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福島原発事故は、いまだ 事故の収束は見えないまま今日に至っています。福島原発事故の抱える課題は様々なものがあり、一つひとつ大きな困難を抱えています。私たちにとっても長期に渡る困難な闘いがさらに続いていきます。現地との連携を強化しながら、二度と再びフクシマ原発事故を起こさせないためにも、原水禁世界大会を通じて確認し、脱原発の運動の強化をはかっていきます。原水禁世界大会・福島大会では福島原発事故の現状と現地の実態、今後の取り組みの方向性など現地の方々のを中心に提起します。また、関連する取り組みとして、現地フィールドワーク(事前予約が必要)を実施します。 Ⅰ 被爆69周年原水爆禁止世界大会・福島大
2014年07月02日
川内原発再稼働させるな!「さようなら原発首都大行進」に5500人
6月28日、東京・明治公園で、「さようなら原発1000万人アクション」や「首都圏反原発連合」などが主催し、「川内原発を再稼働させるな!さようなら原発首都大行進」が行われ、時折強い雨が降る中、約5500人が参加しました。 安倍政権は、「脱原発」の世論を無視し、鹿児島の川内原発を皮切りに全国の原発の再稼働を推進しようとしています。参加者は、現在、原発ゼロでも電気は足りているにも関わらず、避難計画も未整備のままに各地の原発再稼働が画策されていることに激しく抗議、デモ行進でアピールを行いました。 集会の冒頭、あいさつに立った「さようなら原発1000万人アクション」呼びかけ人の鎌田慧さん(
一昨年の4月に「核被害を再び起こしてはならない」ことを誓って提訴した「柏崎刈羽原発運転差止め訴訟団」は4月12日、東京電力が進める柏崎刈羽原発の再稼働に反対する集会を日比谷図書館コンベンションホール(東京)で開催しました。 集会では地元から、矢部忠夫さん(柏崎市議)らが、中越沖地震で事故を起こした同原発について、「このときの反省があれば福島の事故は防げた」と述べるとともに、反省もなく、福島の事故の原因も未だ不明確であるにもかかわらず、東京電力が、経営破綻状況を抜け出すため、再稼働に向けた適合審査したことを批判しました。そして「(柏崎刈羽原発の再稼働の問題は)、電気を消費する首都圏の人々の意識
トルコおよびUAEとの原子力協力協定の承認に対する抗議声明原水爆禁止日本国民会議(原水禁)議長 川野 浩一 4月4日、トルコとアラブ首長国連邦に原発を輸出できるようにする原子力協力協定承認案が、衆議院本会議において賛成多数で可決、参議院に送られました。国際条約・協定は、衆議院決議が優先するため今国会での成立は確実です。 原水禁は、福島第一原発での重大事故を踏まえ、国内原発の廃炉と原発輸出からの撤退を訴えてとりくんできました。国民の多数が「脱原発」を訴えている中での原発輸出推進策は許すことはできません。 安倍首相は、事故を起こした福島第一原発は「アンダーコントロール」と主張していますが、溶融した
経済産業大臣 茂木 敏充 様原子力規制委員会委員長 田中 俊一 様原子力発電所の再稼働に関する要請日々の真摯な行政への取り組みに対して敬意を表します。さて、原子力規制委員会は、現在、原発の再稼働に対する適合審査を行っています。特に川内原発の審査を優先して進めることを表明し、4月以降にその結果が報告されることとなっています。一方で国民世論の原発の再稼働への不安を60%以上の人々(3月15日・16日朝日新聞調査)が感じています。また、原発のUPZ地域にあたる30キロ圏内の自治体も「再稼働を容認するのは、条件付きを含め約2割だけしかいないとう共同通信の調査結果も明らかになっています。原発の再稼働の適