新着情報
原水禁世界大会・広島大会「集団的自衛権行使容認に反対する特別決議」
集団的自衛権行使容認に反対する特別決議 8月6日、あの悲惨な惨状を私たちは忘れることはできません。国益を守るとして始められたアジア・太平洋戦争、私たちの軍隊が行なった侵略戦争は、アジア諸国で2000万人、日本で310万人とも言われる犠牲者を出しました。例えば国内においても、沖縄戦をはじめ東京、大阪など各都市への空爆を引き起こし、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下をもたらしました。原爆は子や孫にまで影響を及ぼし、健康不安の中で、未だ癒えることのない傷跡を残しています。私たちはあの「過ちを繰り返しませぬから」と誓い、平和主義を基調とする「日本国憲法」を制定しました。平和憲法のもとで、69年間、日本
2014年08月06日
高校生平和大使が外務省「ユース非核特使」に 6日に広島で認証式
8月6日、広島市内で、高校生平和大使に対し、外務省が「ユース非核特使」として委嘱する認証式が行われ、岸田文雄外相が一人ひとりに委嘱状を手渡しました。 この制度は昨年から行われているもので、被爆者の高齢化が進んでいることから,被爆の実相を国際社会及び将来に伝えるために、次世代(若者)への継承が必要とのことから、「ユース非核特使」として委嘱して、活動を後押しされています。昨年度の第16代高校生平和大使が「ユース非核特使」制度の第1号に選ばれたのに続き、今年の第17代平和大使も選ばれました。 高校生平和大使は、長崎県の市民団体がインド、パキスタンの核実験を受けて1998年に公募を開始。
被爆69周年原水爆禁止世界大会・広島大会は8月5日の2日目に、分科会や国際会議、子どものひろばなど、多彩な取り組みが行われ、参加者は改めて核廃絶の決意を新たにしました。 分科会は「脱原子力」「平和と核軍縮」「ヒバクシャを生まない世界に」などの課題別に7つ開催されました、脱原子力の課題では、福島原発事故を受けて、原発再稼働問題や、原発に頼らないエネルギー政策をめざした運動について討議。明治大学名誉教授の藤井岩根さんは、福井県大飯原発の再稼働差し止め訴訟の判決を高く評価し、「憲法による人格権をもとに原発を拒否する運動を広げよう」と呼びかけました(上写真右)。 平和と核軍縮では
2014年08月05日
原水禁世界大会・広島大会に3300人 人類の未来のために核廃絶を
「生きているうちに核兵器のない世界を」、被爆者は訴えます。 被爆69周年原水爆禁止世界大会・広島大会は、今年も「折り鶴平和行進」から始まりました。平和公園資料館前に集まった全国からの参加者約2000人は、時折、激しい風雨の中、横断幕やのぼり旗を手に「すべての核兵器をなくそう!」「全ての原発の廃炉をめざそう!」「すべてのヒバクシャ支援を実現しよう!」などの他、今年は特に安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け「平和憲法を守り、集団的自衛権に反対しよう!」などとシュプレヒコールをあげました。 夕方から広島県立体育館で開かれた開会総会には3300人が参加。犠牲者への黙とう後、
2014年08月04日
原水爆禁止世界大会 広島大会 基調提起(藤本泰成・大会事務局長)
原水爆禁止世界大会 広島大会 基調提起(藤本泰成・大会事務局長) 週刊朝日の8月1日号に、作家の落合恵子さんと、作詞家で作家の「なかにし礼」さん、どちらも「戦争をさせない1000人委員会」の呼びかけ人ですが、対談が掲載されました。 引用が長くなりますが、一部省略しながら紹介します。 まず落合さんから始まります。 「私は、3.11以降、大事な人がはっきり見えてきたんです。気がつけば、その人達は皆、反原発であり、反戦であり、反核なんです」 なかにしさんが、 「3.11の時、『これはおまえの生き方が問われる瞬間だぞ』と言う思いがしたでしょう」 と問うと、 落合さんが 「はい、し
2014年08月04日
原水爆禁止世界大会 広島大会 基調提起(藤本泰成・大会事務局長)
原水爆禁止世界大会 広島大会 基調提起(藤本泰成・大会事務局長) 週刊朝日の8月1日号に、作家の落合恵子さんと、作詞家で作家の「なかにし礼」さん、どちらも「戦争をさせない1000人委員会」の呼びかけ人ですが、対談が掲載されました。 引用が長くなりますが、一部省略しながら紹介します。 まず落合さんから始まります。 「私は、3.11以降、大事な人がはっきり見えてきたんです。気がつけば、その人達は皆、反原発であり、反戦であり、反核なんです」 なかにしさんが、 「3.11の時、『これはおまえの生き方が問われる瞬間だぞ』と言う思いがしたでしょう」 と問うと、 落合さんが 「はい、し
2014年08月04日
川内原発再稼働に向けた原子力規制委員会の審査書に対する原水禁のパブリックコメント
川内原発の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査書に対して原水禁は7月30日に次のパブリックコメントを出しました。<適合性審査結果に対する問題点>全体について 審査書では「○○を設置する」や「○○を整備する」という方針を申請者が示したことで、「規定に適合していること」「ガイドを踏まえていること」を「確認した」としている。これらは、工事計画認可や保安規定変更認可を得て実際に設置・整備され、使用前検査を経て初めて適合するものであり、そのことを明記すべきである。 災害の防止の担保では、「審査過程における主な論点」が記述されるなど、審査書のあり方について一定の改革がなされたと言えるが、更田委