をスローガンに「さようなら原発全国集会」が開かれ、8000人が参加しました。同集会は2011年3月の東京電力福島第1原発事故以来、「さようなら原発」一千万署名市民の会の主催で毎年春と秋に開かれ、原発事故の責任を問うと共に、再稼働反対、エネルギー政策の転換を求めてきました。今回は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」も協力し、安倍政権と対峙し、沖縄・辺野古新基地建設反対、同県知事選挙勝利も呼びかけました。(上写真はプラカードを掲げる参加者) 集会は俳優の木
7月28日に福島から始まった「被爆73周年原水爆禁止世界大会」は、8月9日の長崎大会で閉会しました。 長崎県立総合体育館で開かれた閉会総会には全国から1800人が参加、長崎大会実行委員会の松田圭治委員長(長崎原水禁会長・下顔写真左)は「73年前の今日、長崎市上空で原爆が投下され、多くの人が犠牲になった。それにも関わらず、安倍政権は各地の原発を再稼働させるとともに、沖縄・辺野古への新基地建設、南西諸島への自衛隊配備、佐世保への水陸機動団配備、佐賀空港へのオスプレイ配備など、九州各地で日米軍事一体化を進めている。核も戦争もない平和な社会をめざし奮起しよう」と呼びかけました。 原
2018年08月09日
1945年8月6日広島に、9日長崎に、米軍機によって投下された2発の原爆は、一瞬にして二つの都市を壊滅させ、その年の暮れまでに21万4千人余の命を奪いました。原爆投下後の地獄を生き抜いた人々も、原爆後障害や差別と偏見、経済的貧困など、筆舌に尽くしがたい苦難の道を歩んできました。 また、2011年3月11日に発生した東日本大震災は、多くの人々の命を奪いました。さらに東京電力福島第一原発の事故により、大地は放射性物質で汚染され、多くの原発被災者を生み出しました。事故から7年以上経った今でも、被災者は放射能による健康不安に怯え、5万人近くの人々は、苦しい避難生活を余儀なくされています。様々な形で人
2018年08月09日
被爆73周年原水禁世界大会・長崎大会 まとめ 原水爆禁止世界大会実行委員会 事務局長 藤本泰成 7月28日、福島大会で始まった原水禁世界大会は、広島大会に続いて本日の長崎大会閉会総会と非核平和行進で幕を閉じます。記録的な猛暑の中で、開会総会から、分科会、閉会総会と、足を運んで様々議論いただいたことに、心から感謝を申し上げます。 また、大会を通じて開催にご尽力いただきました大会実行委員会の皆さま、そして中央団体、各県運動組織の皆さまに、心から感謝を申し上げます。若干の時間を頂戴して、集会のまとめをさせていただきます。 東京電力が、福島第二原発の廃炉を決定しま
2018年08月09日