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【ニュースペーパー10月号】福島県でプルサーマル受け入れを表明―老朽原発で初の実施に不安高まる

福島県平和フォーラム事務局長 原 利正「2回目の受け入れ」とアリバイ的三条件 8月6日、福島県の佐藤雄平知事は、福島第1原発3号機におけるプルサーマル計画の実施受け入れを表明しました。東京電力(東電)は現在、10月に営業運転を開始する準備を進めています。実施されれば、佐賀の玄海と愛媛の伊方原発に次いで、全国で3番目となります。 実は、福島県において知事が了解したのは、今回が2回目です。1998年に当時の佐藤栄佐久知事が全国で初めて事前了解を行った経緯があります。しかしその後、各地で明らかになった原発の燃料データ捏造、トラブル隠し、茨城県東海村のJCO臨界事故、関西電力のMOX燃料データ改ざん等

2010年10月01日