新着情報

「核兵器廃絶1000万署名」へのご協力をお願いします

核兵器禁止条約(TPNW)が発効されて4年が経過しました。この間に3回開催されたTPNW締約国会議では、TPNWが核不拡散条約(NPT)を否定するものではなく、むしろ補完する条約であることが繰り返し確認されています。NPT第6条に「核兵器の軍縮を含め、軍縮を促進するために誠実に交渉すること」とあるように、NPTに参加する190か国がそのことを確実に進めていくことを前提としているからです。 いっぽう国際社会では、ロシア・ウクライナ戦争や、パレスチナ・ガザ地区でのイスラエルによる攻撃によって、多くの市民が戦争の犠牲となっています。なかなか停戦が実現しないなかで、核兵器使用も選択肢に入

4月12日「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」を開催【7/7報告集掲載】

日本教育会館一ツ橋ホールで4月12日に開催した、「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」及び5月27日に行った要請行動・意見交換についてまとめた報告書は、以下よりご覧いただけます。 報告書データダウンロードはこちら   【4月12日開催「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」報告】 「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」が、4月12日に東京の日本教育会館一ツ橋ホールで開催され、約300人が集まりました(主催:核燃料サイクルを考えるシンポジウム実行委員会)。 核燃料サイクルをめぐる国内・国外状況はこの40年で一変し、再処理工場が竣工延期を繰り返す中でも、日

2025年04月14日

第40回4.9反核燃の日全国集会、原水禁全国交流集会、FWを開催しました

第40回4・9反核燃の日全国集会 2025年4月6日(土)、「第40回 4・9反核燃の日全国集会」が青森市で開催されました。(主催:第40回4・9反核燃の日全国集会実行委員会) いまだ確立されない核燃料サイクル全体への信頼は完全に失墜しています。青森県は60年前、六ヶ所村を中心に巨大開発石油コンビナートを中心とする巨大開発を計画しました。 しかし、それが頓挫をして、40年前に、核燃料サイクル施設を受け入れることとなりました。32年前に建設を始めた再処理工場、32年たっても完成しない。 トイレ無きマンションと言われており、核のゴミの問題はなんら解決していない。 この状況を変

2025年07月07日

原水禁フィールドワーク「丸木美術館・吉見百穴地下軍需工場」のご案内

原水禁は4月13日、フィールドワーク企画を実施する予定です。 連作「原爆の図」で知られる丸木位里・俊夫妻の作品を常設展示する「丸木美術館」(埼玉県東松山市)を訪問します。なお、本年9月をもって全館改修工事のため長期休館(2年弱の予定)に入るとのことですので、この機会をぜひご活用ください。 また、その近隣に所在する「吉見百穴」(埼玉県吉見町)は古墳時代の横穴墓群として知られていますが、太平洋戦争末期には数千人の朝鮮人労働者を動員した突貫工事により、地下に軍需工場が建設された場所です。 いずれも戦争と核の被害の実相、そして加害の歴史の一端に触れることのできる、貴重な施設・史跡です

4月12日開催「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」開催のご案内

核燃料サイクル問題は、六ヶ所再処理工場がある青森だけの問題ではありません。 “4.9反核然の日”に続け!と、東京でも「核燃料サイクルを考えるシンポジウム」を開催します。 40年かけても核燃料サイクルは計画通りに進まないどころか事業費の膨張が進み続けています。 それにもかかわらず、いまだ再処理工場の竣工をあきらめない政府。なぜ? 【一部】では、「歴史的、経済的、政策的」側面から鈴木達治郎さん(長崎大学RECNA客員教授)に、澤井まさ子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)には「再処理工場」とは何なのか、問題提起をしていただきます。 【二部】では、松久保肇さん(原子力資料情報室

3月15日福島県民大集会、16日フィールドワークを開催

3月15日福島県民大集会報告 事故から14年にあたる2025年3月15日、福島市パルセいいざかで「原発のない福島を!県民大集会」が開催され、全国各地から約1000人が参加しました。 浪江町の南津島郷土芸術保存会による「南津島の田植踊」から始まりました。 実行委員長のあいさつでは、福島の現状が語られるとともに、「原発事故当時の状況に立ち返り、福島原発事故の教訓とは何だったのか、改めて確認するとともに、福島原発の過酷事故の実情、人々の苦悩、原発事故から得た教訓を、若い世代にも継承していくことも、私達の使命だというふうに思います」と会場の参加者への訴えがありました。 続い

2025年04月07日

3月8日「さようなら原発3.8全国集会」を開催

「3.11福島原発事故を忘れない」をメインテーマに、さようなら原発3.8全国集会が、3月8日東京の代々木公園で開かれ、約3000人が集まりました。 集会は、特設されたミニステージ、野外音楽堂でのメインステージが行われ、集会後にはパレードも行われました。 詳しくは、以下のさようなら原発1000万人アクションのウェブサイトをご覧ください。 http://sayonara-nukes.org/2025/04/3-8report/

2025年04月07日

2月24日「ウクライナに平和を!核兵器を使うな、原発に手を出すな」集会を開催

2月24日、東京・日比谷野外音楽堂で「ウクライナに平和を!核兵器を使うな、原発に手を出すな」集会が、原水禁が事務局を務める「さようなら原発1000万人アクション」実行委員会と「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」との共催で開かれ、各地から600人が集まりました。 詳しくは、上記報告動画および、以下のさようなら原発1000万人アクションのウェブサイトをご覧ください。 http://sayonara-nukes.org/2025/03/20250224report/   http://gensuikin.peace-forum.com/2025

被災71周年3.1ビキニ・デー全国集会を開催しました

原水禁は2月28日、静岡市・静岡労政会館ホールにて「被災71周年3.1ビキニ・デー全国集会」を開催し、全国から約180人が参加しました。 本集会は渡邊楓花さん(静岡・高校生1万人署名活動メンバー、2023年長崎派遣代表)と江﨑稟真さん(大学生、高校生1万人署名活動学生サポーター)が司会を務めました。 はじめに、染裕之・原水禁共同議長が主催者あいさつを行いました。ウクライナやパレスチナなどの状況に触れ、核使用の危険性が高まっていることを指摘。また、3月3日から開催される日本政府の核兵器禁止条約(TPNW)締約国会議への不参加決定を批判し、原水禁運動の真価が問われている