新着情報
9月19日、福島県大熊町の商工会館において東北各県や関東各地などから約300名が結集し、前日の東京電力・福島第一原発3号機でのプルサーマル実施(臨界)に対する「プルサーマル実施に抗議する福島県民集会」が開かれました。主催は脱原発福島県民会議(福島県平和フォーラム、プルサーマル反対双葉住民会議、社民党福島県連合)で、原水禁国民会議は後援として集会を支えました。 集会では主催者から、トラブルにより臨界が大きく遅れたことは、今後の安全性を考える上でも問題であることや、この間の知事の条件付き受け入れは、国の動きに県が屈服したものであることが訴えられました。 また地元からの報告では、東京電力の関連
プルトニウム利用路線からの撤退と六ヶ所再処理工場の建設中止を求める声明
9月10日、日本原燃(株)は、青森県六ヶ所村に建設中の再処理工場の完成を、当初2010年10月であったものを2012年10月へと2年間延期すると発表しました。これで18回目の延期となりました(事業指定を受けた1992年以降で14回目の延期に当たる)。合わせて「財務基盤強化策」として4000億円もの巨額な資金の増資を10電力会社を中心に要請することも発表しました(現在の資本金は2000億円)。 これまで行ってきたアクティブ試験(試運転)の最終段階で高レベル放射性廃棄物ガラス固化体製造施設でのトラブルで、2008年12月以降停止したまま長期中断に追い込まれていましたが、さらにその解決