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1954年3月1日に南太平洋のビキニ環礁で、アメリカ軍が行った水爆実験によって、日本のマグロ漁船・第5福竜丸など多くの漁民や周辺のマーシャル諸島・ミクロネシアの住民が放射能被害を受けました。その後、日本では原水爆実験反対署名が始まり、原水爆禁止運動がスタートしました。 それから61周年の3月1日に「被災61周年3.1ビキニ・デー全国集会」が静岡市で開催され、全国から210名が参加しました。主催者の川野浩一・原水禁日本国民会議議長は「今年は日本の敗戦から70周年を迎える。しかし、多くの国民が戦争や原水爆被災のことを知らなくなっている。福島原発事故を起こした日本政府の責任を問い続
原子力規制委員会の高浜原発3,4号機に対する審査「合格」に対する抗議声明
原子力規制委員会の高浜原発3,4号機に対する審査「合格」に対する抗議声明フォーラム平和・人権・環境原水爆禁止日本国民会議議長 川野 浩一 2月12日、原子力規制委員会は、関西電力高浜原発3.4号機(福井県)に対する「審査書」を決定し、九州電力川内1.2号機(鹿児島県)に引き続き、新規制基準に適合するとしました。 しかし、福島原発事故を契機に設定された新規制基準は、福島原発事故の検証も不十分なままに決定されたものであり、当初からその限界が指摘されるものです。原子力規制委員会・田中俊一委員長の「これで安全を担保したわけではない」との発言にみられるように、原発事故が決して繰り返されないことを担保する
安倍政権の原発推進政策により、鹿児島・川内原発と福井・高浜原発の再稼働に向けた動きが強くなる中、「さようなら原発」一千万署名市民の会の主催で、1月25日、東京・「豊島公会堂」で、「川内・高浜原発を再稼働させない!東京集会&デモ」が行われ、市民や労働組合代表など550人が参加、現地の報告などを受けて「原発再稼働と安倍政権を止めよう!」などと気勢をあげました。 集会の呼びかけ人を代表し、鎌田慧さん(ルポライター)は「今年の最初の脱原発集会となった。原発とともに、安倍政権は軍事大国化をめざして、武器と原発を輸出しようとしている。再稼働を許さない声を大きくしよう」と呼び掛けま
重大な衆議院総選挙に向けて 平和・民主主義・脱原発のために勝利しよう!
重大な衆議院総選挙に向けて平和・民主主義・脱原発のために勝利しよう フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 11月21日に衆議院が解散され、12月2日に公示、14日に投票の総選挙になりました。安倍自公政権は、「アベノミクス失敗、相次ぐ閣僚の不祥事、沖縄県知事選での大敗、戦争するための暴走」を隠し、自らの延命と権力基盤強化のために解散に打って出たのです。しかし私たちにとっても、安倍の暴走を止めるための絶好のチャンスです。安倍政権の暴走を止めよう─私たちの訴え この2年間、安倍自公政権は「戦争する国へ、監視社会へ、原発推進へ、貧困・格差拡大社会へ」と暴走を続けました。こんな政
フクシマを忘れない!再稼働を許さない!JCO臨界事故15周年集会
1999年9月30日に茨城県東海村で起きたJCO臨界事故では、大量の放射線を浴びた二人の労働者が亡くなり、周辺住民を含む667人(政府発表)が被爆しました。それから15年目にあたる9月28日、石神コミュニティーセンター(茨城県東海村)で「フクシマを忘れない!再稼働を許さない!JCO臨界事故15周年集会」が開催されました。 集会では、相沢一正さん(臨界事故を語り継ぐ会)の地元あいさつ、川口玉留さん(茨城平和擁護県民会議・会長)の主催者あいさつにつづき、「JCO事故から15年、再稼働を許すな!」と題して、村上達也さん(前東海村村長)、大泉恵子さん(JCO健康被害裁判・元原告)、青木秀樹さん(東海