新着情報
広島市・アークホテル広島を会場に「被爆65周年原水爆禁止世界大会・国際会議」が、海外からのゲストなど約90人の参加者を集めて開催されました。 会議では、米国・ピースアクション政策担当のポール・マーティンさんら、パネリストによって東北アジア非核兵器地帯などが議論されました。ピースデポ特別顧問の梅林宏道さんからは、「核軍縮を進める包括的アプローチ」として、核兵器禁止条約と非核地帯をとの指摘がなされ、それに対して、韓国・参与連帯協同事務局長のイ・テホさんは、その実現には日韓の国会議員の連携が欠かせないと述べました。 ■国際会議・キーノート・スピーチはこちら パネリストの議論に参
2010年08月05日
8月5日、原水禁世界大会・広島大会は第2日目を迎え、「平和と核軍縮」「ヒバクシャ問題」「脱原子力」などの課題での分科会やひろば、国際会議などが開かれました。国際会議と、子どもたちが平和について考える「メッセージfromヒロシマ」の取り組みを中心にビデオにまとめました(一部、写真含む)。(約8分)
2010年08月05日
【報告】広島第7分科会/見て、聞いて、学ぼう―ヒロシマ入門編
会場:広島市西区民文化センター2F大ホール 参加者:約300人(うち、初参加者が約160人) ●DVD「君たちはゲンバクを見たか」上映、被爆証言 DVD上映では、原水禁運動の歴史と意義などについて、映像に登場する被爆者および、被爆二世の活動を通して学習した。その後、阿部静子さんによる被爆証言を伺った。阿部さんは、被爆時18歳で、爆心地から約1.5kmの平塚町で被爆した。屋根の上で瓦を運ぶ疎開作業中のことで、右半身に大やけどを負った。両親と同居していたが、ご本人のみが被爆。薬も不足し、満足に治療が受けられない中でも、家族の献身的な看病もあり、一命をとりとめた経緯について詳細にお話いただ
2010年08月05日
【報告】広島第6分科会/脱原子力2-交流・討論編-プルトニウム利用政策の転換に向けて
会場:広島市・ホテルチューリッヒ東方2001 原水禁大会2日目、第6分科会は「脱原子力社会を目指す2-交流・討論編-プルトニウム利用政策の転換に向けて」というテーマで開催されました。 分科会は、前半原子力資料情報室共同代表の西尾漠さんの「破綻したプルトニウム利用-政策転換への提言」と題する講演を受け、質疑討論を行い、後半は原発建設阻止のたたかい、プルサーマル、高速増殖炉稼動などに反対するたたかいをとりくんでいる全国の仲間からの報告を受けました。 講演後の最初、初めての参加者からの質問でした。「作られたプルトニウムは使用されなければどうなっていくのか。」「原発から自然エネルギーへの転換
2010年08月05日
【報告】広島第5分科会/脱原子力社会をめざして1-学習編 温暖化と脱原発に向けたエネルギー政策の展開
会場:広島市・YMCA国際ホール <講演の概要・・・原発をめぐる状況> (1)政府の方針は、原発推進。経済が行き詰まり雇用の場も増えない中で、経済政策として原発技術を海外に売り込もうとなっている。現実には、高速増殖炉は実現が難しく、すでに150トンものプルトニウムを抱え込んでいる中で、MOXでも減らせない。六ヶ所再処理工場はトラブルで本格稼動は遅れているが、イギリスでのウィンズケール再処理工場による全海域の汚染や、北極海域のプルトニウムの汚染など、放射能による環境汚染は深刻であり、六ヶ所再処理工場が本格稼動したら海や大気中へ大量の放射能が拡散され、大変なことになる。地球規模の環境問題と
2010年08月05日
【報告】広島第4分科会/ヒバクシャを生まない世界に2―交流・討論編―原爆訴訟・在外被爆者と被爆者援護法
会場:広島市・ワークピア広島 参加者:41名(うち、初参加者8名) ●平野伸人さん(韓国の原爆被爆者を救援する会)から 被爆地を爆心地からの距離や行政区で決めることの誤り。 上空での爆発、放射能は広範囲に影響を及ぼしている。 厚生労働省との意見交換(7月)の中で、国は「原爆症の認定について、これ以上拡大したくない。今、年間1400億円のお金が認定患者を増やすと、財政破綻する。対象者を少なく」。という考えが明らかだった。 また、被爆地の基準の見直しについては、基準は多分に政治的圧力で決められている。非科学的な基準は見直されるべき。 「誰が被爆者なのか」が大きな課題。今は(1)直
2010年08月05日
【報告】広島第3分科会/ヒバクシャを生まない世界に1―学習編―世界のヒバクシャの現状と連帯のために
会場:ワークピア広島 参加者:約160人(うち、初参加者約120人) 講師:豊崎博光さん(フォトジャーナリスト) 振津かつみさん(医師) 海外ゲスト:メニュエル・F・ピノさん(米国・先住民アコマ族) 初めに、フォトジャーナリストの豊崎博光さんから、「ヒバクシャ」という言葉は、放射能・放射線を受けた人を指していて、世界的に通用する言葉であるといった解説から入った。そして、広島・長崎だけでなく、ウラン鉱石を採ることで被曝してしまう現状と、これにかかわる人は、世界の先住民族であり、全体で30ヵ国においてウラン採掘が行われていること。また、大量の核廃棄物を捨てたままにしていることで、
2010年08月05日