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ビデオ報告 被爆68周年原水禁世界大会・広島大会の3日目 まとめ集会

8月6日の「広島原爆の日」に開かれた「被爆68周年原水爆禁止世界大会・広島大会」の3日目(最終日)のまとめ集会の様子をビデオにしました(8分35秒)。

原水禁世界大会・広島大会3日目 まとめ集会でオリバー・ストーン監督ら参加

     アメリカによる原爆投下から68年目の8月6日、原水爆禁止世界大会・広島大会は、まとめ集会を行い、3日間の大会を終えて、長崎大会に引き継がれることになりました。 午前8時から平和記念公園で開かれた「平和記念式典」に続いて、9時半から中国新聞社ホールで開催された「まとめ集会」には700人が参加。原爆犠牲者への黙とうに続いて、主催者あいさつに立った川野浩一大会実行委員長は、「4日の開会総会から内容の濃い大会になった。討議の中で、東北アジアの非核地帯化の早期実現などの課題が明確になった。核廃絶の実現まで、被爆体験の継承が大切だ。長崎に論議をつなげよう」と呼びかけました。 若者や高校

子ども関連企画2013

『子どものひろば』 日時 2013年8月8日(木)9:30~12:30 会場 長崎県教育文化会館4F401会議室(定員70人) 長崎市筑後町2-1/TEL095-822-5195 コース (電車移動)⇒原爆資料館⇒爆心地公園「原爆中心碑」 内容 平和の歌や被爆体験の証言、原爆資料館や被爆遺構の見学を通して被爆の実相や核の恐ろしさを肌で感じてもらう原水禁版「平和教育」。 日程 9:30~10:00 歌と交流・ビデオ上映「ナガサキのこうま」 10:00~10:45 被爆体験の講話(城臺美弥子) 10:50~11:00 徒歩で移動(教育文化会館→長崎駅前・電

被爆68周年原水爆禁止世界大会 ヒロシマ・アピール

ヒロシマ・アピール  「核と人類は共存できない」 世界最初の原子爆弾が炸裂したあの日から68年目のこの夏、私たちはここ広島の地に集まり、核廃絶・脱原発の流れを大きく前進させるための誓いを新たにしました。 原民喜が、原爆小景の中で「日ノ暮レチカク 眼ノ細イ ニンゲンノカホ ズラリト河岸ニ ウヅクマリ 細イ細イ イキヲツキ ソノスグ足モトノ水ニハ コドモノ死ンダ頭ガノゾキ カハリハテタ スガタノ細イ眼ニ 翳ツテユク 陽ノイロ シヅカニ オソロシク トリツクスベモナク」と表した惨状を繰り返させてはなりません。 世界では、「核なき世界」を求めるといいながら、米オバマ政権は臨界前の新型核実験を繰

【68大会・報告】広島ひろば/ヒバクを許さない集い Part14

被爆68周年 原水爆禁止世界大会 ひろば ヒバクを許さない集い Part14 報告 ―フクシマとヒロシマ・ナガサキ・JCOを結び 国の責任による福島事故被災者への健康手帳交付を求める運動を全国に広めよう ヒバクを許さない集い Part14は、「フクシマとヒロシマ・ナガサキ・JCOを結び 国の責任による福島事故被災者への健康手帳交付を求める運動を全国に広めよう」をテーマに、約80名の参加で開催しました。 主催者あいさつに続いて、ヒバク反対キャンペーンの寺西清さんから、これまで、原水禁や原子力資料情報室、全国の市民団体で取り組んだ、政府行動などの報告が行われました。 続いて、

原水禁世界大会・広島大会の2日目 分科会や国際会議開く

8月5日の「被爆68周年原水爆禁止世界大会・広島大会」の2日目は、分科会や国際会議などの学習・討論、フィールドワーク、子どもたちの催しなど、広島市内を中心に多彩に展開されました。 第1分科会は「福島原発事故の現状と課題」として、福島からの報告を受け、脱原発社会の実現に何が必要かを討議しました。第2分科会は「再稼働問題と脱原発に向けたエネルギー政策」をテーマに、韓国やドイツのゲストからの報告も含め、原発に頼らないエネルギー政策を考えました。 第3分科会は「核拡散と日本の原子力政策」で、特にプルトニウム利用と原発輸出問題を中心に、韓国からの報告も交えて討議しました。第4分科会は、「アメ

【68大会・報告】広島第7分科会/見て、聞いて、学ぼうヒロシマ―入門編

   第7分科会では、被爆者の大隈勝登さんがご自身の被爆当時の体験と、戦後の歩みを語りました。 小学校2年生だった大隅さんは爆心地から2.3キロメートルのところおり、「原爆が投下されたとき、自分に「焼夷爆弾」が落ちたと感じた」「家の前も逃げる人たちがたくさんいて、自分も母親や弟たちと山に逃げた」「死体はおばけのようになり、男か女かも分からん」「たくさんの死体が川を流れ、死体がモノのように土手に並べられて焼かれる光景やくさくてたまらない匂いに、子どもながらに恐ろしいと感じた」と当時の体験を語りました。また、被爆者が結婚などの際に受けた差別についても言及がありました。 講演を受け

【68大会・報告】広島第6分科会/ヒバクシャを生まない世界に2-交流・討論編-ヒロシマからフクシマへヒバクシャの課題

平野伸人さんのお話 最初に、平野伸人さんご自身の福島での活動記録や、広島での被爆者である平野さんのお母様の体験談などを、スライドで、説明されました。 また、東日本大震災の同じ被災地でもある岩手と福島にどのような違いがあるかも説明されました。岩手では今現在は復興も進んできていますが、福島の南相馬はほとんど進んでおらず、町に人影も無く雑然としていて、津波被害とは別の原発事故による放射能汚染被害の厳しさを説明されました。 そして、広島での原爆投下から今日に至るまで、ヒバクシャがどのような待遇で生きてきたのか、そしてヒバクシャを取り巻く環境がどのように変化していったのかを事細かに説明され

【68大会・報告】広島第5分科会/ヒバクシャを生まない世界に1–学習編–世界のヒバクシャの現状と連帯のために

豊崎博光さんの講演 ウラン鉱石は天然のもの。有害な放射性物質を含んでいる。採掘した時から被曝者は生まれる。精錬する過程でも被曝する。ウラン235はウラン鉱石に0.7%しか含まれていない。その他のものは捨ててしまう。その後4%ぐらいまでに濃縮してペレットを作成する。90%以上の高濃縮にしたものが原爆になる。 労働者だけでなく、作業服に付着したウランにより家族まで被曝している。 1940年代からナバホで採掘され始めた。核分裂が発見される前は、ウランは、糖尿病の薬として飲まれたり、夜光塗料として使用されていたりした。 ナバホで採掘されたウランがヒロシマ・ナガサキの原爆に使用された。そ