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【67大会・報告】長崎第6分科会/ヒバクシャ2―学習編「日本の戦争責任と在外被爆者問題を考える」

2012年08月08日

会場 長崎市「自治労会館」
講師 高實康稔さん(岡まさはる記念館理事長、長崎大学名誉教授)
海外ゲスト カク・キフンさん(元韓国原爆被害者協会会長)
チャン・テホンさん(韓国原爆被害者協会釜山支部)

質疑・討論
韓国から参加(若い方):日本の被爆者と在外被爆者とが連帯した運動・活動について教えてほしい。
カクさん:他の被爆者団体と協力した運動は少ない。
日本においては、韓国人に対する援護の拡充については、運動が広がりにくい状況にある。
韓国政府からは、私(郭)の運動にたいして勲章が授与された。赤十字からも評価されている。
チャンさん:大規模ではないが、長崎と釜山の学生により年1回協力した核反対の運動を行っている。

カク・キフンさんの講演要旨
・ご自身の被爆体験(広島)について
・韓国人の被爆者は、推定で7万人(広島・長崎)と言われているが、実際はもっと多い。
・日本の侵略戦争責任の一つとして、強制連行がある。
・当時から現在までも、韓国人に対する差別が続いている。
・裁判闘争についての経過報告
・日本の責任について、日本の皆さんとも認識を一つにして、問題解決に向けて引き続き、皆さんと共に頑張っていきたい。

チャン・テホンさんの講演要旨
・ご自身の被爆体験(長崎・15歳)について
・その後、韓国へ移り住む。これまでの間、そして今日も大変な苦労をしてきた。

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