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核なき世界を願って 原水爆禁止世界大会・長崎大会が開幕

2019年08月07日

核なき世界を願って 原水爆禁止世界大会・長崎大会が開幕

 

8月7日、長崎市ブリックホールで「被爆74周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」の開会総会が開催されました。長崎県内や九州各県をはじめ、全国から1300人が参加しました。

 オープニングでは、高校生平和大使・高校生1万人署名活動実行委員会のメンバー100人以上がステージ上に所狭しと並び、この一年間の活動報告を行うとともに、署名活動のために作曲されたという「この声を、この心を」を合唱し、歌声を響かせました。
 その後、「第35回反核平和の火リレー」参加者の皆さんが駆け足でステージへと上がり平和を訴えながら長崎県内を一周したことを報告しました。
 原爆をはじめ多くの核被害の犠牲者への黙とうに続き、主催者あいさつに立った川野浩一・大会実行委員長は、74年前の原爆被害の悲惨な実情を語り、核兵器禁止条約に対する日本政府の姿勢を批判し、正すように訴えました。
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 アメリカ、韓国などから参加された海外ゲストを代表し、ドイツ・社会民主党のクラウス・ミンドラップさん(ドイツ連邦議会議員)がドイツでのエネルギー政策を報告し、「今は、エネルギー供給方法を模索する時代、日本は脱原発を実現し、今こそエネルギー政策の転換をはかるべきある」と呼びかけました。
 核兵器禁止条約に対する日本政府の姿勢、核兵器を取り巻く世界情勢の変化など、核なき世界をめざすためにどうすべきか等をまとめた大会基調を藤本泰成・大会事務局長が行いました。
 続いて、福島原発事故の実態について、福島県平和フォーラムの瓜生忠夫副代表は、福島の現在の惨状を訴え、「脱原発への取り組みを強める」と決意を述べました。
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 長崎からのメッセージとして、初めに、「被爆体験者」訴訟原告団の田長被爆体験者協議会会長であり第二陣原告団長の山内武さんと第二陣原告の矢野ユミ子さんのお二人が、政府および長崎市が、被爆地域外であることを理由に、被爆者認定を認めようとしないことを厳しく批判しました。
 田上富久・長崎市長から「被爆から74年が経っても世界にはまだ多くの核兵器がある。核兵器の無い世界をめざし、長崎だからできることに力を入れる」との訴えがありました。
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 長崎から始まり現在では全国17都道府県に活動が広がった第22代高校生平和大使23人が登壇し、それぞれ決意を述べました。
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 最後に「原爆を許すまじ」を大合唱して閉会しました。
 長崎大会は8日に分科会やひろば、フィールドワークなどで論議や学習を深め、9日には、閉会総会・平和行進が行われ、爆心地公園で黙とうをする予定です。

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