2023年

11月23日、「幌延デー北海道集会」を開催しました

2023年12月06日

11月23日、北海道の幌延町で、北海道平和運動フォーラムが主催する「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」が開催され、全国各地から500人以上が集まりました。

幌延町が高レベル放射性廃棄物施設を誘致してから39年が経過し、1986年から始まった「11.23幌延デー北海道集会」は、新型コロナウイルスの影響を受けて中止となった年もありましたが、今年で37回目を迎えました。

集会では、北海道の「核抜き条例」や「三者協定」を遵守させるとともに、幌延深地層研究計画の早期終了と埋め戻しを求めるスピーチや決意表明が行われました。

 

幌延は北海道北部にある町で、核燃料のゴミ(放射性廃棄物)を処理する方法を研究する深地層研究センターが立地しています。研究センターでは、放射性廃棄物を地下に埋めて処分する方法が研究されており、「20年程度」とされてきた研究期間は延長され、調査坑道の深度をこれまでの350mから500mまで掘り進めることが決められました。さらに研究センターは、地下研究施設を活用したプロジェクトに原子力発電環境整備機構(NUMO)を参加させ、協定書の第3条の解釈をねじ曲げているといえます。

深地層研究計画を解釈で変質させ、幌延周辺や道北地域、そして道内を、なし崩し的に最終処分場にさせないためにも、これまで以上に監視体制を強め「処分場拒否」の声を上げ、全道・全国の仲間とともに粘り強くたたかっていくことが必要です。

 

集会次第はこちら(PDF)

集会決議はこちら(PDF)

幌延町における深地層の研究に関する協定書

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