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県民実行委員会の主催で「原発のない福島を!県民大集会」開催される

2013年03月23日

1DSC02734.jpg 3月23日、福島市「あづま総合体育館」を会場に、福島県内の団体や個人で構成される大会実行委員会の主催で「原発のない福島を!県民大集会」が開催され、約7000人が参加しました。

始めに、呼びかけ人で曹洞宗 円通寺住職の吉岡棟憲さんが、国と東京電力に対し、「心底から謝罪することもなく、ウソと隠ぺい。許すことはできません」と開会のあいさつを行いました。続いて、実行委員長で福島県平和フォーラム代表の五十嵐史郎さんが「2年が経ったが、様々な努力があっても県民は成果が実感できない。この集会を福島に希望が持てるものにしたい」と力強く発言しました。

また、福島大学教授で呼びかけ人代表の清水修二さんは、被害は停電と放射能だけではないとして、避難先での摩擦に苦しみ、被害者同士が避難する、避難しないで二つに引き裂かれている現状を訴えました。
連帯のあいさつでは、体調を崩し欠席となった作家の大江健三郎さんに代わって、ルポライターの鎌田慧さんが発言しました。続くさまざまな立場からの県民の訴えはどれも胸を打つものでした。

集会では前段にアトラクションがあって、サブアリーナ等では地元の物産品などの出店もありました。

集会宣言

(写真:今井明)

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