新着情報

京都議定書の暫定延長を検討する用意がある―EU環境省理事会

 ルクセンブルグで開催されていた欧州連合(EU)の環境省理事会が、地球温暖化対策について、京都議定書から離脱した米国、議定書で削減義務を課されていない中国、インドなど「あらゆる主要経済国」に削減を義務づけることを条件に、京都議定書の暫定延長を検討する用意があると表明。 

米国・未臨界核実験への抗議申し入れ(PDF)

http://peace-forum.com/gensuikin/101014mousiire.pdf

上関原発問題に関する院内集会と市民集会が開催される

 10月13日、参議院議員会館で、地元山口県の「長島の自然を守る会」の主催、「『日本の里海を考える』―瀬戸内海・周防灘・長島から―」と銘打ち、院内集会を開催しました。会場には、平日の昼間にもかかわらず、約40人の市民と国会議員が参加しました。 集会では、海藻研究所所長の新井章吾さんから、「里海の保全とその活用」と題して、漁業活動を通じて行われる、海の保全と再生について報告がありました。報告では、長島・祝島周辺は、生物多様性豊かで、将来に向けて持続可能な自然との共生が実現している、世界に誇るべき地域であり、まさにCOP10のモデルであると訴えられました。 長島の自然を守る会の高島美登里さんからは

エネルギー問題専門家のマイケル・シュナイダー報告会で明らかになった「原子力ルネッサンス」の実態

10月13日、参議院議員会館で開かれた報告会には、専門的な内容にも関わらず超党派の議員11人をふくめて、数十人の参加者で会議室はいっぱいになりました。ヨーロッパ各国の政府など公共機関の委託研究を多く手がけているシュナイダーさんの報告は、豊富な統計データを示しながら、世界のエネルギー需給に占める原子力の役割の低下を明らかにするものでした。 気候変動問題で重要視されるCO2排出の抑制を考慮しても、あまり変わらないことも明示。主にフランス、ドイツ、米国の例を挙げながら、特に経済性に焦点を当てると、スマートグリッドを伴った再生可能エネルギーへの役割交代が明白です。 喧伝される「原子力ルネッサンス」の

2010年10月13日