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福島から原水禁大会がスタート 脱原発、核兵器廃絶めざし1300人参加

被爆69周年原水爆禁止世界大会は、7月27日、福島大会から始まりました。福島では、東京電力福島第1原発事故が起きた2011年から毎年開催され、特に原発事故の責任を問い、再稼働を阻止し、脱原発への政策転換を求めています。 福島県教育会館で開かれた大会には、東北各県を中心に全国各地から1300人が参加しました。主催者あいさつで川野浩一・大会実行委員長(原水禁議長)は、「安倍政権は、鹿児島の川内原発をはじめ各地の原発再稼働を狙っている。原発事故があれば全てを失ってしまう。福島原発事故の国の責任を明確にさせ、断固として脱原発、核兵器廃絶、平和憲法を守る運動を貫こう」と訴えました。

被爆69周年原水爆禁止世界大会・福島大会アピール

 被爆69周年原水爆禁止世界大会・福島大会アピール  2011年3月11日の東日本大震災は、多くの人命と生活基盤を根こそぎ奪い取る未曾有の大災害となりました。この地福島では、さらに東京電力福島第一原発の重大事故による被害が加わりました。3年半近く経ったいまでも事故の収束の見通しはたっていません。東日本大震災の余震もいまだ続き、福島第一原発は、再び大量の放射能放出につながる危険性も残されています。原子炉建屋・トレンチ内の大量の放射性物質による地下水の汚染も広がり、その海洋への流出も明らかにされました。期待された多核種除去装置(ALPS)や凍土壁、地下水バイパスなどは十分に機能していない現実

原水爆禁止世界大会 福島大会 基調提起(藤本泰成・大会事務局長)

原水爆禁止世界大会 福島大会 基調提起  福島県は、2011年の東日本大震災・福島第一原発事故から、4度目の夏を迎えています。事故の収束作業、そして、放射性物質での汚染地された故郷への帰還、被災者の補償と新しい生活へのスタート、全く進展のない中で、被災者の生活はきびしさを増しています。 福島の現実が変わらない中で、国は原発の再稼働を急いでいます。 6月16日、石原伸晃環境大臣は、福島第1原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、「最後は金目でしょう」という発言で、福島県民を始め多くの市民の批判を浴びました。 石原大臣は、「最後はお金の話になるが、今は示すことができない

7.9川内原発の再稼働を許さない緊急行動に350人参加

原子力規制委員会が近く、鹿児島の川内原発1、2号機の適合性審査について、新たな規制基準を満たしているとの審査報告書を出す見通しとなったことから、「さようなら原発1000万人アクション」は、川内原発の再稼働を許さない緊急行動を7月9日に行いました。 昼には、国会前に約100人が集まり、「脱原発」への政策転換を求めて参加者がリレートークを行いました。中には、たまたま仕事が休日になったと千葉から駆けつけた参加者もあり、口々に「津波対策や避難計画もズサンな規準でいいのか」「安倍政権の原発推進の暴走を止めさせよう」などと訴え、シュプレヒコールをあげました。(写真)  夜は代々木公園に35

被爆69周年原水禁世界大会・福島大会のご案内

福島原発事故は、いまだ 事故の収束は見えないまま今日に至っています。福島原発事故の抱える課題は様々なものがあり、一つひとつ大きな困難を抱えています。私たちにとっても長期に渡る困難な闘いがさらに続いていきます。現地との連携を強化しながら、二度と再びフクシマ原発事故を起こさせないためにも、原水禁世界大会を通じて確認し、脱原発の運動の強化をはかっていきます。原水禁世界大会・福島大会では福島原発事故の現状と現地の実態、今後の取り組みの方向性など現地の方々のを中心に提起します。また、関連する取り組みとして、現地フィールドワーク(事前予約が必要)を実施します。 Ⅰ 被爆69周年原水爆禁止世界大会・福島大

ビデオ報告「6.28さようなら原発 首都大行進」

 6月28日の「さようなら原発 首都大行進」の集会とデモ行進をビデオにまとめました(9分40秒)