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【ニュースペーパー2011年8月号】原水禁関連記事

●「大人」には子どもたちの未来に責任がある  福島県平和フォーラム代表 竹中 柳一さんに聞く ●原水禁・平和フォーラム ヨーロッパ視察レポート  日本にも取り入れたいドイツの脱原発政策 ●さようなら原発1000万人アクションに全力で取り組もう!  「フクシマ」の今と向き合って考える  平和フォーラム・原水禁 事務局長 藤本 泰成 ●世界の核兵器の状況を考える(4) 北朝鮮の核問題はいま ●《各地からのメッセージ》名物「讃岐うどん」のように粘り強い運動をめざして  香川県平和労組会議 事務局長 廣瀬 透 ●【本の紹介】原発ジプシー〈増補改訂版〉被曝下請け労働者の記録/堀江 邦

2011年08月01日

原水禁福島大会で被災地を視察 桜井・南相馬市長と意見交換

福島市で開かれた「被曝66周年原水禁世界大会」の関連企画として、8月1日に震災と原発事故に直面している南相馬市などの被災地の視察や、桜井勝延南相馬市長との意見交換のフィールドワークを行いました。 海に近い地域では、一面が大津波に襲われ、いまだに倒壊したままとなっている家々や、ようやく復旧作業に取りかかった現場を見ながら、津波の恐ろしさを実感しました。また、放射線の線量計で計測していくと、特に飯舘村では相当に高い数値が出ました。そのため飯舘村は避難地域とされ、無人となった集落や、荒れ果てた田畑が続いていました。周辺の自治体とのあまりの格差に参加者は言葉を失っていました。 桜井市長との

福島で原水禁大会が開幕。「脱原発」を力強くアピール

「福島から声を上げ、大きな行動に結びつけていこう!」-「被爆66周年原水爆禁止世界大会」は、福島原発事故を受けて、7月31日に初めて福島市で開催されました。福島県内をはじめ、全国から850人が参加し、「フクシマ」をスタートに、脱原発を実現をめざすことを確認しました。(写真は超満員となった会場)。 主催者を代表し、川野浩一大会実行委員長(原水禁議長)は「私たちはこれまで『核と人類は共存できない』と、原発にも反対して長く運動をしてきたが、今日の事態を招いたのは、その力が及ばなかったからで、残念でならない」とし、「広島・長崎の被爆者は66年間闘ってきたが、それがこの福島でも始まる。ノーモア

「原発のない福島を求める県民集会」とデモ行進に1700人参加

 「『ノーモア・フクシマ』を合い言葉に脱原発に動きだそう!」-7月31日、福島市「街なか広場」を会場に、「放射能のない福島を返せ!原発のない福島を求める県民集会」が、福島県平和フォーラム主催で開催されました。時折、雨が降る中にも関わらず、会場一杯の1700人の参加者が全国から集まり、集会とデモ行進を行いました。 主催者あいさつに立った福島県平和フォーラムの竹中柳一代表は、「3月11日以来、福島の多くの人々は不安と苦しみの中に立たされている。私の住む南相馬市では今も3万人が故郷を離れている。原発がもたらす悲劇を身をもって証明してしまった。私たちの責任は原発のない福島を取り戻すことだ」と、力強く訴

「被爆66周年原水爆禁止世界大会」が福島で開幕

8月6日・広島、8月9日・長崎の原爆投下から66年。「被爆66周年原水爆禁止世界大会」が、今年は3月11日の福島第一原発事故を受けて、福島市でスタートし、辰巳屋ホテル・ホールを会場に開催されました。また、大会に先立って、市内「街なか広場」では県民集会が行われ、約1,700人の参加者を得て、「原発はいらない」「放射能のない未来を」と訴え、デモ行進を行いました。 9日までの大会期間中はその都度、ビデオや写真などの報告を掲載し、大会終了後にも詳細な報告をアップロードいたします。 ●被爆66周年原水爆禁止世界大会・福島大会アピールはこちら

被爆66周年原水爆禁止世界大会・福島大会アピール

被爆66周年原水爆禁止世界大会・福島大会アピール  2011年3月11日、岩手、宮城、福島を中心とする東日本一帯を襲った巨大地震は、多くの命と生活基盤を根こそぎ奪い取る未曾有の被害をもたらしました。震災で犠牲になられたかたがたにあらためて哀悼の意を表します。 この震災によって太平洋岸に点在する原子力発電所も地震と津波によって多くの被害を受けました。特に福島第一原発の事故は、電源喪失、メルトダウン、水素爆発などを通して莫大な放射性物質を東日本全体にばらまきました。特に福島第一原発の地元である福島県民の生活環境や農畜産物などを広範囲に汚染しました。そしていまも事故は収束に至っていません。収束に

原水禁世界大会/福島大会・基調提起

原水禁世界大会福島大会基調提起 原水爆禁止日本国民会議 事務局長 藤本泰成  今ここに立って、あの3月11日の東日本大震災の甚大な被害と家族を失った方々が悲しみを思うと胸がつまります。亡くなった方々のご冥福を祈ります。 また、津波のよる被害と、現在進行中の福島原発事故によって、避難生活を余儀なくされている方々のご苦労に、心からお見舞い申し上げます。 原水禁は、この未曾有の「福島原発事故」という事件に際して、原水爆禁止世界大会を、この地から始めることとしました。今日は、延期されていた選挙当日、また事故の収束が見えず放射性物質の汚染によって避難生活が続く中での開催、「フクシマ」のみな

(7/31~8/11)被爆66周年原水禁世界大会【広島・長崎日程表】

●被爆66周年原水禁世界大会・広島大会日程(PDF) ●被爆66周年原水禁世界大会・長崎大会日程(PDF)        

ビデオ報告 7.31「原発のない福島を求める県民集会」とデモ行進

7月31日に福島市内で開かれた「放射能のない福島を返せ!原発のない福島を求める県民集会」とデモ行進をビデオにまとめました。(約10分)