新着情報

放射能放出量が約19万テラベクレル―原子力安全委員会の試算

 福島第1原発事故で大気への放射能放出量が3月15日夜までに約19万テラベクレル(放射性ヨウ素換算)に達していたことが原子力安全委員会の試算で分かる。

政府、福島第1原発20キロ圏外を計画的避難地域に指定。

 政府が福島第1原発20キロ圏外の飯舘村全域(約1700世帯、約6200人)、葛尾村のほぼ全域(20キロ圏内含め約500世帯、約1600人)、浪江町の20㌔圏外の全域(約500世帯、約1200人)、川俣村の一部(約300世帯、約1200人)、南相馬市の一部(7世帯、10人)を計画的避難区域に指定。同時にコメの作付け禁止も。

福島第1原発2号機、海に流出した高濃度汚染水の量2トン。

東京電力が福島第1原発2号機の取水口付近から海に流出した高濃度汚染水の量2トンで、含まれる放射性物質は5千テラベクレル(テラは1兆)との推計を発表。京大原子炉実験所の小出裕章さんはもっと量は多いだろうとコメント。

菅首相と福島県知事が会談。「警戒区域」設定を指示。

菅直人首相が福島県知事と県庁で会談し、原発周辺20キロ圏内を住民に立ち入りを禁じる「警戒区域」に設定するよう指示した。

福島県沖のコウナゴ、出荷停止を指示―県知事に官房長官

枝野幸男官房長官が基準を超える放射性物質が検出された福島県沖のコウナゴについて出荷停止と摂取制限を福島県知事に指示。

積算放射線量が18.940ミリシーベルト。

 文科省が福島県浪江町にある観測地点で、19日までの積算放射線量が18.940ミリシーベルトに上ったと発表。政府は計画的避難区域指定へ。

【メッセージ・音声】来内広幸さん/平和環境岩手県労組センター議長

 4月20日、藤岡一昭原水禁副事務局長は平和環境岩手県労組センターを訪問し、来内(らいない)広幸議長にお話をうかがいました。●来内さんからのメッセージはこちらから「脱原発で農林漁業を再興し、平和で緑豊かな岩手を再興したい」藤岡一昭原水禁副事務局長……今日は平和環境岩手県労組センター・来内議長に、全国の平和運動センターの皆さんのお見舞いと支援の気持ちをお届けするとともに、被害状況や救援・復興に向けた取り組みなどお話しいただければとお伺いしました。来内広幸岩手センター議長……岩手までお越しいただき、ありがとうございます。避難住民にとっては、皆

2011年04月20日

食品衛生法の暫定基準値の約29倍―放射性セシウム

 福島県が同県いわき市沖で採取したこうなごから食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)の約29倍の1万4400ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表。