新着情報

6ヵ所で1キログラム当たり8000ベクレルを超すセシウム検出―環境省がサンプル調査

環境省が東北、関東を中心に16都県の産業廃棄物焼却施設約650ヵ所のうち計110ヵ所をサンプル調査。岩手、福島、千葉三県の計6ヵ所で焼却灰や煤塵から1キログラム当たり8000ベクレルを超すセシウムを検出したと発表。岩手1ヵ所(2万3千ベクレル)、福島4ヵ所(1万800~14万4200ベクレル)、千葉1ヵ所(1万1500ベクレル)さらに1千ベクレル超8千ベクレル以下の施設が27ヵ所、100ベクレル以下が33ヵ所と発表。

使用済み核燃料が英国から返還される―青森・六ヶ所村

日本の原発の使用済み核燃料を英国で再処理し、発生した高レベル放射性廃棄物のガラス固化体76本を積んだ輸送船が青森県六ヶ所村に到着。むつ小川原港で陸揚げされ、10キロ離れた貯蔵施設に運搬。市民団体が抗議行動。返還は昨年に続き2回目。英国からは10年で約900本が返還される予定。

「海に流れたセシウム137は3500テラベクレル」―日本地球化学会での報告

 日本地球化学会で中央電力研究所の青山道夫主任研究チームが「海に流れたセシウム137は3500テラベクレル(テラは1兆)」「大気中に放出された後海に落ちた量が1万テラベクレル」と試算。過去の核実験で来た太平洋に残留している量の10数%に当たると報告。

福井県議会始まる。西川一誠知事が原発事故に対する前政権の対応を「場当たり的である」と批判。

エネルギー政策に関する慎重な議論の下、原発行政の明確な方向性を政府が示すよう求める。

クリントン米国務長官とバコシンスキ・ルーマニア外相がワシントンで会談。

米国のミサイル防衛(MD)施設をルーマニア南部デベセルの旧空軍基地に建設する合意文書に署名。ロシアは非難声明発表。

細野豪志・原子力行政担当相が青森県の三村申吾知事ら原発立地県知事らと非公開会談。

「核燃サイクル政策をゼロベースで検証するが、立地地域が苦労している現状を踏まえて検討する。使用済み核燃料が大量に存在するという現実を踏まえて方向性を出していきたい」との趣旨を発言していたと、三村知事が語る。