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【66大会・報告】広島第3分科会/平和と核軍縮2─交流・討論編「米軍再編と東北アジアの非核化」

参加者 85人 初参加者15人 講演者 前田哲男さん(軍事評論家) 大きくは二つの提起があった。 一点目は、 3・11では、国民が求めるイメージ(国防白書では30年間国民の意見のトップの)「災害派遣」で、自衛隊は活躍した。 当初防衛省は2万人の派遣であったが、菅総理が10万人の派遣を決め、実際には10万6千人が出動した。 自衛隊は、福島原発事故には対応できなかったが、一方遺体収容や物資輸送、避難民の後方支援では活躍した。 今回は、自衛隊の出動ではなく派遣。出動は任務だが、派遣はサービス。 軍事的な訓練や災害対応の訓練は行っているが、今回のような大規模災害への訓練は行っていないし装

【66大会・報告】広島第2分科会/平和と核軍縮1(学習編)アメリカの核戦略とNPT体制

 参加者は全体で100人、初参加者は30人程度だった。 湯浅一郎さんからの講演では、現在も米ロで2千発の核弾頭が警報即発射の状態に置かれていること、冷戦が終わったらこれはゼロにすべきものだという指摘があった。しかし、核兵器保有国はいずれも核兵器保有の目的として「他国の脅威を抑止するため」という理由を挙げている。オバマ政権も、プラハ演説で核兵器廃絶を言いつつ、昨年の核態勢見直し(NPR)では「核兵器による脅威が存在する限り、核兵器による抑止力を維持する」という矛盾を抱えた核兵器政策をとっている。 東アジアで言えば、「核兵器に依存しつつ核兵器をなくそう」という矛盾を解消するためには、東

【66大会・報告】広島第1分科会/脱原子力1―学習編「福島原発事故と脱原発社会の選択」

 まず初めに、原子力資料情報室・共同代表で原水禁副議長の西尾漠さんより、「福島原発事故と脱原発社会の選択」ということで、3月11日に発生した「東日本大震災」に伴う福島第一原発事故の現状や今後の危険性、そして原発を止めていくための提起がされました。 チェルノブイリ事故から25年が経過している今年。事故が起こってから4ヵ月。いまだに被害が拡大している状況がある一方、国際評価でもチェルノブイリと並ぶ、それ以上ともいえる史上最悪の 事故であることが述べられました。 「人災」とも言えるこの事故は、「大きい事故は起きていない」思い込みから、今回の「想定外」につながったことであるとともに、福島

メッセージfromヒロシマ2011写真報告

「メッセージfromヒロシマ2011」の様子を写真にてご紹介いたします。 少しでも、迫力、熱気を感じてもらえれば!との思いから、写真を厳選してみました。 なんと、これらの写真は、すべて、実行委員として参加してくれた高校生の撮影したものです。 「さすが!写真部!」といった作品ばかりです。 朝鮮舞踊部による華麗な舞でイベントのスタート! 赤いスカートが高級部、青いスカートが中級部。鮮やかですなっ! 総合司会は真柴さん(左)と、下岡さん(右)。 二人とも発声が素晴らしい! 放送部に、演劇部とくれば、もう怖いものはありません! 司会は、小川さん(左)と、三田くん(右)

メッセージfromヒロシマ2011報告

~プログラム~ 12:50 オープニング 広島初中高級学校の皆さんの朝鮮舞踊 13:07 第1セクション 全国のお友だちと仲良くなろう 実行委員の紹介 「被爆地から-平和のメッセージを届けよう」 踊りと歌を覚えよう!「マル・マル・モリ・モリ!」レッスン 13:21 第2セクション 考えよう、表現しよう、平和の思い 平和のメッセージを書こう! 表現しよう! 13:50 第3セクション 世界のお友だちと平和を語ろう 全国のお友だちからの一言メッセージ 海外のお友だちより(フィリピン、韓国のお友だちからのメッセージ) 14:13 第4セクション 広島

ビデオ報告 2011原水爆禁止世界大会・広島大会第2日目

8月5日に広島市で開かれた「被爆66周年原水爆禁止世界大会」広島大会の第2日目は、国際会議や分科会などの討議、メッセージfromヒロシマ、「さようなら原発1000万人アクション」として原爆ドーム前でペンライトを腕に、「人間の鎖」行動などを行いました。 その模様をビデオにまとめました。(約7分30秒)