12月, 2023 - 原水禁

12月1日、さようなら原発1000万人アクションの署名提出・政府交渉が行われました。

2023年12月25日

12月1日、衆議院第一議員会館で「原発回帰を許さず、再生可能エネルギーの促進を求める全国署名」の第二次提出行動が行われました。
呼びかけ人、参加議員のあいさつののち、経済産業省職員に署名が手交されました。署名提出後には、政府交渉が行われました。
この日提出した署名は217,390筆で、5月の一次提出分と合わせて237,283筆となりました。
署名へのご協力、ありがとうございました。

詳細については、さようなら原発1000万人アクションのホームページをご覧ください。

11月23日、「幌延デー北海道集会」を開催しました

2023年12月06日

11月23日、北海道の幌延町で、北海道平和運動フォーラムが主催する「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」が開催され、全国各地から500人以上が集まりました。

幌延町が高レベル放射性廃棄物施設を誘致してから39年が経過し、1986年から始まった「11.23幌延デー北海道集会」は、新型コロナウイルスの影響を受けて中止となった年もありましたが、今年で37回目を迎えました。

集会では、北海道の「核抜き条例」や「三者協定」を遵守させるとともに、幌延深地層研究計画の早期終了と埋め戻しを求めるスピーチや決意表明が行われました。

 

幌延は北海道北部にある町で、核燃料のゴミ(放射性廃棄物)を処理する方法を研究する深地層研究センターが立地しています。研究センターでは、放射性廃棄物を地下に埋めて処分する方法が研究されており、「20年程度」とされてきた研究期間は延長され、調査坑道の深度をこれまでの350mから500mまで掘り進めることが決められました。さらに研究センターは、地下研究施設を活用したプロジェクトに原子力発電環境整備機構(NUMO)を参加させ、協定書の第3条の解釈をねじ曲げているといえます。

深地層研究計画を解釈で変質させ、幌延周辺や道北地域、そして道内を、なし崩し的に最終処分場にさせないためにも、これまで以上に監視体制を強め「処分場拒否」の声を上げ、全道・全国の仲間とともに粘り強くたたかっていくことが必要です。

 

集会次第はこちら(PDF)

集会決議はこちら(PDF)

幌延町における深地層の研究に関する協定書

11月24日、汚染水の海洋放出に反対する『24日行動』を開催しました

2023年12月06日

11月24日、「さようなら原発1000万人アクション」主催の『24日行動』が10月に引き続き、首相官邸前で開催されました。

11月20日、「3回目の汚染水放出が完了した」と東電の発表があったこともあり、汚染水放出を止めたいと思う強い気持ちをもって市民のみなさんが集まりました。

原水禁が事務局を務める「さようなら原発1000万人アクション」に参加する団体や市民のみなさんのリレートークでは、地元での活動報告や、福島原発敷地内には汚染水を貯め置く十分な場所が存在していることなどが訴えられました。

東京電力は、廃炉完了の目標とする2051年までに処理水の放出を終える方針ですが、溶融核燃料(デブリ)が残る限り汚染水は発生します。また、長期にわたる汚染水の海洋放出は、海洋の生態系にどんな影響を与えるか未知数であり、将来世代へ負の遺産を押し付けることに他なりません。わたしたちは、しっかりと汚染水放出の問題点について、世論に訴えていく必要があります。

 

汚染水の放出やめろ!「24日」行動 年内の予定

12月24日(日)13時~14時 場所:日比谷公園から銀座へのデモ

※『24日行動』とは、8月24日に強行されてしまった海洋放出に反対する行動で、向こう一年間、24日に各種アピール行動を行っていくものです。

さようなら原発1000万人アクションホームページはこちら

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