新着情報
12月13日、止めよう!六ヶ所再処理工場!「新“原告”募集」集会を開催
集会やデモの様子が分かる動画をつくりました。ご覧ください。 現在、六ヶ所再処理工場は、原子力規制委員会による新規制基準の適合性審査合格を受け、2022年の完工に向けて動き出しました。しかし、原子力をめぐる環境は福島第一原発事故以降大きく変わり、六ヶ所再処理工場で作り出されたプルトニウムやウランの使い道についての目途は立っていません。再処理・核燃料サイクル政策が、順調に進む見通しは全くないのが現状です。 このような中、12月13日にこれまで六ヶ所再処理工場の行政訴訟を担ってきた「核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団」が、新たに“原告”を募集することになりました。原告団
核兵器禁止条約批准50か国達成!日本政府に批准を求める 原水禁九州ブロック集会inナガサキ
12月19日、「核兵器禁止条約批准50か国達成!日本政府に批准を求める原水禁九州ブロック集会inナガサキ(主催:原水禁九州ブロック連絡協議会・原水爆禁止長崎県民会議)」が、長崎市平和会館で開催され、長崎県内・九州各地から180名が参加しました。 原水禁は連帯あいさつの中で、①原水禁・連合・KAKKINの3団体でとりくんだ「核兵器廃絶1000万署名」を、8月9日に、国連の中満事務次長・軍縮担当上級代表に提出したこと、②「同署名」を12月23日に、日本政府(國場外務大臣政務官)へ提出し、その席で条約への批准について要請すること、③条約発効翌日の1月23日にオンライン開催す
12月6日(日)、福島第一原発で生成されるトリチウム汚染水の海洋放出をめぐって、地元福島県民と経済産業省との話し合いが、福島県青少年会館で開かれました。 2022年夏には、サイト内につくられる汚染水を貯蔵するタンクが満杯になり、政府は「トリチウムの含有量を基準以下に希釈して海洋放出する以外に方法がない」として、閣議決定を行おうとしています。 当日、資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室から奥田修司室長が参加しました。奥田室長は、これまでの政府の主張通りトリチウムは人体に害がないことを基本に、他の原発や海外の原子力施設の環境への放出量を説明しながら、理解を求めるとしました
六ケ所村MOX工場への「審査合格」に対する原水禁議長声明発出について 12月9日、原子力規制委員会は、青森県六ケ所村に建設しているプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場の安全対策が、新規制基準に適合するとして正式に「審査合格」としました。 これを受け、原水禁議長声明を発出致しましたので、ここに掲載致します。 六ヶ所村MOX工場の破綻は明らか ―核燃料サイクルの根本的転換を急げ―(原水禁声明) 12月9日、原子力規制委員会は、日本原燃(原燃)が青森県六ケ所村に建設しているプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料
「避難指示地域の医療費無料化措置の継続」を求める政府交渉および「トリチウム汚染水の海洋放出の問題点」に関する政府交渉
「避難指示地域の医療費無料化措置の継続」を求める政府交渉および「トリチウム汚染水の海洋放出の問題点」に関する政府交渉 12月11日、原水禁を含む8団体は、「避難指示地域の医療費無料化措置の継続」を求める政府交渉、および「トリチウム汚染水の海洋放出の問題点」に関する政府交渉を参議院会館B104会議室で行いました。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮し、各団体1名程度の参加とし計13名が参加しました(Web配信視聴者18名)。 7月3日と10月5日に行われた同交渉に引きつづき、前回までに残された課題についての再質問、新たな要請等を、政府(厚生労働省・復興庁・経済産業省・農林水産
政府の気候・エネルギー対策の強化を求めるキャンペーン 「あと4年、未来を守れるのは今」開始
※原水禁宛に送付いただいた署名数は、現在68,600筆です(2021年3月16日) 政府の気候・エネルギー対策の強化を求めるキャンペーン「あと4年、未来を守れるのは今」開始 私たちの未来を守るために 残された時間はあと4年 http://ato4nen.com/ どんどん激しくなる異常気象や増える自然災害に危機感を覚えていませんか? 地球の将来を想像して、不安に感じないでしょうか? 私たちがいま普通に暮らしているこの瞬間も、地球の気温上昇はジリジリと加速しています。 そして、これまで長い間、科学者たちが警告してきた、人間や
大飯原発設置許可取り消しの判決を真摯に受け止め、直ちに廃炉を選択せよ
12月4日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の耐震性を巡り、安全審査基準に適合するとした原子力規制委員会(規制委)の判断は誤りだとして、福井県など11府県の住民127人が設置許可の取り消しを求めた裁判で、大阪地裁(森鍵一裁判長)は、設置許可を取り消しました。地震による原発事故の懸念に目を向けた画期的な判断で、判決では、新規制基準に基づく原子力規制委員会の判断には「看過しがたい、過誤・欠落がある」と、その誤りを強く糾弾し、国の安全審査に疑問を突きつけました。 今回の判決を受け、原水禁として声明を発しましたので、ここに掲載いたします。