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4月26日、西川一誠福井県知事と川端達夫文部科学相、直嶋正行経済産業相との3者協議で、地域振興策と引き換えに運転再開の実質的合意がされました。その夜、またもナトリウム漏えい検出器のトラブルが発生しました。同種のトラブルは、改造工事後にも頻発しており、工事の信頼性に大きな疑問がわくのも当然の事態です。しかしながら、28日、福井県、敦賀市はもんじゅ運転再開を承認しました。原水禁は再稼働にあたって声明を出しました。 高速増殖原型炉もんじゅ再稼働にあたっての原水禁声明 高速増殖炉計画は、使用した核燃料以上にプルトニウムを生産することが出来るとされ、長期的なエネルギー
ネバダ核実験場を訪問―越えねばならない壁、日本は何を訴えるか
核不拡散条約(NPT)再検討会議への原水禁代表派遣団25人は、会議が開催されるニューヨークへ入る直前の4月30日、Nevada Test Site(ネバダ核実験場)を見学しました。時差ボケにもめげず、早朝7時にホテルのロビーに集合した代表団は、バスで数分のThe Atomic Testing Museum(核実験博物館)に向かいました。サイトへ入るためのIDを取得し、案内人と共に専用のバスに乗り換え、核実験場へ向かいました。 砂漠の中に、こつ然と現れる人工都市・ラスベガスの喧噪を後にして、バスは65マイル(約100km)離れた核実験場の入り口のマーキュリーまで、左右全く同じ風景の広漠とした砂