新着情報

被爆68周年原水爆禁止世界大会 ヒロシマ・アピール

ヒロシマ・アピール  「核と人類は共存できない」 世界最初の原子爆弾が炸裂したあの日から68年目のこの夏、私たちはここ広島の地に集まり、核廃絶・脱原発の流れを大きく前進させるための誓いを新たにしました。 原民喜が、原爆小景の中で「日ノ暮レチカク 眼ノ細イ ニンゲンノカホ ズラリト河岸ニ ウヅクマリ 細イ細イ イキヲツキ ソノスグ足モトノ水ニハ コドモノ死ンダ頭ガノゾキ カハリハテタ スガタノ細イ眼ニ 翳ツテユク 陽ノイロ シヅカニ オソロシク トリツクスベモナク」と表した惨状を繰り返させてはなりません。 世界では、「核なき世界」を求めるといいながら、米オバマ政権は臨界前の新型核実験を繰

【68大会・報告】広島ひろば/ヒバクを許さない集い Part14

被爆68周年 原水爆禁止世界大会 ひろば ヒバクを許さない集い Part14 報告 ―フクシマとヒロシマ・ナガサキ・JCOを結び 国の責任による福島事故被災者への健康手帳交付を求める運動を全国に広めよう ヒバクを許さない集い Part14は、「フクシマとヒロシマ・ナガサキ・JCOを結び 国の責任による福島事故被災者への健康手帳交付を求める運動を全国に広めよう」をテーマに、約80名の参加で開催しました。 主催者あいさつに続いて、ヒバク反対キャンペーンの寺西清さんから、これまで、原水禁や原子力資料情報室、全国の市民団体で取り組んだ、政府行動などの報告が行われました。 続いて、

原水禁世界大会・広島大会の2日目 分科会や国際会議開く

8月5日の「被爆68周年原水爆禁止世界大会・広島大会」の2日目は、分科会や国際会議などの学習・討論、フィールドワーク、子どもたちの催しなど、広島市内を中心に多彩に展開されました。 第1分科会は「福島原発事故の現状と課題」として、福島からの報告を受け、脱原発社会の実現に何が必要かを討議しました。第2分科会は「再稼働問題と脱原発に向けたエネルギー政策」をテーマに、韓国やドイツのゲストからの報告も含め、原発に頼らないエネルギー政策を考えました。 第3分科会は「核拡散と日本の原子力政策」で、特にプルトニウム利用と原発輸出問題を中心に、韓国からの報告も交えて討議しました。第4分科会は、「アメ

【68大会・報告】広島第7分科会/見て、聞いて、学ぼうヒロシマ―入門編

   第7分科会では、被爆者の大隈勝登さんがご自身の被爆当時の体験と、戦後の歩みを語りました。 小学校2年生だった大隅さんは爆心地から2.3キロメートルのところおり、「原爆が投下されたとき、自分に「焼夷爆弾」が落ちたと感じた」「家の前も逃げる人たちがたくさんいて、自分も母親や弟たちと山に逃げた」「死体はおばけのようになり、男か女かも分からん」「たくさんの死体が川を流れ、死体がモノのように土手に並べられて焼かれる光景やくさくてたまらない匂いに、子どもながらに恐ろしいと感じた」と当時の体験を語りました。また、被爆者が結婚などの際に受けた差別についても言及がありました。 講演を受け

【68大会・報告】広島第6分科会/ヒバクシャを生まない世界に2-交流・討論編-ヒロシマからフクシマへヒバクシャの課題

平野伸人さんのお話 最初に、平野伸人さんご自身の福島での活動記録や、広島での被爆者である平野さんのお母様の体験談などを、スライドで、説明されました。 また、東日本大震災の同じ被災地でもある岩手と福島にどのような違いがあるかも説明されました。岩手では今現在は復興も進んできていますが、福島の南相馬はほとんど進んでおらず、町に人影も無く雑然としていて、津波被害とは別の原発事故による放射能汚染被害の厳しさを説明されました。 そして、広島での原爆投下から今日に至るまで、ヒバクシャがどのような待遇で生きてきたのか、そしてヒバクシャを取り巻く環境がどのように変化していったのかを事細かに説明され

【68大会・報告】広島第5分科会/ヒバクシャを生まない世界に1–学習編–世界のヒバクシャの現状と連帯のために

豊崎博光さんの講演 ウラン鉱石は天然のもの。有害な放射性物質を含んでいる。採掘した時から被曝者は生まれる。精錬する過程でも被曝する。ウラン235はウラン鉱石に0.7%しか含まれていない。その他のものは捨ててしまう。その後4%ぐらいまでに濃縮してペレットを作成する。90%以上の高濃縮にしたものが原爆になる。 労働者だけでなく、作業服に付着したウランにより家族まで被曝している。 1940年代からナバホで採掘され始めた。核分裂が発見される前は、ウランは、糖尿病の薬として飲まれたり、夜光塗料として使用されていたりした。 ナバホで採掘されたウランがヒロシマ・ナガサキの原爆に使用された。そ

【68大会・報告】広島第4分科会/平和と核軍縮2-交流・討論編-東北アジアの非核地帯化と日本の安全保障政策

1. 湯浅一郎ピースデポ代表の講演について (1) 朝鮮半島における核兵器問題の背景には、朝鮮戦争の停戦協定から60周年を迎えたが、未だ朝鮮戦争は終結してない現状がある。 北朝鮮としては、アメリカ政府によって、イラクのフセイン政権が一方的に戦争を仕掛けられた結果、その政権が崩壊した現実を目の当たりにし、アメリカから一方的に攻撃されない保証が得られるまでは核兵器を廃絶する意志はない。 (2) 最近の朝鮮半島情勢では、2010.3.26に韓国哨戒艦「チョナン」沈没事件、2010.11.23にヨンピョンド砲撃事件が発生している。 こうした朝鮮半島の緊迫した状況があるにもかかわらず

【68大会・報告】広島第3分科会/平和と核軍縮1-学習篇-核拡散と日本の原子力政策~プルトニウム利用と原発輸出

日本のプルトニウム利用と原子力政策について、現状と諸外国と私たち日本人の受け止め方に大きな差がある実態を学び、核燃料の再処理は核兵器問題であることを認識し、今後の運動の広がりにつなげていこうとして、以下のような基調が提起された。 政府は、高速増殖炉もんじゅの計画が事実上とん挫する中で、六ヶ所再処理工場の稼働をめざしている。現在、日本には長崎型原子爆弾5500発以上を作ることができる量のプルトニウムがある。仮に再処理工場が稼働すればさらに毎年8トンずつ増えていく。諸外国からはすでに、核保有国としてとらえられている。再処理は高レベル核廃棄物が少なくなって非常にいいだと言われるが、結果

メッセージfromヒロシマ2013写真報告

本番間近!リラックスして、開始を待っています。 こちらも、楽しそうに開演までの時間を楽しんでいるようです。 オープニングは「朝鮮舞踊」でスタート。本当にきれいです! 「翼をください」を日本語、朝鮮語の両方で披露してくれました。 実行委員によるあいさつ。ステージいっぱいに登場です! 総合司会の二人は、着ぐるみを着て再登場!ガッツが溢れています! 「平和のメッセージを届けよう」のコーナーは、フィールドワーククイズをしました。 花形シートに思いを書きこんでいきました。 一枚書き終わると、二枚目と書き進んでいきます。 真剣に書き込んでおります! こちらも真剣!思いをぶち込んでおりま