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核燃料サイクルは「一炊の夢」──いまこそ路線転換を!──再処理は高コスト! 現在、国や電力会社が進める原発から出る使用済み核燃料を全て(全量)再処理をしてウランやプルトニウムを再利用しようとする「全量再処理路線」のコスト計算が、このほど明らかになりました。これは、「核燃料サイクル」のあり方を検討している原子力委員会が、今月19日に発表しました(4P参照)。それによると、全量再処理を行うことは、使用済み核燃料を直接処分するより遙かに費用が高く、その分の負担は私たちや私たちの子どもや孫が大きく負担することが明らかになりました。「全量再処理」は、これまで国が進めてきたプルトニウム利用路線の根幹をなす