原水禁大会 - 原水禁 - Page 2
2021年07月21日
開催にあたって
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」は、原水禁運動の課題が山積する中で開催します。「人が集う」ことで感じられる空気感を大切にするとともに、時や場所に縛られることなく各地からも視聴できるようなオンライン併用としています。これまでの開催方法・内容に捉われることなく、ゼロからの発想で組み立てることで、原水禁運動に携わるすべての人々とこれまで以上に協同できる広場とします。
また、参加者数に一定の制限を求めるとともに、感染症対策を実施いたします。
参加者の皆様は、「注意事項」をしっかりとご確認ください。
原水禁大会参加者注意事項のPDFはこちらから
全体日程表
※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。
全体日程表のPDFはこちらから
その他
原水禁大会の参加関係各組織(大会実行委員会関係)宛に、7月15日にご案内した各種データは以下の通りです。
併せて、参加章を携帯するためのネームタグをお送りしています。(福島、広島、長崎現地枠でご参加の方は、参加章が異なる場合がございます)
参加者問診票(参加会場ごとにご提出ください)
各県・各組織長崎宿泊先調査
参加章データ (印刷後切り取ってご使用下さい)
2021年06月12日
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」を開催します
被爆から75年、2020年「被爆75周年原水爆禁止世界大会」は、新型コロナウイルス感染症拡大にともない、大会史上初めての完全オンライン開催となりました。
人類史上初の核爆弾投下から76年、2021年1月22日、核兵器を「国際人道・人権法」に反する「非人道兵器」であるとして核兵器の取り扱いを禁止する、核兵器禁止条約が発効しました。被爆者や核実験被害者、原水禁運動、世界の反核運動が、長年に渡り追い求めてきた核兵器廃絶への歴史的一歩を踏み出し、核兵器廃絶という希望へ大きく前進しました。しかし、米ロ対立、米中対立、アジアへの中距離ミサイル配備の問題、イギリスの核弾頭増強政策など、核兵器をめぐる世界の状況は油断なりません。
また、2020年4月に開催予定だった核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、世界的な感染症拡大により複数回延期を繰り返し、2022年開催が検討されています。NPT第6条には、核軍縮と全面完全軍縮への努力義務が定められており、核兵器廃絶を進めるために一定の効果があります。
そして、2021年3月11日、東日本大震災・福島第一原発事故から10年が経過し、原発事故の「風化」が懸念されつつも、事故の収束は未だに見えないままです。一方、トリチウムを含む処理水は増え続け、4月13日、政府は関係閣僚会議を開き「海洋放出」の方針を決定し、2年後の2023年を目途に福島第一原発敷地内から放出に着手するとしました。
2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」は、原水禁運動の課題が山積する中で開催します。「人が集う」ことで感じられる空気感を大切にするとともに、各地からも参加できるようなオンライン併用での開催準備を進めていきます。
未だに、新型コロナウイルス感染症は収束の気配が見えず、参加規模を2019年の74大会よりも大幅に縮小します。参加者の「安心・安全」を第一に考え、これまでの開催方法・内容に捉われることなく、ゼロからの発想で組み立て、大会を開催致します。
なお、感染症拡大等の状況により、75大会のように事務局中心で進めることや「完全オンライン」の大会開催になり得ることも、ご理解をお願いします。
被爆76周年原水爆禁止世界大会のコンセプト
①原水禁運動の原点である「被爆の実相」を意識し、②「核兵器禁止条約」と「2021NPT再検討会議」に焦点をあて、③「3.11東日本大震災・福島原発事故から10年」を回顧し今後に活かすこと、を中心とする。
大会運営の基本ルール
これまでと同様に、「反核・非核で一致する」すべての人々に開かれたものとし、さまざまな立場の人たちが協同できる広場とします。しかし、「コロナ禍」であることを考慮し、現地参加者数には一定の制限をかけさせていただきます。
感染対策の観点から、原水禁組織を中心に、事前に参加申し込みを行います。
また、日程を縮小するとともに、コンパクトに開催します。
大会の中の主要な行事は、YouTubenで生配信も予定していますので、大会へのオンライン参加もお願いします。
開会行事・閉会行事について
これまでに開催してきた各地の開会総会・閉会総会よりも、より内容を簡素化して行います。
開会行事は、主催者挨拶、被爆者の訴え、大会基調提起など。
閉会行事は、分科会のまとめ報告や大会アピールの採択を行います。
福島大会については、半日開催であり、開会行事のみを行い、閉会行事は行いません。
開会・閉会行事ともに、YouTube生配信を行います。
※一部の配信を除き、原水禁スタッフによる自前の配信となります。クオリティーについては、ご容赦ください。
※広島大会は、完全オンライン開催となりますので、ご注意下さい。
国際シンポジウムについて
コロナ禍において、海外ゲストの招致は致しませんが、アメリカやドイツ、韓国などからオンラインで国際シンポジウムを開催いたします。YouTubeにて生配信いたします。
8月6日 10:30~12:30 核兵器課題
8月6日 16:00~18:00 脱原発・エネルギー政策課題
国際シンポジウムの登壇者プロフィールはこちら(word)
国際シンポジウムの詳細については、こちらをご覧ください。(国際シンポジウムのページにリンクしています)
分科会について
例年、原水禁運動として重要な課題、時事問題などを中心に8分科会を開催してきました。
今年は開催規模を縮小することもあり、分科会テーマを「平和と核軍縮」・「脱原子力」・「ヒバクシャ」・「見て、聞いて、学ぼう」と大きく4点としました。
4分科会を同時間帯に開催することもあり、YouTube生配信はできません。
可能な限り録画し、YouTubeチャンネルや原水禁ホームページで視聴していただけるように、工夫します。
併せて、「原水禁YouTubeチャンネル」への登録をお願いします。
分科会講師一覧表(PDF)
分科会資料、分科会詳細については、各大会案内ページをご覧ください。
※分科会関連データを各大会案内ページに掲載しました(7/24)
付帯行事について
分科会で扱いきれなかった課題を「ひろば」と題したワークショップで扱ってきましたが、本年は開催いたしません。
上関原発の視察ツアーなど、フィールドワークの開催予定もありません。
また、広島平和記念公園をめぐるフィールドワークやメッセージfromヒロシマなどの子ども向けのイベント開催もいたしません。
各種付帯行事は、感染対策の観点から開催いたしませんので、ご了承ください。
◇動画を活用した自主的なフィールドワークを推奨します
2020年「75大会」特別分科会1「見て、聞いて、学ぼうヒロシマ」講師:金子哲夫
フィールドワーク「被爆の実相から加害と被害の歴史をめぐる」
※広島市内の遺構・戦跡を解説する全13本の動画を掲載しています。
大会スローガンについて
メインスローガン
●核も戦争もない平和な21世紀に!
サブスローガン(9本)
●子どもたちに核のない未来を!
●政府は核兵器禁止条約を批准せよ!
●東北アジアに平和と非核地帯をつくりだそう!
●辺野古に基地をつくらせるな!めざそう基地のない日本
●原発事故被害者の切り捨ては許さない!安心して暮らせる福島を取り戻そう!
●許すな!再稼働 止めよう!核燃料サイクル めざそう!脱原発社会
●STOP!地球温暖化 増やそう!持続可能なエネルギー
●再びヒバクシャをつくるな!全てのヒバクシャの権利拡大を!
●憲法改悪反対! 平和と人権を守ろう!
大会基調について
大会参加者に配布する「大会案内冊子」に大会基調を掲載しています。
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調の全文はこちら(word)
「被爆76周年原水爆禁止世界大会」基調の全文はこちら(PDF)
※基調データを掲載しました(7/24)
原水禁大会ポスターについて
大会のポスターデザインは、本年もデザイナーのU.G.サトーさんにお願いしました。
被爆76周年原水爆禁止世界大会ポスター(PDF)
6月14日より、各地の原水禁組織にお届けします。
そのほか、ポスターご入用の方は、お声掛けください。
E-mail:gensuikin.online@gmail.com
ポスターデザイン画像について
原水禁大会の開催に関連するチラシ作成等にご活用ください。
ポスターデザイン原画はこちら(JPEG)
ポスター応用デザインはこちら(JPEG)
※各種画像を掲載しました。
2021年06月14日
被爆76周年原水爆禁止世界大会
討議資料(パンフレット)のご案内
規模の縮小にともない現地への参加者は限定されますが、今後の運動や来年の大会につなげる意味でも、最新の核兵器、原発、ヒバクシャの課題について理解・共有していただきたいと思います。大会討議資料では、原水禁大会で取り上げる課題の現状をコンパクトにまとめ、解説しています。ぜひ、ご活用をお願い致します。
A5サイズ、84頁 販売価格500円 送料別
『2021 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門』原水禁・平和フォーラム 編
※増刷いたしました。(7/5現在)
◇ お申し込みはFAX(03-5289-8223)、またはメール(office★peace-forum.top)でお名前、お届け先、品名、冊数を明記の上、ご注文ください。
※メールアドレスの▲を@に変えてください。
ご注文後、郵便振替用紙とともにお送りいたします。
<目次>
■核兵器廃絶にむけて
核兵器とは/いま核兵器が使われたらどうなるか/核実験の歴史/世界の核兵器/核不拡散条約(NPT)上の核兵器国/NPT枠外の核保有国の核政策/日本の核政策/核軍縮交渉の現状/非核兵器地帯/東北アジア非核兵器地帯/広がる「核兵器の非人道性」への認識/とうとう核兵器禁止条約が発効/核兵器廃絶に向けた自治体の動き/核兵器禁止条約が発効した今こそ、東北アジア非核兵器地帯を
■脱原発へ向けて
福島第一原発事故から一〇年/露呈した原発運転の裏側/老朽原発再稼働阻止を/六ヶ所再処理工場を止めよう/「廃炉の時代」へ/ストップ・プルサーマル/放射性廃棄物のゆくえ/やっぱり脱原発/第六次エネルギー基本計画に脱原発明記を
■ヒバクシャの現状と課題
ヒバクシャをつくらないために/被爆体験者訴訟と黒い雨訴訟/在外被爆者とは/被爆二世問題とは/高校生平和大使&高校生一万人署名活動/原水禁運動の出発点・ビキニ水爆実験/ビキニ水爆実験の影響/大気圏内核実験による被害とは/原発、核兵器製造サイクルが生みだす核被害/原発事故による被害とは/ニュークリア・レイシズム
2020年09月15日
【ご紹介】原水爆禁止栃木県協議会の活動について
8月9日 第30回栃木県原爆死没者慰霊式
開催場所:県総合運動公園憩いの森 90名参加
式次第
1、開式 沼子直美(連合栃木事務局長)
2、黙禱
3、式辞 会長 谷博之(元参議院議員)
「原爆の記憶が人々の間で薄らいできている。だからこそ被爆国として悲惨さや平和への思いを継承していかないといけない。」
4、 平和の誓い 中村明(元栃木県原爆被害者協議会会長)
「被爆者も年々少なくなってきたが、核廃絶を訴える運動に皆様と共に取組んでいきたい」
5、来賓あいさつ 鹿沼市長・矢板市長
6、メッセージ紹介 県知事他各市長より
7、献花「原爆を許すまじ」アコーディオンによるBGM
8、閉式
※8月9日の慰霊式に先立ち、8月5日、平和センター加盟組織から15名参加で、慰霊碑清掃を行っています。
2020年09月15日
ご紹介「核軍縮競争から核軍縮へ流れを変えよう 被爆75周年8.6大阪集会」のとりくみについて(報告)
8月6日に、標記の集会を開催いたしました。
会場は、本来801席のあるエル大阪の大ホールでしたが、新型コロナウイルス感染防止のため、その半数を定員としています。
当日のプログラムは、以下の通りで、ほぼ時間通りに進行できました。参加者は、204名でした。
18:00 受付(開場)
18:30 開会
司会 篠田悠葵 さん (府立桜塚高校・第23代高校生平和大使)
18:35 開会あいさつ 米田彰男 (大阪平和人権センター理事長)
18:40 講演 梅林宏道 さん (ピースデポ特別顧問)
「新段階に入った核軍備競争-問われる日本」
19:30 質問 ・回答(村上のりあつさん (立憲民主党))
19:40 核兵器廃絶をめざす取り組みから
①「非核・平和のひろば」(稲岡宏蔵 さん)
②「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」(振津かつみ さん)
19:50 歌 「一本の鉛筆」 (退女教 米田由岐子 さん)
19:55 閉会挨拶 地域平和連帯会議代表(泉州地域 田中一吉)
20:00 閉会、高校生平和大使派遣カンパのお願い
2020年08月05日
被爆75周年原水爆禁止世界大会 広島オンライン独自企画(2020年8月6日 9時30分~配信開始)
※15:55より本編が始まります。生放送のため至らない点もございます。
現地広島のアピール行動をご覧ください。
サイレントアピール
原水禁副議長挨拶
折り鶴献納(別動画にて配信)
- ※生放送配信のため、原爆ドーム前からお送りする放送のURLと場所を移動して後の「折り鶴献納」の際のURLが異なります。上記動画からYouTube公式チャンネルに飛んでいただき、「折り鶴献納」の配信動画をご覧ください。
2020年08月05日
特別分科会1 見て、聞いて、学ぼうヒロシマ 【フィールドワーク】
「被爆の実相から加害と被害の歴史をめぐる」
金子哲夫(広島原水禁代表委員)
これまで原水禁大会では、分科会開催の日程に合わせて、上関原発や安野発電所へのバス移動のフィールドワーク、小中学生は平和公園内のフィールドワークを実施してきました。
オンラインでの原水禁大会の開催となった2020年は、歩いて移動できる範囲、平和公園内のみの枠を超えて、広島市内全体で被爆の実相を知るためのポイントとなる場所を動画にまとめました。
原水禁のこれまでの活動、被爆の実相、加害と被害の歴史、市民の力など、多岐にわたる視点から解説しています。
【フィールドワーク】YouTube再生リスト(13本の動画が、再生リストとしてつながっています)
フィールドワーク案内:広島県原水禁代表委員 金子哲夫(かねこてつお)
1948年島根県生まれ。1982年から広島県原水禁事務局担当。1988年から99年まで広島県原水禁事務局次長。2000年6月衆議院議員(1期)、2001年在外被爆者に援護法適用を実現させる議員懇談会を結成し、事務局長をつとめる。2014年1月より、広島県原水禁代表委員に就任。
フィールドワーク資料1(PDF)
フィールドワーク資料2(PDF)
Googleマップを拡大すると、地図上に配置された動画が表示されます。
YouTube被爆75周年原水爆禁止世界大会公式チャンネルでは、13本のフィールドワーク動画を公開しています。
2020年08月03日
被爆75周年原水爆禁止世界大会公式チャンネル【福島大会関連学習会】動画公開
被爆75周年原水爆禁止世界大会・福島大会に関連して、2020年8月1日、「トリチウム汚染水海洋放出反対 学習会」を、福島市「福島県青少年会館」にて開催いたしました。
当日の学習会の様子を動画にまとめましたので、ご覧ください。
「トリチウム汚染水海洋放出反対 学習会」
日時:2020年8月1日(土)
会場:福島市「福島県青少年会館」
主催:原水禁国民会議・脱原発福島県民会議
(福島県平和フォーラム・社民党福島県連合・プルサーマル反対双葉地方住民会議)
目的:原水禁運動の一環として、脱原発県民会議と共催で行う。
核と人類は共存できない原水禁スローガンの下、故意の二次的加害を強いる「トリチウム汚染水海洋放出反対」の根拠を確かなものとし、広範な県民と共に、全国、全世界の人々と連帯し、断固阻止することを目的とします。
プログラム
1.開会 紺野 長人
2.脱原発県民会議共同代表あいさつ 角田 政志
3.来賓あいさつ
原水禁国民会議 副議長 藤本 泰成
衆議院議員 金子 恵美
4.講演・報告
演題「トリチウム汚染水海洋放出反対の根拠」
講師 長澤 啓行(大阪府立大学名誉教授・若狭ネット資料室長)
報告 小野 春雄(相馬双葉漁業協同組合新地地区組合員・漁師)
質疑
5.閉会
「トリチウム汚染水の海洋放出に反対する署名」(オンライン署名)
「原発のない福島を!県民大集会」実行委員会事務局ホームページから署名用紙のダウンロードができます。
2020年08月02日
被爆75周年原水爆禁止世界大会公式チャンネル【被爆証言】広島県被団協「被爆を語り継ぐ会」切明千枝子さん
被爆75周年原水爆禁止世界大会 関連動画として【被爆証言】をお送りします。
News Paper 2020.8 No.865 インタビュー【被爆証言 8月6日広島は地獄に変わった 切明千枝子さん】
広島県被団協「被爆を語り継ぐ会」 広島市原爆被害者の会理事 切明千枝子さん
現在90歳となる切明千枝子(きりあけちえこ)さんの被爆体験を広島県原爆資料館の会議室で、被爆証言を聞かせていただきました。
(2020年6月18日収録)
被爆時の話のみならず、15歳だった当時の疑問や考えなど、はっきりとした口調で、声を震わせながら、時にはにかみながら、お話ししてくれました。 話しをしていると、当時のことがフラッシュバックしてしまい、苦しくなる… それでも、こんな悲惨な思いはもう二度と誰にもしてほしくない、という思いを伝えてくれました。
後半には、番外編として、聞き手の質問に答える形で、広島の被服支廠に対する思いを語る姿を収録しています。
聞き手:金子哲夫(原水禁広島代表委員)
News Paper 2020.8 No.865 インタビュー【被爆証言 8月6日広島は地獄に変わった 切明千枝子さん】にてお話を聞かせていただいた内容は以下の通りです。被爆証言をお話しいただいた後に、質問をさせていただき、インタビュー記事としてまとめました。
◇ 証言活動をはじめたきっかけ
◆ 若い人たちに思うこと
◇ 当時、戦争に対して違和感を持ったこと
◆ 今の日本に思うこと
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