ニュース注目記事

「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」記念イベント を開催

2019年09月23日

 「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」記念イベント 

【核なき世界へ向けて -それって他人事?自分事?-】を開催しました

 nibu paneru.jpg

 

9月23日、原水禁も参加する「核廃絶NGO連絡会」が主催する『核なき世界に向けて-それって他人事?自分事?』が開催されました。このイベントは、国連広報センターの協力を得て「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」を記念して行われました。

一部では「核なき世界へ向けての取り組み」として、活動報告のほか、プリンストン大学の研究センターで作成された映像などを使い、現在の戦力による核兵器が使用されたときの恐怖を伝えました。

nibu.jpg

二部では、「核兵器を自分事として考える」をテーマにパネルディスカッションが行われました。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんをコーディネーターに向かえ、10代から80代までのパネリスト5人と、核廃絶へ向けたそれぞれの取り組みの紹介や議論がなされました。

参加者の高校生や大学生からも質問があり、若い世代が意識的に活動してくれる希望とともに、平和運動へのイメージや現在の在り方などの課題も浮き彫りとなりました。

 

◆ 核兵器廃絶日本NGO連絡会 Japan NGO Network for Nuclear Weapons Abolition

 

以下、案内告知

「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」記念イベント

核なき世界へ向けて -それって他人事?自分事?- のご案内
 9月26日は国連が定めた「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」です。これに合わせ、原水禁も参加する「核兵器廃絶日本NGO連絡会」では、2015年より毎年、国連広報センターの共催をえて核兵器廃絶に向けた世論を喚起する行事を行ってきました。5年目となる今年は、「核なき世界へ向けて -それって他人事?自分事?-」と題して、若い世代がこの問題に関わることの重要性に力点を置いたイベントを9月23日(月・祝)に東京・渋谷の国連大学にて行います。被爆者、NGO関係者、元高校生平和大使、外務省の軍縮・不拡散担当者らが参加するパネル討論を、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんがモデレーターとして進行する予定です。
 行事の概要は、下記の通りです。
「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」記念イベント
核なき世界へ向けて
-それって他人事?自分事?-
日時:2019 年 9 月 23 日(月・祝)
   13:30開場 14:00開始(17:00 終了予定)
場所:国連大学 2階レセプションホール
   東京都渋谷区神宮前5-53-70
主催:核兵器廃絶日本NGO連絡会
共催:国連広報センター
協力:ヒバクシャ国際署名連絡会
参加無料
プログラム:
14:00 開会
司会 川崎哲(核兵器廃絶日本NGO連絡会共同世話人/ピースボート)
開会挨拶
外務大臣メッセージ(要請中)
第1部 核なき世界へ向けての取り組み
佐藤桃子(国連広報センター広報官)
和田征子(日本原水爆被害者団体協議会)
外務省
第2部 パネルディスカッション「核兵器を自分事として考える」
モデレーター
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
パネリスト
林田光弘(「ヒバクシャ国際署名」キャンペーンリーダー)
外務省
布川仁美(元高校生平和大使/ミュージカル「Signs!」に出演)
渡邉英徳(東京大学/「記憶の解凍」プロジェクト)
和田征子(日本原水爆被害者団体協議会)
閉会のことば
開催趣旨文:
 核兵器廃絶といっても、あまりに遠く大きな目標で、自分には何もできないと感じる人も多いのではないでしょうか。
 現実には、広島・長崎の被爆者たちの運動によって、国連で2年前に核兵器禁止条約が採択されました。一方で核保有国の中には、これまでの核軍縮合意を破棄する動きが見られます。こうした核をめぐる世界の今の動きを知り、政府、NGO、学生たちの実際の活動について話を聞いて、自分にできることを考えてみませんか。
詳細:
https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/

TOPに戻る