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https://youtu.be/Yl7NUpZrSH4 11月23日、北海道の幌延町で、北海道平和運動フォーラムが主催する「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」が開催され、全国各地から500人以上が集まりました。 幌延町が高レベル放射性廃棄物施設を誘致してから39年が経過し、1986年から始まった「11.23幌延デー北海道集会」は、新型コロナウイルスの影響を受けて中止となった年もありましたが、今年で37回目を迎えました。 集会では、北海道の「核抜き条例」や「三者協定」を遵守させるとともに、幌延深地層研究計画の早期終了と埋め戻しを求めるスピーチや決意
11月24日、汚染水の海洋放出に反対する『24日行動』を開催しました
11月24日、「さようなら原発1000万人アクション」主催の『24日行動』が10月に引き続き、首相官邸前で開催されました。 11月20日、「3回目の汚染水放出が完了した」と東電の発表があったこともあり、汚染水放出を止めたいと思う強い気持ちをもって市民のみなさんが集まりました。 原水禁が事務局を務める「さようなら原発1000万人アクション」に参加する団体や市民のみなさんのリレートークでは、地元での活動報告や、福島原発敷地内には汚染水を貯め置く十分な場所が存在していることなどが訴えられました。 東京電力は、廃炉完了の目標とする2051年までに処理水の放出を終える方針ですが
核兵器禁止条約(TPNW)第2回締約国会議開催にあたっての原水禁のとりくみ
「核兵器禁止条約(TPNW)第2回締約国会議」が11月27日から12月1日にかけて、アメリカ・ニューヨークで開催されます。核兵器をめぐっては厳しい情勢にあるいま、あらためてTPNWに対する期待も高まっています。オーストリア・ウィーンで開催された第1回締約国会議でも、核兵器の非人道性や世界の核被害の実相についての議論もされてきたところです。 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)は前回同様、現地派遣を行います。今回は、谷雅志・原水禁事務局長のほか大学生・高校生という若い世代が意見を発信するとともに、現地に集う核廃絶を求めるさまざまな人びととの交流を行う予定です。 原水禁が締約国会議に提出した作
【原水禁声明】ロシアのCTBT批准撤回とイスラエルの閣僚による原爆投下容認発言 どちらも許さず、改めて核廃絶を強く訴える
原水禁は、11月14日付で以下の声明を発表しました。 ロシアのCTBT批准撤回とイスラエルの閣僚による原爆投下容認発言 どちらも許さず、改めて核廃絶を強く訴える (1) 11月2日、ロシアが包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回した。ロシアは2000年にCTBTを批准し、これまで核実験禁止という規範を守る姿勢を示してきた。CTBT発効には発効要件国(44ヶ国)すべての批准が必要とされる。ロシアは発効要件国であり、署名・批准国の中で最大の核兵器保有国である。そのロシアがCTBTの批准を撤回したことは、国際社会の核軍縮・核不拡散を進める大きな流れに逆行し、CTBTの発効に向けたこれま
「核兵器禁止条約第2回締約国会議へのオブザーバー参加を求めます #WishYouGoToNY 」、計43288筆を提出
元・高校生平和大使の大学生が中心となって活動している「Connect Hiroshima」が呼びかけた署名「核兵器禁止条約第2回締約国会議へのオブザーバー参加を求めます #WishYouGoToNY 」について、10月31日、外務省への提出が行われました。2か月余りのとりくみ期間で、紙での署名も含め約43288筆を集めました。 提出した大学生は二人とも、核兵器禁止条約(TPNW)第1回締約国会議への参加経験をもとに、世界各国から日本政府の姿勢が問われている・注目されていることを訴えました。そして、被爆国日本が果たすべき国際的な役割にむけ、核兵器禁止条約の署名・批准を求めつつも、まずは第一
福島第一原発のALPS汚染水の海洋放出が強行された8月「24日」にちなみ、汚染水の海洋放出に反対する「24日」行動が、10月24日、さようなら原発1000万人アクション実行委員会主催で、首相官邸前で開催されました。9月24日に続いて2回目となります。 リレートークでは、決してあきらめることなく海洋放出を止める決意や、薄めて流すことがまかり通れば悪しき前例として国際社会に理解されてしまうことなど、参加者それぞれの思いを訴えました。 さしあたり来年の8月まで、この「24日」行動を続けていくことを確認しています。海洋放出強行によって落胆されてしまっている福島現地の方々にも、東京に
未来の子どもたちへ、”奇跡の海”でまちづくり 上関現地レポート
染裕之(原水禁副事務局長/平和フォーラム事務局長) 1982年に中国電力による原発建設計画が浮上した山口県上関町は、町民ばかりか家族までを原発推進賛成派と反対派に二分して対立と分断を余儀なくされてきた。 2011年の福島第一原発事故を受け工事は中断している状態だが、今年8月18日、上関町の西町長は、使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設調査受入れを表明した。再び対立と分断の不幸が繰り返されるのか、40年余にわたって原発に翻弄され続ける町・上関町を訪ねた。 瀬戸内最後の楽園は希少生物の宝庫 [caption id="attachment_6720" align="aligncenter"
オンライン署名「核兵器禁止条約第2回締約国会議へのオブザーバー参加を求めます #WishYouGoToNY 」のご紹介
11月27日から12月1日にかけて、アメリカ・ニューヨークにある国連本部で、核兵器禁止条約(TPNW)の第2回締約国会議が開催されます。 日本はこの間も核保有国と非保有国の「橋渡し役」を自称しながら、一貫してTPNWへの不参加の態度を変えることがありませんでした。しかしすでに発効し締結国会議も開催されているいま、早急に方針転換することが必須です。 今回、広島の元・高校生平和大使が中心となって結成した「Connect Hiroshima」が、オンライン署名「核兵器禁止条約第2回締約国会議へのオブザーバー参加を求めます #WishYouGoToNY 」への協力を呼びかけていますので、ご
【「汚染水」「核のごみ」を考える原水禁連続講座第3回】倫理の観点から核のごみ問題を考える
9月14日、「汚染水」「核のごみ」を考える原水禁連続講座第3回が開催されました。 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分選定に向け、文献調査を受け入れた北海道の寿都町と神恵内村では、地元・北海道を中心に、次の段階へ進ませない運動が展開されています。長崎県の対馬市では、新たに文献調査を受け入れるべきだとする議会への請願が賛成多数で採択され、市長による判断に委ねられる状況となっています。 そういった「核のごみ」問題を、倫理、とくに「次世代倫理」の観点から寺本剛さん(中央大学理工学部教授)にお話しいただきました。「倫理の考えは、違いを整理して議論を促すこと」という印象的な言葉にあるよ