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人の命を超える国策などはあってはならない東海村長 村上 達也 ついに危惧していた事故が起きてしまいました。昭和20年科学者中谷宇吉郎博士は人類の原子力利用に「地球上ではその創生以来堅く物質の究極の中に秘められていた恐るべき力。人間は開けてはならない蓋を開けてしまった」と警告していた、そのことを日本人自らの手で起こしてしまいました。この福島原発事故の前に1979年アメリカスリーマイル島原発で、そして旧ソ連チェルノヴィリ原発で恐るべき事故が起き、多くの被曝者、犠牲者を出していたのに。そして東海村でも1999年にJCO臨界事故が起こり2名の死者、多くの一般市民の被曝者を出していたのに、なんてことでし
JCO臨界事故12周年集会アピール 2011年3月11日、大地震とともに原子力施設にも甚大な被害が生じました。福島第1原発事故によって大量の放射能が大気、海洋に放出され、日本国内だけでなく多くの国にも汚染を拡げ、東京電力、政府は、世界に対しても加害者の立場となりました。 私たちは、原子力が計り知れない危険性を持ち、人類の生存を脅かすものであり、「核と人類は共存できない」と批判し、警告し続けてきましたが、残念ながらJCO臨界事故から12年、チェルノブイリから25年を迎える年に福島第1原発事故が発生してしまいました。 大量の放射能が放出されて、汚染地域ではそのときから被曝と向き合う悩み、苦しみが