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報告 原水禁世界大会・広島大会の最終日 脱原発の実現を確認

   広島上空で原子爆弾が炸裂したあの日から67年目の8月6日、原水爆禁止世界大会・広島大会は「まとめ集会」を行い、核廃絶・脱原発の流れを大きく前進させようと誓いを新たにしました。 黙とうに続いて、あいさつに立った川野浩一・大会実行委員長(原水禁議長)は、「福島原発事故では広島原爆の168発分の放射能が放出された。広島・長崎の経験を生かし、被害を最小限にとどめなければならない。早急に脱原発社会の実現をめざそう」と決意を述べました(写真左)。 高校生などから「子どものひろば・メッセージfromヒロシマ」の報告(写真右)が行われた後、海外代表として、アメリカのポール・マーティンさん(ピー

子ども関連企画2012

『子どものひろば』 日時 8月8日(水)9:30~12:30 会場 長崎県教育文化会館4F401会議室 (長崎市筑後町2-1/TEL095-822-5195/定員70人) (電車移動)⇒原爆資料館⇒爆心地公園「原爆中心碑」 内容 平和の歌や被爆体験の証言、原爆資料館や被爆遺構の見学を通して被爆の実相や核の恐ろしさを肌で感じてもらう原水禁版「平和教育」。 日程 9:30~10:00 歌と交流・ビデオ上映(ナガサキのこうま) 10:00~10:45 被爆体験の講話 10:50~11:00 徒歩で移動(教育文化会館→長崎駅前・電停へ) 11:00~11:15 貸

被爆67周年原水爆禁止世界大会/ヒロシマアピール

ヒロシマアピール 世界最初の原子爆弾が炸裂したあの日から67年目のこの夏、私たちはここ広島の地に集まり「核と人類は共存できない」ことを改めて確信し、核廃絶・脱原発の流れを大きく前進させるための誓いを新たにし、行動を提起しました。 2011年3月11日に発生した、東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故による放射能被害は1年5ヵ月近くを経過した今なお、収束の目途は立っていません。広島・長崎の悲劇を二度と繰り返さず、原子力・放射能による被害を出さないことを運動の柱にとりくんできた私たちは、福島第一原発の事故を防げなかったことに、強い反省と憤りを感じざるをえません。 日本全体で脱原発への動

ビデオ報告 被爆67周年原水禁世界大会・広島大会3日目(まとめ集会)

2012年8月6日に開かれた「被爆67周年原水禁世界大会・広島大会」の3日目のまとめ集会の内容をダイジェストにビデオにまとめました(9分50秒)。

【67大会・報告】広島第7分科会/「見て、聞いて、学ぼうヒロシマ」―入門編

会場 広島市西区民文化センターホール 講師 平野貞男さん(被爆者) 第7分科会は参加者のほとんどが原水禁大会への参加が初めてということで、青年層や親子づれの参加者の姿が目立ちました。 最初に原水禁が作成した23分のDVD「君たちは原爆を見たか」を全体で鑑賞しました。被爆者のみなさんの証言をやスリーマイル、チェルノブイリ、東海村のJCO事故の影響を通じ、「核と人類は共存できない」ことを再確認しました。その上で、被爆者の平野貞男さんのお話を伺いました。平野さんはアメリカが原爆投下に至るまでの経過と、自身の被爆体験をお話されました。 当時12歳だった平野さんは、学校の校庭で被爆し

【67大会・報告】広島第6分科会/ヒバクシャを生まない世界に2―交流・討論編「原爆訴訟・在外被爆者と被爆者援護法」

会場 広島市「ホテルチューリッヒ 東方2001」 講師 振津かつみさん(医師、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西) 平野伸人さん(韓国の原爆被害者を救援する市民の会) 海外ゲスト カク・キフンさん(元韓国原爆被爆者協会会長) 第6分科会は、『ヒバクシャを産まない世界に2-ヒロシマからフクシマへ核被害者の課題』という事で、初めに海外ゲストとして招いた元・韓国原爆被害者協会会長の郭貴勲(カク・キフン)さんからは、当時の韓国において殖民地支配の中での、高額な税金により、土地を持てず売却する以外になかったことなど行き場のない中で、日本の賃金は韓国の5倍ということもあり広島・長崎には14万人

【67大会・報告】広島第5分科会/ヒバクシャを生まない世界に1―学習編「世界のヒバクシャの現状と連帯のために」

会場 広島市「ホテルチューリッヒ 東方2001」 講師 豊崎博光さん(フォトジャーナリスト) 海外ゲスト アントン・ブドビチェンコ(ロシア/NGO「チェルノブイリの子どもたちのために」) はじめに座長の木原省治さんから、第5分科会は学習編であるので、率直な質問を出してほしい、とあいさつがあり、前段の司会を担当した。後段のアントン・ブドビジェンコさんの報告の後は梅尾泰文さんが座長を務めた。 運営委員の禧久章蔵さんから運営のあり方について説明があった後、フォトジャーナリストの豊崎博光さんからスライドを使いながら、世界に広がる核被害者の現状について講演された。スリーマイルではバラの花

【67大会・報告】広島第4分科会/平和と核軍縮―学習・交流編「アメリカの核戦略と東北アジアの非核化

会場 広島市「ワークピア広島」 講師 湯浅一郎さん(ピースデポ代表) 海外ゲスト ポール・マーティンさん(米国/ピースアクション組織化・政策担当ディレクター) 討論の要点 ピースデポ 湯浅一郎さんの講演を受けて ・北東アジアの非核化に向けて、日本の使用済み燃料の再処理政策をやめさせる運動を ・原子力基本法への「日本の安全保障に資する」文言挿入には抗議を。 ・原子力発電所輸出をやめさせる運動を。 ・大阪維新の会、東京都知事の尖閣諸島購入など、日本はどんな方向に向かっているのか。 ・オスプレイ配備は反対である。 ポール・マーティンさんの発言を受けて ・北朝鮮の