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被爆66周年原水爆禁止世界大会/ヒロシマアピール

世界最初の原子爆弾が炸裂したあの日から66年のこの夏、私たちはここ広島の地に集まり「核と人類は共存できない」ことを改めて確信し、核廃絶の流れを大きく前進させるための誓いを新たにしました。 3月11日、東日本一帯を襲った巨大地震は、多くの命と生活基盤を根こそぎ奪い取る未曾有の被害をもたらしました。この震災によって、とくに福島第一原発の事故は、電源喪失、メルトダウン、水素爆発などを通して莫大な放射性物質を世界中にばらまきました。事故はいまも収束に至っていません。脱原発の運動に取り組んできた私たちは、今回の事態をふせげなかったことに、強い責任と憤りを感じざるをえません。 福島第一原発事故は、チェ

被爆66周年原水爆禁止世界大会・まとめ集会を開催(広島大会)

広島に原子爆弾が投下されて66年を迎えた8月6日、広島市の中国新聞ホールを会場に、4日から続いた原水禁広島大会を締めくくるまとめ集会が開催されて、約760人が参加しました。 大会実行委員長である川野浩一原水禁議長のあいさつに続いて、5日に開催された子どもたちのイベント「メッセージfromヒロシマ」の報告がありました。米国の団体「ピースアクション」からニューヨーク州事務局長のアリシア・ゴッズバーグさんら海外ゲストが紹介された後、山口県平和運動フォーラム議長の岡本博之さんから、上関原発建設計画中止にむけた署名提出など、この間の動きが報告され、福島県平和フォーラム事務局長の原利正さんからは、福

子ども関連企画2011

2011 長崎『子どものひろば』 長崎といえば、『坂本龍馬』。 『坂本龍馬』といえば、『日本の夜明け』。 『日本の夜明け』といえば、『反核・非核の平和な未来』がすぐそこに・・・ というわけで、長崎の地では、真夏の暑さに負けないくらい「熱い」平和活動が行われています!!! 街頭では、独自に平和活動をしている「高校生一万人署名」の皆さんの姿は見られます。 彼ら・彼女らが署名活動する姿は、真夏の炎天下も、なんのその! 日焼けした姿もまぶしく、麦綿帽子も似合っています! それでは、暑い、熱い、長崎で行われた『子どものひろば2011』、『ピース・ブリッジ2011 inながさき』の報告です

被爆66周年原水禁世界大会・国際会議が開催される

 広島市のYMCA国際文化ホールを会場に、被爆66周年原水爆禁止世界大会・国際会議が開催され、国内、海外から約160人が参加しました。 「脱原子力にむけた構想力」と題した会議では、ドイツの連邦議会議員で、緑の党会派副代表のベーベル・ヘーンさんら、日本や米国、欧州などの専門家が参加して、3.11東日本大震災・フクシマ第一原発事故以降の世界における、エネルギー問題・脱原発の必要性など、活発な議論が交わされました。

原爆ドームを蛍光ライトが照らす「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・フクシマ ヒロシマの集い」

 夕暮れの広島市・ハノーバー庭園で、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・フクシマ ヒロシマの集い」の行動が行われました。 これは「さようなら原発1000万人アクション」と連携する取り組みで、蛍光ライトを手に、「人間の鎖」が原爆ドームを取り囲み、参加者は「さようなら原発」を被爆地・広島から訴えました。

【66大会・報告】広島第6分科会/「見て、聞いて、学ぼうヒロシマ」

被爆体験について講演する平井昭三さん 第6分科会は、DVD上映及び、被爆証言を通じて、被爆地ヒロシマの実相に触れるとともに、若い世代へ運動をつなぐための分科会(入門編)として行われた。会場は約350人、3分の2が初参加者であり、なおかつ、若い人たちで占められ、そのほとんどは女性であり、次の世代への平和運動の継承という点からもふさわしい会場となった。 開会あいさつの後、分科会進行内容の説明を運営委員が行い、その後、DVD「君たちはゲンバクを見たか―ヒロシマ・ナガサキからの伝言」を上映した。内容は、ヒロシマ・ナガサキの被災状況から、ビキニ環礁での水爆実験による第五福竜丸、スリー

【66大会・報告】広島第5分科会/「ヒバクシャを生まない世界に2(交流・討論編)

 「ヒバクシャを生まない世界に2(交流・討論編)~原爆訴訟・在外被爆者と被爆者援護法」はワークピア広島3階「楓」において、参加者59人、内初参加者は32人で開催された。 この分科会は、広島・長崎の原爆被害者は、高齢化し原爆後障害で苦しみ続けている人々今なお多くいるが、被爆体験者・在外被爆者・被爆二世・三世などの残された課題への理解と解決に向けた取り組みに対する運動・連帯につなげる目的で開催された。 二人の講師からは、1.原爆被害者の現状、2.原爆症認定制度と原爆認定訴訟について、3.認定に係る被爆地認定の是正、4、在外被爆者問題の現状と課題、5、被爆二世・三世問題などについて、自身

【66大会・報告】広島第4分科会/ヒバクシャを生まない世界に1―学習編「世界のヒバクシャの現状と連帯のために」  

  参加者80名。講師にフォトジャーナリストの豊崎博光さん。  豊崎さんは、核兵器、核燃料製造の流れについて説明があり、核燃料サイクルというのはウソであり、最後にはゴミを生むだけで、ウラン採掘から運ぶ人、製造する人、多くの人が被害を受けるということ、それゆえに、ウラン採掘に対しても反対をしなければならないこと。採掘を止めれば原発も核兵器も無くなるとして、われわれは自身や津波を止めることはできないが、原発は止めることができると訴えました。 また、核実験が及ぼす被害は世界に広がっていること、また、チェルノブイリでもヨーロッパ全体、そして日本のお茶にも影響があったこと。同じように福島の事故も