4月, 2023 - 原水禁

汚染水を海に流すな!5.16東京集会

2023年04月27日

原水禁が参加する「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」が福島を中心とした市民ネットワーク「これ以上海を汚すな!市民会議」とともに、5月16日、1日がかりの「汚染水を海に流すな!5.16東京行動」の一環として、日比谷野音での集会を開催しますので、下記の通りご案内します。

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汚染水を海に流すな!5.16東京集会

日時:5月16日(火)18時30分~ ※集会後、銀座デモあり
場所:日比谷野外音楽堂
共催:これ以上海を汚すな!市民会議/さようなら原発1000万人アクション実行委員会

ふるさとの海、日本の海、世界の海を放射能でこれ以上汚してはなりません。
政府と東京電力は、福島第一原発事故により発生したタンク貯蔵汚染水を「ALPS処理水」として、海洋放出しようとしています。
政府の「ALPS処理水関係閣僚等会議」は、「設備工事の完了、工事後の規制委員会の使用前検査やIAEAの包括的報告書を経て、海洋放出の時期は本年春から夏頃」としています。
これは、『関係者の理解なしには如何なる処分も行わない』という政府と東京電力の福島県漁連や全漁連に対する2015年の文書約束を反故にし、漁業者はじめ福島県内農林水産業・消費者の協同組合の共同声明、福島県内自治体議会の海洋放出反対・慎重の意見書など、国内外の海洋放出に反対する声を無視するものです。
約束を守らず、原発事故被災者にさらなる苦悩を強い、海洋汚染を広げる汚染水の海洋放出は、許されません。
改めて、理解と合意なき海洋放出の中止を、政府、東京電力、国会に要請し、汚染水を海に流すな!の国民世論を盛り上げるために東京行動を行います。
皆さまのご協力、ご参加を切に訴えます。

「ヒロシマ」のおもい、核兵器廃絶のおもいを世界へ5.17原水禁集会

2023年04月20日

5月19日から「G7サミット」が、被爆地・広島で開催される予定です。

岸田首相は「核兵器廃絶はライフワーク」と言いながら、アメリカの「核の傘」への依存を続けるいっぽう、2021年に発効した核兵器禁止条約(TPNW)に署名・批准をするための議論すら始めていません。

被爆者の願いは核兵器廃絶と世界平和の実現です。あの惨劇を二度と繰り返させてはならないというおもいが、世界の核兵器廃絶への大きな流れを牽引してきました。岸田首相をはじめとする「G7」首脳が広島の地においてそのおもいを無視し、踏みにじることは許されません。被爆の実相に寄り添い、核兵器廃絶に向けた実効性ある一歩を踏み出すことを強く求めます。

原水禁は5月17日、広島市で「『ヒロシマ』のおもい、核兵器廃絶のおもいを世界へ5.17原水禁集会」を開催しますので、ご案内します。多くの皆さんとともに核廃絶に向けた強い決意を確認し、全国、そして全世界へと発信したいと考えます。ぜひご参加ください。

→チラシデータはこちら( PDF )

「ヒロシマ」のおもい、核兵器廃絶のおもいを世界へ5.17原水禁集会

日時:5月17日(水)18時~19時30分(予定) ※17時30分開場
場所:広島YMCA国際文化ホール(広島県広島市中区八丁堀7-11)
主催:原水爆禁止日本国民会議
内容:トークセッション…秋葉忠利さん(原水禁顧問・元広島市長)、梶原百恵さん(大学生・被爆体験伝承者)
/若い世代からの訴え
/集会アピール採択

 

ブックレット「岸田政権の原発回帰批判 新たな原発活用方針の矛盾」

2023年04月19日

政府は今国会に「GX脱炭素電源法案」を提出し、すでに衆議院での審議が始まっています。しかし、「脱炭素」や「エネルギー危機」を名目に原発の積極活用を打ち出し、福島原発事故がなかったかのように原発積極推進へ回帰するもので、決して許すことはできません。

原子炉等規制法、電気事業法、原子力基本法、再処理法、再エネ特措法の5つの法案を「束ね法案」として一括で審議していますが、原発60年超の稼働を認める法の「改悪」や再生可能エネルギーの促進に向けた「改正」などが混在したもので、審議のやり方も問題です。

原子力基本法改「正」案では「原発活用は国の責務」とし、原子力産業の延命に国が積極的に関与しようとしています。多額の税金を今後も投入し続けることを固定化するものです。また、再処理法改「正」案は核燃料サイクル政策を転換するのではなく、延命を図っています。岸田政権の原発推進路線は、核燃料サイクル政策がすでに破綻している現実から逃避するものでしかありません。

このことを踏まえ、このたび原水禁と原子力資料情報室が共同で、GX政策の問題性を簡潔に解説し岸田政権がすすめる原発回帰を批判するブックレットを作成しましたので、ご案内します。

ブックレット「岸田政権の原発回帰批判 新たな原発活用方針の矛盾」

発行:原水爆禁止日本国民会議/原子力資料情報室
版型:A5判・28ページ
内容:1.はじめに
/2.拙速な検討
/3.原発推進政策の問題点
/4.規制と推進の一体化
頒価:1冊300円+送料 ※50冊以上のご注文は送料無料
注文方法:ご注文冊数・お名前・お送り先ご住所・お電話番号を明記のうえ、下記までお送りください。

FAX:03-5289-8223 mail:office@peace-forum.top

「どうする?原発のごみ全国交流集会」にご参加ください

2023年04月18日

岸田政権は、GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針で原発回帰政策にかじを切りました。再稼働、次世代炉の建設、老朽原発の運転延長と並んで打ち出されたのが核燃料サイクルの推進です。なかでも高レベル放射性廃棄物の最終処分について、基本方針の改定によって国主導での自治体等への働き掛けを抜本的に強化し、関心地域へ国からの段階的な申し入れ等の具体化を進めるとしています。

高レベル放射性廃棄物の最終処分場の立地選定では、その第1段階の文献調査が北海道寿都町と神恵内村で行われてきました。今年中にも予想される報告書のとりまとめ後に、知事の反対意見で次に進めなくなると、最終処分対策が白紙に戻ると国は焦っているのです。それまでに他の候補地で調査を開始しようと狙っています。

一時的な交付金目当てで手を挙げたとみられる寿都町では、地域の分断が進みました。寿都町、神恵内村が第2段階の調査を断り平穏な暮らしを取り戻すために、あるいは他地域が調査を受け入れることのないように、私たちはどのように取り組んでいけばよいのか、考えなければなりません。また、地震大国日本で高レベル放射性廃棄物を地層処分することを前提とした現在の「最終処分法」に対し、代替案を打ち出して政策転換を迫りたいと思います。これまでの経験を共有し、全国の叡智を結集して大いに議論しましよう。

来たれ、全国交流集会へ。

→チラシデータはこちら( PDF )

どうする?原発のごみ全国交流集会

日時:5月27日(土)13時30分~28日(日)12時
会場:北海道札幌市内
27日(土)北海道自治労会館(札幌市北区北6条西7丁目)/かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目)
28日(日)共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目)
※5月29日(月)、寿都町への訪問見学と地元交流のオプショナルツアーを実施します。募集人員30名・予定定員になり次第締め切りとさせていただきます。
集会目的 :①文献調査終了時期を迎えた寿都、神恵内への応援。次段階への進行阻止
/②他地域での文献調査応募阻止、申し入れ拒否へ
/③高レベル処分法の抜本的見直し提言
集会内容:詳細なスケジュールはチラシをご覧ください
参加費:1000円(当日支払い)
参加方法:当日参加も可能ですが、資料準備の都合上、極力、事前の申し込みをお願いします。
※チラシ裏面の申し込み用紙にご記入のうえ、下記のファックスまたはメールアドレスへお送りください。→記入用wordファイル
主催:原水爆禁止日本国民会議/北海道平和運動フォーラム/原子力資料情報室
【お問い合せ先】原水禁:東京都千代田区神田駿河台3-2-11連合会館1F
TEL:03‐5289‐8224/FAX:03‐5289‐8223/mail:office@peace-forum.top
集会賛同:団体一口3000円/個人一口1000円(複数口のご賛同を歓迎します)
※郵便振替用紙に、00100-8-663541「フォーラム平和・人権・環境」へ「原発のごみ全国交流会」とご記入の上、お送りください。
※賛同いただいた団体・個人名は、当日の資料に掲載させていただきます。なお、匿名希望の方は、その旨を振替用紙及びこの申し込み用紙にお書きください。
その他:札幌市内の宿泊は各自でご手配をお願いします。

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