原水禁大会 - 原水禁 - Page 2
2024年08月05日
8月4日、「被爆79周年原水爆禁止世界大会・広島大会」開会総会が広島市・グリーンアリーナで行われ、約2200人が参加しました。
開会総会の前段には、平和記念公園から開会総会会場に向けた「折鶴平和行進」が行われました。全国各地からの参加者は炎天下の広島市街を行進し、大会会場のグリーンアリーナへと入場しました。

開会総会は岡本依純さん(第25代高校生平和大使)の司会のもと、すすめられました。はじめに原爆被害者への黙とうを参加者一同で行いました。

金子哲夫・共同実行委員長が主催者あいさつ。ウクライナやパレスチナなどの危機的状況に触れ、単に核兵器に反対するだけではなく、核兵器使用につながるすべての戦争に反対するのが「ヒロシマの心」だとし、アメリカと「拡大抑止」強化で合意した岸田首相は被爆者の想いを踏みにじっていると指摘。また、「核と人類は共存できない」というスローガンに込められた意味を、原水禁運動におけるさまざまなとりくみや経験を紹介しながら解説し、被爆80年に向け原水禁運動の強化を呼びかけました。

来賓として広島市市民局長の村上慎一郎さんが登壇し、松井・広島市長からのメッセージを代読しました。

日本被団協代表理事の田中聰司さんから被爆証言を受けました。原爆投下2日後、1歳5か月であった田中さんは、お母さんとともに「入市被爆」するとともに、多くの家族・親族を原爆で失いました。青少年時代には心無い言葉を受けたり、社会人になってから食道がんをはじめとした闘病も経験しました。新聞記者を務めるなかで被団協に出会い、被爆者として活動してきた経緯について語りました。核保有国に未来を託すことはできない、核への怒りをとり戻し、ともに声を上げようと訴えました。

続いて、広島・長崎選出の高校生平和大使と高校生1万人署名活動実行委員会のみなさんが登壇しました。それぞれ核廃絶にとりくむ原動力となる自らの想いを語り、核なき世界をつくるために国内外でがんばっていく決意を述べました。

開会総会に参加した海外ゲストが紹介され、代表してアメリカ・ピースアクションのデーヴィッド・ギブソンさんがスピーチし、アメリカ政府がいまこそ、人権と相互の生存を尊重する政策へと転換することが必要だとし、この世界を変えるためにともにがんばろうと述べました。

また、ドイツ緑の党のハーアルド・イブナー・連邦議会議員のビデオメッセージが上映されました。

谷雅志・実行委員会事務局長が大会基調を提起しました(→大会基調全文はこちら)。核と戦争をめぐる厳しい世界情勢、原発回帰に向けた動きを踏まえつつ、原水禁運動がとりくんでいる課題について確認していきました。世界のヒバクシャとの連帯のなかで培われた「核絶対否定」の立場はいっそう重要になっています。この間とりくんできた運動の次世代継承を強化しながら、日本政府、そして世界を大きく揺り動かすことをめざし、本大会を成功させることを訴えました。

その後、広島音楽サークル協議会のみなさんのリードで「原爆許すまじ」を合唱しました。

さいごに、秋葉忠利・代表委員が閉会あいさつを行い、今後の具体的運動目標を立てつつ、核廃絶を実現していく基本的構想を構築するためにともにとりくむことを参加者一人ひとりに呼びかけ、集会を終了しました。
今後、広島大会としては5日に分科会・ひろば・フィールドワーク、6日に国際シンポジウムとまとめ集会が行われる予定です。
「被爆7周年原水爆禁止世界大会・広島大会」開会総会アーカイブ動画
2024年07月29日

7月28日、福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」において、「被爆79周年原水爆禁止世界大会・福島大会」が開催され、約650人が参加しました。「ALPS処理水」海洋放出開始から1年、あたらめてこれを弾劾するとともに、全国・全世界の人びとと連帯し、反核・脱原発の運動をすすめていくことを確認しました。
開会にあたって東日本大震災の犠牲となったすべての方に対し黙とうを行いました。あわせて昨年の福島大会で基調講演を行っていただいた故・伴英幸さん(原子力資料情報室・共同代表、今年6月に逝去)への追悼の意も表しました。

染裕之・大会共同実行委員長と、現地実行委員会を代表し角田政志・福島県平和フォーラム共同代表がそれぞれあいさつしました。その後、大会基調提起を谷雅志・実行委員会事務局長が行いました(→大会基調はこちら)。

特定非営利活動法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也さんから基調講演が行われました。「文明史的エネルギー大転換と日本の未来を福島から見通す 第7次エネルギー基本計画策定にあたって」をテーマとして、日本のみならず世界的に原発回帰の動きがあるいっぽうで、再生可能エネルギーをめぐる「新しい現実」が出来していることを豊富なデータをもとに解説。太陽光・風力の急拡大のなかで日本はむしろ急ブレーキをかけている状況だが、太陽光・風力こそが原発や気候危機を含むエネルギー問題を解決する現実的な方策だとしました。

続いて、各地の原発をめぐる状況について、女川原発に関して多々良哲さん(女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション世話人)、柏崎刈羽原発に関して近藤正道さん(原水爆禁止新潟県協議会理事長)、そして福島第一原発に関して松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長)から、それぞれ報告を受けました。

高校生平和大使からの訴えでは、福島の五十嵐まど佳さん・田村陽子さん(第26代)と長澤華咲さん・半谷優亜さん(第27代)、新潟の手代木幸さん(第26代)が登壇。昨年のジュネーブ派遣での活動報告や今年の派遣にかける意気込み、あるいは核兵器や原発をめぐっての率直な意見が表明されました。会場入口では署名活動とカンパの呼びかけが行われ、多くの参加者がこれに応じていました。
最後に、福島大会実行委員の菅野賢一さんが「フクシマアピール(案)」を読み上げて提案(本ページ下部に掲載)。全体の拍手をもって採択しました。
翌29日には東京電力福島復興本社への要請行動が行われました。
【被爆79周年原水爆禁止世界大会・福島大会】アーカイブ動画
2024 フクシマアピール
東京電力福島第一原発の過酷事故から13年が過ぎました。特定復興再生拠点区域の避難指示が、2023年11月の富岡町をもってすべて解除され、住民の帰還に向け、町の整備や企業誘致などが進められています。また、昨年6月の福島復興再生特別措置法の改正により、帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域外の区域において、避難指示の解除により住んでいた方々の帰還とその後の生活再建を目指す「特定帰還居住区域」を定めることが可能となりました。しかし、避難の長期化に伴い帰還を断念せざるを得ない住民も多くなっています。未だに立ち入ることのできない多くの帰還困難区域の除染は手つかずのままです。
避難指示区域等の住民の医療・介護保険料や医療費の窓口自己負担分の免除等の措置が、2014年までに避難指示が解除された地域から段階的に廃止されています。原発事故によって生活を奪われた人々の健康及び生活の保障は、事故を起こした国と東京電力の責務であり、被害者の当然の権利です。被災者の生活再建支援や健康への保障の打ち切りを許してはなりません。さらには、被ばくを強いられたすべての人々の健康と医療を保障させていかなければなりません。
政府・東京電力は、昨年8月24日、「ALPS処理水」の海洋放出を実施し、これまで7回、約5万5千トンを放出しました。2024年度は約5万4600トンを7回に分けて放出するとしていますが、今後もこの放出が30年間も繰り返し行われることになっています。漁業関係者をはじめ多くの県民、国民、さらには国際社会の理解が得られないまま、海洋放出を強行したことは許せません。
岸田政権は、GX(グリーントランスフォーメーション)推進と称して、原発再稼働と「60年超運転」を推し進めています。未だに約2万6千人の県民が避難を余儀なくされるなど、原発事故は現在進行形であるにもかかわらず、被害者の心の痛みを忘れたかのような政府方針の転換は、到底認められません。
今年元日の能登半島地震では志賀原発が「想定外」の事態に陥り、重大な損傷が生じました。地震大国日本において、原発は危険な施設以外の何ものでもありません。フクシマの悲劇を二度と繰り返させてはなりません。国の政策の誤りによって、再び人々が犠牲を強いられることがあってはなりません。
私たちは、今こそフクシマから声をあげます。宮城県女川原発、新潟県柏崎刈羽原発、茨城県東海第二原発の再稼働反対、加えて青森県六ヶ所村再処理工場の核燃料サイクル施設の建設・運転の断念などを求めます。また、福島第一原発事故がもたらした深刻な被害を風化させないため、世代を超えて共に考え、伝え、福島から全国、全世界に発信します。
さらに、国と東京電力の責任を厳しく問い、原発事故被害者の人権と補償の確立を求める運動を強めるため、全国、全世界の反核・脱原発運動と連帯します。ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・チェルノブイリをはじめ、世界の核被害者と連帯します。「核と人類は共存できない」を原点に、原発も核も戦争もない平和な社会の実現に向けたたかいを進めていきます。
2024年7月28日
被爆79周年原水爆禁止世界大会・福島大会
2024年07月24日
この間、原水爆禁止世界大会・ひろば企画としてご好評をいただいてきた「話芸で学ぶ平和と核」を、本年も広島〔8月5日(月)〕・長崎〔8月8日(木)〕でそれぞれ開催しますので、ご案内します。入場無料ですので、ぜひご参加をお願いします。
「話芸で学ぶ平和と核」
本物の話芸を聞いてみませんか?
今年の原水禁大会で、落語や講談を通して平和や核を考えるワークショップです。
古典や新作などをネタに、楽しく笑って、ちょっぴりまじめに考えさせるお話を持って高座にあがります。どんなお話になるのやら、お楽しみに。
本物の落語や講談を初めて聞く方大歓迎。会場でお会いできるのを楽しみにしています。
講談:田辺一乃さん「第五福竜丸物語」「ゴジラ誕生」
落語:古今亭菊千代さん「国策落語 子宝計算」「禁煙落語 お楽しみ一席」

→チラシデータ( PDF )
【長崎】日時:8月8日(火)14時~16時30分/場所:長崎県農協会館7F大会議室
講談:田辺いちかさん「曲馬団の女」「生か死か」
落語:古今亭菊千代さん「国策落語 子宝計算」「禁煙落語 お楽しみ一席」

→チラシデータ( PDF )
主催:大会実行委員会
2024年07月09日

「被爆79周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」は、8月7日(水)・8日(木)・9日(金)、下記のスケジュール・内容で開催いたします。
なお、開会行事・分科会・閉会総会については後日アーカイブ動画を掲載する予定です。
→長崎大会日程一覧(PDFファイル)(7月22日更新)
8月7日(水):
開会行事 15時~17時@長崎ブリックホール・大ホール
8月8日(木):
分科会 ①③④⑤9時30分~12時/②⑥14時~16時30分@市内会場
①平和と核廃絶Ⅰ-世界の核軍縮
②平和と核廃絶Ⅱ-国内外の情勢
③脱原発Ⅰ-脱原発にむけた全体の流れ
④脱原発Ⅱ-核ゴミの具体的課題
⑤ヒバクシャ-ヒバクシャ継承・二世課題
⑥見て・聞いて・学ぼう“ナガサキ”
ひろば 14時~16時30分@市内会場
⑦特別上映会 ビキニ事件から70年 「第五福竜丸」
⑧女性交流のひろば-被爆体験講話 子供たちに託す 被爆体験から平和への希望
⑨話芸で学ぶ「平和と核」(落語:古今亭菊千代・講談:田辺いちか)
⑩ヒバクシャと語ろう
フィールドワーク ※要申込
⑪戦争と原爆の遺構めぐり
⑫子どものひろば
⑬佐世保フィールドワーク/港内クルージング※参加費7000円
⑭ヒバクシャとの交流-施設訪問中止
若者企画
ピース・ブリッジ 2024 in ながさき(9時~12時30分)
8月9日(金):
閉会総会 9時~10時@長崎県立総合体育館・メインアリーナ
非核平和行進 10時15分~11時@長崎県立総合体育館~爆心地公園
大会への参加方法
(大会実行委員会構成団体以外の)個人・グループの方で参加される場合、下記の通りお願いします。
大会資料や参加章、分科会整理券などをお渡ししますので、長崎ブリックホール内会議室の受付にお越しいただき、参加登録をお願いします。参加費個人3000円(団体10000円)と資料代500円(団体の場合×人数分)です。なお、高校生は500円、中学生以下は無料です。広島大会から継続してご参加される場合は、長崎大会分の資料代500円を追加でいただきます。
長崎大会・登録受付:長崎ブリックホール会議室(長崎市茂里町2-38)
受付時間:8月7日(月)9時30分~16時30分
2024年07月08日

「被爆79周年原水爆禁止世界大会・広島大会」は、8月4日(日)・5日(月)・6日(火)、下記のスケジュール・内容で開催いたします。
なお、開会総会・分科会・国際シンポジウム・まとめ集会についてはアーカイブ動画を後日掲載する予定です。
→広島大会日程一覧(PDFファイル)(7月17日更新)※⑩会場が変更になりました
8月4日(日):
折鶴平和行進 15時40分~@広島平和記念公園~広島県立総合体育館
開会総会 17時~18時30分@広島県立総合体育館・大アリーナ
8月5日(月):
分科会 9時30分~12時30分@市内会場
①平和と核廃絶Ⅰ-世界の核軍縮
②平和と核廃絶Ⅱ-日本国内の情勢
③脱原発-脱原発に向けた大きな流れについて
④ヒバクシャⅠ-被爆の実相の次世代継承と二世課題
⑤ヒバクシャⅡ-ヒバクシャの現状
⑥見て・聞いて・学ぼうヒロシマ
ひろば 14時~16時30分@市内会場
⑦ヒバクを許さないつどい Part.23
⑧女性のひろば
⑩上関原発を考えるつどい
⑪話芸で学ぶ「平和と核」(落語:古今亭菊千代・講談:田辺一乃)
子どものひろば ※要申込
⑨a(午前:)平和公園フィールドワーク・被爆電車
⑨b(午後:)大学生によるワークショップ型企画
フィールドワーク(定員あり・先着順です)
⑫バスツアー大久野島「ヒロシマと戦争」※参加費8000円(弁当・お茶、保険料込み)
⑬安野発電所「中国人強制連行・中国人被爆の歴史を歩く」※参加費6000円(弁当・お茶、保険料込み)
8月6日(火):
国際シンポジウム 9時~10時30分@広島県民文化センター・多目的ホール
〔「核兵器廃絶へ向けた一歩を踏み出すために」(同時通訳あり)〕
まとめ集会 10時30分~11時@広島県民文化センター・多目的ホール
大会への参加方法
(大会実行委員会構成団体以外の)個人・グループの方で参加される場合、下記の通りお願いします。
大会資料や参加章、分科会整理券などをお渡ししますので、お手数ですが必ず大会現地事務局にお越しのうえ、受付をお願いします。参加費個人3000円(団体10000円)と資料代500円(団体の場合×人数分)です。なお、高校生は500円、中学生以下は無料です。
広島大会・現地事務局:自治労会館3階会議室(広島市西区横川新町7-22)
受付時間:8月3日(木)13時~17時/8月4日(金)9時30分~17時
2024年07月04日

「被爆79周年原水爆禁止世界大会・福島大会」は、7月28日(日)、下記のスケジュール・内容で開催いたします。
日時:7月28日(日)13時~16時30分
場所:ビッグパレットふくしま・コンベンションホール
内容:
開会集会(13時~)
全体集会(13時30分~)
・基調講演…講師:飯田哲也さん(認定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所所長)「第7次エネルギー基本計画策定をめぐって」(仮題)
・報告…多々良哲さん(あいコープみやぎ理事・女川原発再稼働を許さないみやぎアクション世話人)
/近藤正道さん(原水爆禁止新潟県協議会理事長)
/松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長)
・高校生平和大使の訴え
閉会集会(16時20分~)
以下に大会への参加方法、交通案内を掲載していますので、ご確認ください。
大会への参加方法
(大会実行委員会構成団体以外の)個人・グループの方で参加される場合、下記の通りお願いします。
直接大会会場(ビッグパレットふくしま)にお越しのうえ、受付をお願いします。参加資料代はおひとり500円です。
【地図】
2024年06月14日
ロシアによるウクライナ侵攻の終結が未だ見通せません。パレスチナ・ガザ地区では、イスラエルによる空爆など一方的で凄惨を極める攻撃によって、多くの市民、とりわけ女性と子どもの命が奪われ続けています。ロシアはベラルーシに戦術核を配備することで他国を牽制し、イスラエルの閣僚が原爆投下を容認する発言をするなど、核兵器使用のリスクも高まり続けています。アメリカ共和党の議員も戦争終結のために原爆投下やむなしという発言もありました。原爆被害の実相を無視し、原爆を肯定する発言を決して看過できません。
核兵器禁止条約の発効から3年が経ち、署名・批准する国は増えています。第2回締約国会議の中では、明確に「核抑止力」を乗り越えていこうとする姿勢が示され、2025年3月の第3回締約国会議までにその道筋を描く計画が進んでいます。世界のヒバクシャと連帯して進めてきた原水禁運動としては、核兵器禁止条約の被害者救済の中に、ウラン鉱石の採掘によるヒバクシャも含めることを求めていく必要があります。
日本政府は福島第一原発事故の収束が見通せないにも関わらず、閣議決定によって原発推進政策に舵を切りました。「脱炭素」「エネルギーの安定供給」を理由に掲げていますが、原発はそのどちらにも当たらないことは明らかです。能登半島地震でも志賀原発が「想定外」の事態に陥り、重大な損傷が生じました。全国各地の原発の再稼働においても、住民の避難計画が策定されますが、その実効性は疑わしいと言わざるを得ません。
これらの課題に対して日本政府は、原水禁が最も大切にしてきた「命の尊厳」を重視しているとは言い難い態度や政策に終始しています。被爆国日本が国際社会において果たすべき役割は、明確な核絶対否定であるはずです。しかし、いまだアメリカの「核の傘」による安全保障に依拠しようとする日本政府が「核保有国と非保有国の橋渡し役」などと主張しても、他国からの信頼を得られるとは思えません。
本年開催の「被爆79周年原水爆禁止世界大会」は、被爆80周年となる来年につながる大会として、多くの参加が得られるよう準備を進めています。
核廃絶をめぐる世界情勢をみてもたいへん困難な状況にありますが、日本社会のみならず国際社会全体を、核廃絶に向け大きく揺り動かしていくことを、現実の課題としてとりくんでいきましょう。
詳細な内容は順次この記事(と個別記事)に追記していきますので、ご確認をお願いします。
【本大会のコンセプト】
①被爆の実相を原点としたヒバクシャの援護・連帯と核廃絶運動、それらの次世代継承を柱とします。
②核兵器禁止条約(TPNW)と核不拡散条約(NPT)による国際社会の核軍縮をめざします。
③東日本大震災・福島原発事故から学び、脱原発社会の実現をめざします。
【大会運営の基本ルール】
・これまでと同様に、「反核・非核で一致する」すべての人々に開かれたものとします。
・さまざまな立場の人たちが協同できる場とします。
・基本的な感染症対策の徹底により、開かれた大会が可能となるよう運営します。

デザイン:鷲尾友公さん
被爆79周年原水爆禁止世界大会・全体日程
本年の開催日程は下記のとおりです。
7月28日(日):
福島大会 13時~16時30分@ビッグパレットふくしま・コンベンションホール
〔全体集会と基調講演、原発現地からの報告〕
8月4日(日):
折鶴平和行進 15時40分~@広島平和記念公園~広島県立総合体育館
開会総会 17時~18時30分@広島県立総合体育館・大アリーナ
8月5日(月):
分科会 9時30分~12時30分@市内会場
ひろば 14時~16時30分@市内会場
フィールドワーク〔定員あり・先着順です〕
8月6日(火):
国際シンポジウム 9時~10時30分@広島県民文化センター・多目的ホール
〔「核兵器廃絶へ向けた一歩を踏み出すために」(同時通訳あり)〕
まとめ集会 10時30分~11時@広島県民文化センター・多目的ホール
→広島大会日程一覧(PDFファイル)(7月17日更新)
8月7日(水):
開会総会 15時~17時@長崎ブリックホール・大ホール
8月8日(木):
分科会 9時30分~12時/14時~16時30分@市内会場
ひろば 14時~16時@市内会場
8月9日(金):
閉会総会 9時~10時@長崎県立総合体育館・メインアリーナ
非核平和行進 10時15分~11時@長崎県立総合体育館~爆心地公園
→長崎大会日程一覧(PDFファイル)(7月22日更新)
大会への参加方法
(大会実行委員会構成団体以外の)個人・グループの方で参加される場合、下記の通りお願いします。
【福島大会】
直接大会会場(ビッグパレットふくしま)にお越しのうえ、受付をお願いします。参加資料代はおひとり500円です。
【広島大会】
大会資料や参加章、分科会整理券などをお渡ししますので、お手数ですが必ず大会現地事務局にお越しのうえ、参加登録をお願いします。参加費個人3000円(団体10000円)と資料代500円(団体の場合×人数分)です。なお、高校生は500円、中学生以下は無料です。
広島大会・現地事務局:自治労会館3階会議室(広島市西区横川新町7-22)
受付時間:8月3日(日)13時~17時/8月4日(月)9時30分~16時
【長崎大会】
大会資料や参加章、分科会整理券などをお渡ししますので、長崎ブリックホール内会議室の受付にお越しいただき、参加登録をお願いします。参加費個人3000円(団体10000円)と資料代500円(団体の場合×人数分)です。なお、高校生は500円、中学生以下は無料です。広島大会から継続してご参加される場合は、長崎大会分の資料代500円を追加でいただきます。
長崎大会・登録受付:長崎ブリックホール会議室(長崎市茂里町2-38)
受付時間:8月7日(水)9時30分~16時30分
大会基調
→被爆79周年原水爆禁止世界大会基調( pdf )
大会パンフレット(討議資料)「2024核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」

私たちが置かれている現在の平和や核をめぐる状況をコンパクトに解説したパンフレットです。ぜひご活用をお願いします。A5判・82ページ。頒価500円+送料実費(10冊以上の申し込みは送料無料)。
お申し込みはおなまえ・お送り先・冊数を明記のうえ、メール( office@peace-forum.top )またはファックス( 03-5289-8223 )でご連絡ください。
2021年08月09日
直前での開催方法の変更などもありましたが、被爆76周年原水爆禁止世界大会も無事に開催することが出来ました。
参加者の皆様、ご支援いただいた皆様、本当にご協力ありがとうございました。
原水禁大会の各種報告文書(アピールや挨拶文書など)を、PDFにて掲載しています。
【開催報告】被爆76周年原水爆禁止世界大会・福島大会
分科会まとめ 第1分科会
基調提起
フクシマアピール
開催の詳細・開会行事動画・各種資料はこちらから
被爆76周年原水爆禁止世界大会・福島大会
【開催報告】被爆76周年原水爆禁止世界大会・広島大会
開会行事
基調提起
閉会行事
分科会まとめ 第1分科会 第2分科会 第3分科会 第4分科会
事務局長まとめ
ヒロシマアピール
開催の詳細・開閉会行事動画・各種資料はこちらから
被爆76周年原水爆禁止世界大会・広島大会
【開催報告】被爆76周年原水爆禁止世界大会・長崎大会
開会行事
基調提起
閉会行事
分科会 第1分科会 第2分科会 第3分科会 第4分科会
事務局長まとめ
ナガサキアピール
開催の詳細・開閉会行事動画・各種資料はこちらから
被爆76周年原水爆禁止世界大会・長崎大会
大会に寄せられたメッセージについて
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」に寄せられたメッセージのご紹介です。
メッセージ/参加者配布用大会案内抜粋(PDF)
メッセージ/参加者配布用大会案内抜粋(Word)
メッセージ/福島大会別途配布(PDF)
メッセージ/福島大会別途配布(Word)
被爆76周年原水爆禁止世界大会・基調全文
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催にあたって、基調を提起させていただきました。
数ある原水禁課題を組み入れ、項目ごとに整理しています。資料集としてもご活用いただけます。
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調全文(word)
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調全文(PDF)
2021年07月31日
長崎大会の開催方法が変更となりましたので、ご案内いたします。
1.長崎大会(8/8・9)は、一定の条件のもと開催致します。
ただし、「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が出されている都道府県からの参加につきましては、長崎大会への参加を見合わせていただくよう要請致します。
また、感染が急速に拡大し、県独自の「感染拡大防止対策」等が出されている県からの参加につきましては、今一度、慎重にご判断いただくよう要請致します。
そして、上記に該当しない県からの参加につきましては、感染拡大させないために、「原水禁大会参加者注意事項」を参加者に徹底していただくよう再度要請致します。
※ なお、講師・報告者、分科会運営委員の方は、予定通り行いますので、長崎へお集まりください。 |
において、「被爆76周年原水爆禁止世界大会」の開催方法変更について、ご連絡致しました。
その際、「開催方法を含め、現在検討中」とお伝え致しました長崎大会について、開催地の長崎と共同議長3名を含めた事務局で協議の結果、上記のように開催することに致しました。
大会参加を予定されていた皆様におかれましては、参加体制の確立および参加者の事前申し込みにご協力いただいておりました。長崎大会1週間前に、このようなご連絡をすることになり、大変申し訳ありません。事務局判断をご理解いただき、長崎大会参加者へのご連絡の徹底をよろしくお願い致します。
記
1.長崎大会(8/8・9)は、開催致します。
ただし、「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が出されている都道府県からの参加につきましては、長崎大会への参加を見合わせていただくよう要請致します。
また、感染が急速に拡大し、県独自の「感染拡大防止対策」等が出されている県からの参加につきましては、今一度、慎重にご判断いただくよう要請致します。
そして、上記に該当しない県からの参加につきましては、感染拡大させないために、「原水禁大会参加者注意事項」を参加者に徹底していただくよう再度要請致します。
8月8日(日)
10:30~11:45 開会行事 ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信
14:00~16:30 分科会 ※ 8/12以降原水禁ホームページに掲載予定
8月9日(月)
9:00~9:45 閉会行事 ※ YouTube「原水禁チャンネル」にて生配信
10:00~10:45 平和行進
11:02 黙祷
以上
TOPに戻る