ATO4NEN - 原水禁

7/27 「気候変動・エネルギー・原発政策」を政党に要請、記者会見・セミナーのご案内

2021年07月26日

各党に気候変動・エネルギー・原発政策に関する要望書を提出!

 今秋に行われる衆議院議員選挙に向けて、各政党が動き出しています。新型コロナウイルスの蔓延は今も留まるところを知らず、私たちの健康と暮らし、そして経済を脅かしています。コロナ感染を抑えることと、社会的弱者に目を向けたコロナ禍からの経済回復は、喫緊の課題です。熱波、大型台風・集中豪雨・洪水・高潮、大雪、山火事、干ばつなど、地球温暖化による異常気象もまた私たちの大切な命をうばい、経済への打撃はとくに貧困層を苦しめています。

 このような状況と、気候危機への対応、原子力・エネルギー政策は密接に関わっています。このたび、複数の市民団体のネットワークで、各党への政策要望を行いました。7月20日と21日に、各政党の担当者と面会し、要望書提出と意見交換を行いました。

「エネルギー基本計画」の素案が公表された今、気候・エネルギー政策を選挙に向けても争点化していきたいと考えています。

本記者会見にて、要望内容と各党との意見交換について報告します。

 


記者会見 衆議院議員選挙に向けて

eシフト/「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン/原子力市民委員会

日時: 2021年7月27日(火)14:00ー14:50

場所: オンライン会議システムzoomを使用

登録: https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUvcuyppj0pGdfZvC3SXqgR0g4TTWoxMZk2

報告: 吉田明子(国際環境NGO FoE Japan/eシフト)

    山本大貴(Fridays For Future Tokyo)

    大島堅一(原子力市民委員会座長)

    満田夏花(原子力市民委員会座長代理/国際環境NGO FoE Japan)

司会: 村上正子(原子力市民委員会事務局)

 

  • eシフト、「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンの要望事項

1)原発を停止し、再稼働はしない。新増設・リプレース計画および実用化の可能性が乏しい次世代炉の開発も中止する。原発事故被害者の生活再建の施策を具体化する。

2)送配電網の運用ルールなどの問題を解決し、遅くとも2050年までに電源では再生可能エネルギー(*)100%を目指す。

*環境・社会影響に配慮し持続可能な形で

3)石炭火力発電は例外なく全てを2030年までにフェーズアウト(停止)し、新設・リプレースは認めない。

4)エネルギー効率の向上、建築物の断熱の義務化他、省エネ施策を進め、2030年までの温室効果ガス削減目標を2013年比で60%以上とする。

5)エネルギー政策関連の審議会委員の中立性・多様性を確保する。またパブリックコメントだけでなく市民参加の機会を複数設定する。

 

  • 原子力市民委員会からの要望事項

1. 福島原発事故の原因究明と被害救済に対する政府の責任を果たすとともに、 東京電力が原因者としての責任を果たし、被害者への誠実な謝罪と十分な賠償を行うよう指導力を発揮すること

2. 国民の多くの声に正面から向きあい、真に開かれたプロセスでエネルギー政策を策定すること

3. 早期に原発ゼロを実現するために、原発の再稼働を行わないこと

4. 東京電力福島第一原発の廃炉ロードマップの抜本的見直しを行うこと

5. 処理汚染水の海洋放出を撤回し、処分方法においては代替案の検討も含めた開かれた議論を行うこと

6. 原子力災害発生時の広域避難計画の実効性担保および被害者の救済を法的に位置づけること

*同日(7月27日)15時~17時には、以下のセミナーも開催されます。

あわせてぜひご参加ください。

 


eシフト・「あと4年」セミナー

2030年温室効果ガスの大幅削減は脱原発と脱石炭で十分に実現可能

http://e-shift.org/?p=3969

日時: 2021年7月27日(火)15:00~17:00

場所: オンライン会議システムzoom

登録: https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_1GbxAQxpS9yVLlVRj_ub1A

主催: eシフト、「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン

共催: 原子力市民委員会

 

エネルギー基本計画の見直し議論が大詰めを迎えています。

残念ながらその議論は、いまだに原発を重視してさらに進めようとしたり、不確実な水素やアンモニア混焼をあてにして石炭火力発電を使い続けようとしたり、世界の流れに逆行するものです。

「未来のためのエネルギー転換研究グループ」から6月、「日本政府の2030年温室効果ガス46%削減目標は脱原発と脱石炭で十分に実現可能だ-より大きな削減も技術的・経済的に可能であり、公平性の観点からは求められている- 」とするレポートが発表されました。

また2月には「レポート2030ーグリーン・リカバリ―と2050年カーボン・ニュートラルを実現する2030年までのロードマップ」が発表されています。

今回は、これらのレポートの内容を共有し、エネルギー基本計画見直しに向けて、市民の声をさらに大きくしていくための意見交換を行います。

多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

 

・報告

明日香壽川 (未来のためのエネルギー転換研究グループ、東北大学教授)

・コメント

大島堅一 (原子力市民委員会、龍谷大学教授)

平田仁子 (気候ネットワーク理事)

木村啓二 (自然エネルギー財団 上級研究員)

槌屋治紀 (システム技術研究所 所長)

ほか

 

・レポート2030ーグリーン・リカバリ―と2050年カーボン・ニュートラルを実現する2030年までのロードマップ   未来のためのエネルギー転換研究グループ

https://green-recovery-japan.org/

・レポート「日本政府の2030年温室効果ガス46%削減目標は脱原発と脱石炭で十分に実現可能だ-より大きな削減も技術的・経済的に可能であり、公平性の観点からは求められている- 」 未来のためのエネルギー転換研究グループ

https://green-recovery-japan.org/pdf/greenhousegas_2030.pdf

【ご参考】

eシフト http://e-shift.org

「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン http://ato4nen.com

原子力市民委員会 http://www.ccnejapan.com

 

 

6/10「G7サミット直前全国アクション」実施

2021年06月03日

※報告記事は、ATO4NEN あと4年未来を守れるのは今キャンペーンのホームページをご覧ください。

G7直前全国アクション

G7直前、パリ協定1.5℃目標に整合した気候・エネルギー政策を求め約27万筆の署名提出と全国122ヶ所でスタンディング・アクションを展開

G7サミット直前全国アクション6/10のご案内

菅首相は、2030年の温室効果ガス目標 2013年度比46%削減と発表しました。

一方、エネルギー基本計画では、原発の新増設やリプレースに踏み込むべきという意見が多く、石炭火力さえも維持・推進する方向です。

 このままでは、今はおろか、将来世代の安全な未来を守ることはできません。洪水、森林火災といった気象災害の増加や生物多様性の崩壊などの気候危機を回避できないばかりか、脱炭素社会に向けた世界の大きな潮流から、日本は取り残されてしまいます。

 G7サミット開催前日の6月10日、署名提出 (原水禁が参加しているATO4NENキャンペーンと生活クラブの共同署名提出)と、全国一斉スタンディング・アクション(経産省や自治体庁舎の前で、市民がプラカードなどを手に持って立って訴えるアクション)を行いますので、ご紹介致します。

 

 

1.G7直前 全国一斉スタンディング・アクション

 

(1) 日  時: 6月10日(木)17:00~18:00
(2) 開催場所: 国会前および各自治体庁舎前など
(3) 呼びかけ団体: ATO4NEN あと4年未来を守れるのは今キャンペーン
(4) 要請項目: 各自治体庁舎の前で、プラカードなどを手に持ち、「脱原発」「脱炭素」「エネルギー政策転換」

などを訴えるスタンディング行動の実施

(6) 呼びかけ案内HP: http://ato4nen.com/g7-action/
(5) 問い合わせ: ato4nen.info@gmail.com

 

※ 6/2時点で、キャンペーン参加団体が全国7県12ヶ所での実施を予定しています。※ 随時情報追加中

呼びかけ案内HPをご確認いただき、実施予定地点のスタンディングに合流していただくほか、各地でスタンディング実施の企画をお願いします。

※ 実施企画の際には、HP内の「アクションを企画する」より企画内容の入力をお願い致します。以下のアドレスからの入力も可能です。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd1ZDWikK45filmsCiMpd4UZxiCNHw2NNXzg0LrqYPP-5PalA/viewform

 

2.署名共同提出・記者会見のオンライン配信

「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策」を求める署名の提出を行い、各団体からのメッセージを発信します。

 

(1) 日    時: 6月10日(木)14:00~16:00
(2) 開催場所: YouTubeオンライン配信
(3) 共催団体: ATO4NEN あと4年未来を守れるのは今キャンペーン、生活クラブ
(4) 配信内容: これまでに集まったATO4NENの署名と、生活クラブが再エネ60%などを要求している署名を共同で提出し、

記者会見を行います。合計署名数は20万筆を超える予定です。

(6) 配信アドレス: https://youtu.be/e6hZfH2wT4M
(5) 問い合わせ: ato4nen.info@gmail.com

 

4月20日、「あと4年、未来を守れるのは今」約17万筆の署名を提出

2021年04月21日

4月20日、「あと4年、未来を守れるのは今」約17万筆の署名を提出

~政府の決定を前に、より野心的な温室効果ガス削減目標を求めた署名を緊急提出~

原水禁も運営団体として参加する「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンでは、日本政府が改定を検討しているエネルギー基本計画と気候変動政策に対し、「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策」を求める署名を12月から展開しています。

この度、会場となった衆議院議員会館に12の呼びかけ団体が集まり、菅内閣総理大臣、梶山経産大臣、小泉環境大臣、河野行革担当大臣あてに、168,157筆(オンライン署名28,533筆、紙署名と呼びかけ団体内別フォーム139,538筆)をの署名を提出しました。

署名提出に引き続き、記者会見を行い、各団体から発言をつなぎました。

原水禁からは、署名に取り組むとともに、「原水禁エネルギープロジェクト」において、エネルギー政策へ「提言書」を出したことを伝えました。署名の趣旨である再エネ100%の社会の実現に向けた「提言」が完成し、全国会議員への配布も予定しています。

<提出の様子は、インスタライブ「【あと4年未来を守れるのは今】署名の中間提出してきました」 をご視聴ください。登壇者氏名を含む、タイムコードはこちらです。>

インスタライブのほか、以下のYouTubeでもご覧いただけます。

「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策」を求める署名の最終集約は5月末日となります。引き続き、ご協力をお願いいたします。

4月20日、「あと4年、未来を守れるのは今」約17万筆の署名を提出

 

ATO4NENキャンペーンでは、4月22日実施予定の緊急気候マーチ2021「経産省前スタンディング」にも協力します。

 

経産省前スタンディングに呼応した「#緊急気候マーチ0422」SNS投稿を!

2021年04月21日

緊急事態宣言が22日中に出る可能性が高いということを受け、マーチを中止し、経産省前でのスタンディングに変更になりました!

経産省前スタンディングでは、『NDCの62%への引き上げを求める』メッセージを掲げます。

参加者の呼びかけは行いません。ぜひ、SNS等、オンラインでの応援をお願いします。

 

当日、はSNSを使ってマーチに参加しましょう!

ハッシュタグ「#緊急気候マーチ0422」と共に、スタンディングに対する思いをぜひ投稿してください!

写真などもあると素敵です。また、有志が呼びかけているハッシュタグ「#温室効果ガス削減目標の大幅引き上げを求めます」や、気候変動に関するハッシュタグも加えてぜひ投稿してください!

 

※各地域でのマーチの開催については、リンク先ホームページをご確認下さい。

緊急気候マーチ0422┃

※東京で開催予定であった以下のマーチは、新型コロナ感染症の影響により、中止となりました。

緊急気候マーチ0422 マーチの緊急開催を決定!

4/20 「あと4年、未来を守れるのは今」署名提出・記者会見のご案内

2021年04月19日

【プレスリリース】

2020年4月16日
あと4年、未来を守れるのは今キャンペーン

4/20 「あと4年、未来を守れるのは今」署名提出・記者会見のご案内

~より野心的な温室効果ガス削減目標を求め、15万筆以上の署名を緊急提出~

 

原水禁も参加する「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンは、エネルギー基本政策と気候変動政策の見直しを視野に、持続可能な社会を求める市民の声を可視化しようと、2020年12月10日に発足しました。

「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策」を求める署名をベースに、様々なかたちのアクションを呼びかけています。

政府は今月22日にバイデン大統領が主催するオンライン気候サミット前に、20日に温室効果ガスの削減目標を見直すとしています。

また並行して、エネルギー基本計画の見直しも佳境を迎えています。

この重要な機会をとらえて私たちの声を政府に伝えるため、4月20日、15万筆以上集まった署名を、関係省庁に中間提出します。

●取材参加方法:以下より登録・ご参加ください。       

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcvc-mvpzIjHNXfwXdWwikLsbPUm1nTLptG

 

●日時: 2021年4月20日(火) 10:30~11:30
メディアの方への通行証配布:10:15~10:30

●場所: 衆議院第二議員会館 1F多目的会議室
+zoom(メディアの方) +オンライン中継(URLは調整中)

●内容: 10:30~10:45 署名提出 (経済産業省、環境省、内閣府)
趣旨説明・キャンペーンで求めること
10:45~11:15 呼びかけ団体よりメッセージ
11:15~11:30 質疑応答

●FoE JapanのYouTubeにてオンライン中継・アーカイブhttps://www.youtube.com/channel/UC6W3EaJ94jZCjO_8KVUwW9Q

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署名「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策を求めます」

要望事項
1.気候・エネルギー政策の見直しは、若い世代を参加させ民主的で透明なプロセスで行うこと。
2.2030年までの温室効果ガス排出削減目標は、2010年比で少なくとも50%以上削減とすること。
3.2030年の電源構成は、省エネを第一に石炭火力と原発はゼロ、再エネ50%以上とすること。
4.原子力の利用をやめ、新増設や新型炉の開発は中止すること。
5.不確実で環境・社会影響が懸念される二酸化炭素回収・貯留などには頼らないこと。

署名本文はこちら
petition | あと4年 未来を守れるのは今 (ato4nen.com)

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「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン呼びかけ団体
(数字、アルファベット、五十音順):
350.org Japan、CAN-Japan、eシフト、Fridays For Future Fukuoka、Fridays For Future Kagoshima、Fridays For Future Kyoto、Fridays For Future Nasu、Fridays For Future Osaka、Fridays For Future Shizuoka、Fridays For Future Yokosuka、Fridays For Future Tokyo、Green TEA、Protect Our Winters Japan、PV-Net、Spiral Club、環境エネルギー政策研究所、気候ネットワーク、グリーン連合、原子力資料情報室、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)、国際環境NGO FoE Japan 、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、市民電力連絡会、ピースボート

また、22日にはフライデーズ・フォー・フューチャーの学生有志が、温室効果ガス国別排出目標(NDC)の大幅引き上げを求める「緊急気候マーチ0422」をはじめとするアクションを全国各地で開催します。当キャンペーンでもこれに賛同し協力します。マーチと同日のオンライン・アクションの企画は以下の通りです。http://ato4nen.com/climatestrike0422/

 

2月4日「市民のエネルギー気候会議 エネルギー基本計画自主的意見聴取会」を開催

2021年02月17日

202010月から、政府は、これからの日本のエネルギーのあり方を決める「エネルギー基本計画」の見直し議論を始めました。しかしながら、見直しのプロセスを行っている経済産業省の審議会(総合資源エネルギー調査会基本政策分科会)に、私たち市民の声を届ける機会は、意見箱、パブリック・コメント等、形式的なものであり、その機会は非常に限られています。

そこで、2月4日、原水禁も参加する「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンは、市民のくらしや未来に大きく関わるエネルギー政策の見直しに、若者や女性、気候変動や原発事故の当事者の声を届けるため、「市民のエネルギー気候会議 エネルギー基本計画自主的意見聴取会」をオンライン開催しました。

当日のスケジュールはこちらから

高校生や大学生の若者から働く女性、農家の方や特定非営利活動法人・原子力資料情報室など、さまざまな立場の方から、原発をはじめとするエネルギー政策や気候変動等についての発表・報告を受けました。

その後、資源エネルギー庁および経済産業省に向けて、事前募集を行った質問で、質疑・討論を行いました。省庁の担当者からは「2050年に向けて、新規原発も検討する必要がある」「原発は、世界で最も厳しい安全基準で管理を行っている」等、疑問の残る回答が述べられました。

 また、平日昼間のイベントとなりましたが、最大で同時に約120名が視聴し、注目の高さがうかがえます。引き続き、「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンとして、気候危機の解決策が原発によるエネルギーではないこと、脱原発が必要なことを訴えていきます。

◆「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンでは、署名活動を行っています。

詳しくはこちら

◆ネット署名だけではなく、紙の署名も併せて行っています。

詳しくはこちら

 

2月4日 市民のエネルギー気候会議(オンラインで開催)のご案内

2021年01月27日

日本政府は、これからの日本のエネルギーのあり方を決める「エネルギー基本計画」の見直し議論を10月から始めています。見直しのプロセスを行っている、経済産業省の審議会(総合資源エネルギー調査会基本政策分科会)では、市民の声を届ける機会が非常に限られています。今、必要なのはエネルギーの生産・消費構造の変革とエネルギーシフトです。

「市民のくらしや未来に大きくかかわるエネルギー政策の見直しに、若者や女性、気候変動や原発事故の当事者の声を届けたい」

そんな思いから「市民の声を届ける場」として市民のエネルギー気候会議を企画いたしました。

 

市民のエネルギー気候会議 エネルギー基本計画自主的意見聴取会

日時:2月4日(木)14:00~16:00
場所:オンライン(本ページで閲覧できます)
主催:「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン
協力:阿部知子事務所、原発ゼロの会

 

事前質問の受付期間は終了となりましたが、当日オンラインでも質問をすることが可能です。

チャットでの質問をご希望の方は、以下の参加登録をお願いします。

zoom参加登録:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_vB5s_LSkRby0gQvTnmuwCg

 

スケジュールは、以下の通り

趣旨説明
「あと4年」キャンペーン趣旨説明と省庁との質疑応答

事前提出質問をベースとした質疑応答

・今後のプロセスと市民参画について

・2030年までの排出削減目標について

・2030年の電源構成について

・原子力について

・二酸化炭素回収・貯留などについて

市民からの意見表明

 

登壇者は、以下の通り(予定・追加出演者調整中)

2月4日(木)14時〜『市民のエネルギー気候会議』開催!質問募集中!

2021年01月26日

「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーンでは、来る2月4日にオンライン(YouTubeによる中継)で『市民のエネルギー気候会議』を企画しています。

開催にあたり、皆様からの質問を募集しています。

  • 質問内容募集中!1/27(水)まで!

2月4日に開催する「市民のエネルギー気候会議ーエネルギー基本計画自主的意見聴取会」で、市民からの質問を数問、政府(経済産業省、環境省、内閣府)の担当者に届けます。

ぜひ、この機会にみなさんの声・質問を届けてみませんか?

http://ato4nen.com/our-mtg/

 

イベント趣旨:

エネルギー基本計画の見直し議論が10月から始まりました。しかし、主な議論の場である経済産業省の審議会(総合資源エネルギー調査会基本政策分科会)は、委員の大半をエネルギー業界や産業界にかかわりのあるメンバーが占め、市民参加の機会も非常に限られています。そこでは、原子力の活用・研究開発の必要性や新しい技術に期待して化石燃料を使い続けることなどについて、多くの意見が出されています。

 しかし、今必要なのはエネルギー消費構造の大変革やエネルギーシフトです。市民のくらしや未来に大きくかかわるエネルギー政策の見直しに、若者や女性、気候変動や原発事故の当事者の声を届けたい・・。本来政府が意見聴取の場を設定すべきですが、それがないのであればと自主的に企画しました。

 

日時:2月4日(木)14:00~16:00

場所:オンライン(zoom+YouTube中継)*予定

主催:「あと4年、未来を守れるのは今」キャンペーン

協力:阿部知子事務所、原発ゼロの会

 

内容:

1.省庁との質疑応答
 事前提出質問+みなさんから募集する質問
2.市民からの意見表明

 

質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。登壇者のご案内、参加方法等は、後日改めてご案内します。

ato4nen.info@gmail.com

 

参考)キャンペーンからの事前提出質問はこちら:

1.今後のプロセスと市民参画について

(1)エネルギー基本計画見直しにあたっては、できるだけ多くの、多様なステークホルダーの意見を聞く必要があります。そのために、パブリックコメントだけでなく少なくとも全国各地での意見聴取会を開催すべきと考えますが、今後の予定はありますか。

(2)特に、若い世代や女性、気候変動や原発事故の影響を受ける当事者の声のヒアリングは重要と考えますが、今後の予定はありますか(現在の分科会委員は平均年齢が60歳超、最年少50歳、多数が男性です)。

 

(3)内閣府に「国・地方脱炭素実現会議」が設置されましたが、この会議の内容や自治体の動きについて、エネルギー基本計画の議論に反映させる予定はありますか。

 

2.2030年までの排出削減目標について

(1)世界の気温上昇を1.5℃までに抑えるということは、エネルギー基本計画の議論の中でどのように位置づけられているでしょうか。また、1.5℃を超えてしまった場合の日本への影響や被害に関する議論はあるでしょうか。

 

(2)1.5℃目標のためには、2030年までに世界全体の温室効果ガス排出を2010年比で45%以上削減しなければならないと警告されています。歴史的責任も負う先進国日本としては、それ以上の削減が必要と言えますが、2030年の削減目標についてどのように検討し、どのようにエネルギー基本計画の議論に反映する予定でしょうか。

 

3.発電コストの検証について

(1)原子力をはじめとする発電コストについて、2015年の「コスト等検証委員会」報告書の数字がいまだに使われていますが、その後すべての発電方法において状況が大きく変化しています。再検証の必要性についてどのように検討されているでしょうか。
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/pdf/cost_wg_01.pdf

4.再生可能エネルギーについて

(1)2030年の電源構成についても、上記の排出削減目標を実現するように見直す必要があります。エネルギー需要を大幅に減らしたうえで、再生可能エネルギーの割合は少なくとも50%以上、2050年には100%を目指していくべきと考えますが、いかがでしょうか。

 

(2)2030年には再生可能エネルギー40~50%、2050年には100%も可能だというシナリオも示されていますが、これらのシナリオを参照・採用するに際の課題は何でしょうか。

 

5.原子力発電について

(1)東電福島第一原発事故の被害がいまだに続く現状において、発電時のCO2排出のみを見て原子力を「クリーンな電源」とすることは現実に反しています。今後利用すべきでないという市民の声は世論調査などでも示されています。原子力については、事故被害の全容とコストについて、改めて検証する必要があると考えますが、その予定はあるでしょうか。

 

(2)原発事故の賠償費用や既存原子炉の廃炉費用など、原子力にかかる追加コストが電気料金や託送料金で回収されています。国民負担・消費者負担がなければ成り立たない発電方法を「コストが低廉」とすることは矛盾していないでしょうか。

 

(3)原子力発電の40年を超えた稼働、新増設や新型炉の開発、核燃料サイクルについては、放射能汚染、地域との不調和、莫大なコストなどの点から、進めるべきではないと考えます。また実際に実現性がきわめて低い現状がありますが、今後どのように検討・検証していくでしょうか。

 

 

6.石炭火力発電、火力発電について

(1)1.5℃目標達成のためにはOECD加盟国は2030年には石炭火力を全廃すべきとされています。しかし「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」ではカーボンリサイクルや水素・アンモニア利用などと組み合わせて2050年に石炭火力を含む火力発電を使い続ける方針がすでに示されています。脱炭素の実現に明確に反するのではないでしょうか。

 

(2)石炭火力を含む火力発電を使い続けながらカーボンリサイクル等を行うための高額なコストや研究開発に必要な時間、不確実性を考えれば、既存技術をベースとした本的なエネルギーシフトにこそ資源を投入すべきではないでしょうか。2つの方向性の比較検討をどのように行うのでしょうか。

Twitterストームにご協力ください #原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します

2021年01月26日

#原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します

 

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\緊急ツイッターアクション0126/

国のエネルギー政策に声をあげよう!

このままだと原発拡大!?温暖化対策はどうなるの!?

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東日本大震災から10年がたとうとしていますが、まだ原発事故は収束していません。

一方、地球温暖化は深刻化し、すでに「気候危機」として現実化しています。

日本の原発・温暖化対策の鍵を握るのは、政府の委員会で検討中の「エネルギー基本計画」。その委員会では、「原発の新増設の準備を始めるべき」、「原発の運転年数を60〜80年に」など、危険な原発を進める発言が相次いでおり、温暖化対策についても消極的です。

エネルギー政策は、一部の企業や業界関係者のものではなく、みんなのためのものであるはずです。気候変動を解決に向かわせ、安全な未来を手に入れることのできる内容に変わるよう、私たち市民の声を届けるアクションに、ぜひご協力ください。

 

1.ゴール

たくさんの人が一斉に「#原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します」と添えてエネルギー政策についてツイートすることで、ツイッターのトレンド入りをめざします。

このアクションによって、多くの人の目にとまったり、マスメディアで紹介されたりする可能性も出てきます。議員や行政、委員会の委員に「化石燃料も原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策を求める」市民が大勢いるんだということをアピールしましょう!

*過去には、ハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」のように、ツイッターでトレンド入りし、世論が動き、メディアに紹介され、政府の対応が実際に変わった例もあります。

2.アクションの日時

2021年1月26日(火)18:00〜21:00

3.アクションの方法

時間になったら、自分のツイッターから「#原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します」という共通のハッシュタグを含めて、気候・エネルギー問題への思いをつぶやいてください。1回だけでなく、複数回つぶやいても大丈夫です(なお、まったく同じ文面を繰り返しツイートすることはできません)。

また、他の人の「#原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します」ツイートをリツイートしたり、いいねしたりして拡散・応援してください。

全文コピー&ペーストではなく、メッセージと共にハッシュタグを入れるようにして下さい。

ツイートの際、画像もご利用ください。以下よりダウンロードできます。

https://drive.google.com/file/d/14xoaAkYnM23-JFj_OxN-6FbI2A6ug5bA/view?usp=sharing

https://drive.google.com/file/d/1XURqYCV9-lfdcFAWAr15CyjeTGkSc8aS/view?usp=sharing

https://drive.google.com/file/d/14JfHWo9dHFNpPCzq_WTVLkaEPPvK7jbR/view?usp=sharing

 

4.Q&A

1)どうしてこのタイミングなの?

政府が「エネルギー基本計画」についての議論を行っているタイミングだからです。とても大切なことが話し合われ、決められようとしているのに、世の中ではあまり話題になっていません。

2)例えば、どんなツイートをしたらいいの?

脱原発や地球温暖化など、エネルギーについての思いや意見、それに疑問・質問でもOKです。「#原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します」を添えて、自由につぶやいてください。例えば、次のようなツイートが考えられます。

東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故からまもなく10年。危険な原発も、温暖化につながる化石燃料も使わない、サステナブルな再エネ100%の気候・エネルギー政策を求めます。 #原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します #あと4年未来を守れるのは今

自然エネルギー100%の社会は、危険な原発も温暖化もない社会。空気がきれいな社会。雇用のチャンスの多い社会。地域で経済が循環する社会。子どもたちのために、よりよい未来をつくりたい。 #原発と石炭火力ありきのエネ計画に抗議します #あと4年未来を守れるのは今

3)ツイッター?使ったことないからわからない…

よかったらこの機会にはじめてみませんか?ツイッターは無料で利用できますし、気候・エネルギーの専門家や著名人、NGOの発信をタイムリーにキャッチすることができます。パソコンからでも、スマートフォンからでも投稿できます。(繰り返しになりますが)なんといっても無料です。

ツイッターの始め方の説明はこちら→https://help.twitter.com/ja/create-twitter-account

 

5.お知らせ

2月4日(木)14時から16時まで、イベント『市民のエネルギー気候会議』をオンラインで開催予定です。詳細は後日ご案内します。

引き続き、「あと4年・未来を守れるのは今」にご注目ください!

 

お問い合わせはこちら

ATO4NEN事務局 ato4nen.info@gmail.com

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