指針の見直し案を原子力安全委員会に報告―安全委の専門部会
原子力安全委員会の専門部会が、原発事故に備えて防災対策を重点的に実施する地域を、原発の半径8km~10kmから約30kmに拡大することを柱とする指針の見直し案を安全委に報告。安全委はそれを了承。
2011年11月17日
福島市大波地区の農家1戸のコメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える630ベクレルの放射性セシウム検出される。
政府が大波地区で今年収穫されたコメの出荷停止を福島県に指示
九州電力がやらせメールで、第3者委員会が古川康・佐賀県知事の発言が発端とする見解を再度否定。
2011年11月16日
福島第一原発事故の内閣府・原子力被災者支援チームが警戒地域と計画的避難区域の河川や土壌、空気中の放射性セシウム濃度を調査。
浪江町内の河川底で土壌1キロ当たり最高で20万5000ベクレルが検出と発表。
文部科学省が福島第一原発事故発生から8ヵ月の推定積算ヒバク線量マップを、同省ホームページで公表。
気象庁気象研究所の研究チームなどがシミュレーション結果をまとめる。
気象庁気象研究所の研究チームなどが、福島第一原発事故で大気中に放出された放射性物質が太平洋を横断して約10日で地球を1周し、半分以上が海洋に落下したととのシミュレーション結果をまとめる。
ニューヨーク市が、ウォール街近くの公園で反差別の座り込み参加者を強制排除。
2011年11月15日
最新型の原子力基当たり194億円―政府が電力会社に示した安全対策の費用
福島第一原発事故を受け、全電源を喪失し、原子炉の冷却機能が失われても、炉心損傷が起きないようにするなどの事故防止策を、政府が電力会社に示した安全対策の費用は、最新型の原子力基当たり194億円にものぼると、政府のエネルギー・環境会議の「コスト等検証委員会」試算を示す。
関西電力が運転中の高浜原発2号機、美浜原発2号機の定期検査入りについて、通常は1~3週間早めているところを、法定期限いっぱいまで延長し運転すると発表。