新着情報
核燃料サイクル路線は破たんしているプルトニウム利用計画描けず 電気事業連合会(電事連)は、六ヶ所再処理工場で2013年度に取り出す核分裂性プルトニウム約0.6トンの使い道を示す「プルトニウム利用計画」の作成を断念したと報道されました。核兵器の材料になるプルトニウムの透明性を確保するために、日本政府はこれまで国際公約として「余剰プルトニウムを持たない」としてきました。そのため、2003年8月に原子力委員会が、プルトニウムを取り出す前に、「プルトニウムの所有者、所有量及び利用目的」(利用量、利用場所、利用開始時期、利用期間など)の予定を毎年度、電力会社に明らかにするよう求めているものです。その上で
県民実行委員会の主催で「原発のない福島を!県民大集会」開催される
3月23日、福島市「あづま総合体育館」を会場に、福島県内の団体や個人で構成される大会実行委員会の主催で「原発のない福島を!県民大集会」が開催され、約7000人が参加しました。 始めに、呼びかけ人で曹洞宗 円通寺住職の吉岡棟憲さんが、国と東京電力に対し、「心底から謝罪することもなく、ウソと隠ぺい。許すことはできません」と開会のあいさつを行いました。続いて、実行委員長で福島県平和フォーラム代表の五十嵐史郎さんが「2年が経ったが、様々な努力があっても県民は成果が実感できない。この集会を福島に希望が持てるものにしたい」と力強く発言しました。 また、福島大学教授で呼びかけ人代表の清水修二さ
関西電力は3月21日、高浜3号機用MOX燃料をフランスから輸送すると発表しました。まだ新安全基準も出来ず原発再稼働のめども立っていないのに、核兵器物質プルトニウムを含んだMOX燃料をリスクの高い海上輸送をしようとしています。これまで、輸送ルートに当たる世界各地から反対の声もあがっています。現在日本は、約44トンのプルトニウムを保有し、年間約8トンのプルトニウムを分離できる六ヶ所再処理工場を始めとする核燃サイクル政策を進めており、使い道のない核兵器物質がたまり続けています。 このような事態は、核拡散、核セキュリティーの観点からも許されることではありません。原水爆
「つながろうフクシマ!さようなら原発講演会」が開催されました
3月11日、東京・品川区立総合区民会館「きゅりあん」を会場に、「つながろうフクシマ!さようなら原発講演会」が開催され、約1200人が参加しました。 最初に、司会を務めた元東京都国立市長の上原公子(ひろこ)さんが、「また今日の日がやってきました。この日を沈黙の日にするのか。原発はいらないと決意をする日にしたいと思っております」とあいさつしました。黙とうの後、開会あいさつに立った鎌田慧さんが「1000万人署名は現在約820万筆。まだ署名は続いています。1000万筆を達成して首相官邸にたたきつける」と訴えました。 上原公子さん 鎌田慧さん 講演ではまず内橋克人さん