トリチウム汚染水の海洋放出に関するパブリック・コメントのとりくみの延期について
2020年06月16日
トリチウム汚染水の海洋放出に関するパブリック・コメントのとりくみの延期について
トリチウム汚染水の環境への放出について、現在経済産業省は意見公募(パブリック・コメント)を行っています。
当初、経済産業省は「幅広く地元等の関係者の意見をきく」としていましたが、直接の意見聴取は福島の産業団体、業界団体などの限られた意見聴取会を開催したのみでした。一般市民からの意見は、今回の1か月余りのパブリック・コメントで済ませようとしています。特に地元の漁業関係者などは強く反発しています。
原水禁としては、県民合意もはかることなく、安易に環境への放出の方法はとらないこと、当面は陸上で保管を続け、線量が十分に減衰するまで保管する方法が現実的であると考えます。トリチウムについては、人や環境に対する危険性についてさまざまな見解があります。福島をこれ以上放射能で汚染させてはいけません。
ついては、原水禁として、今回のパブリック・コメントに対して意見の集中をお願いするものです。
◆パブリック・コメントについて
期 間 6月15日まで (延期されました) 7月15日まで(再延期されました)
応募方法 こちらの 応募フォーム に沿って意見を書いてください。
意見公募要領について
小委員会報告
◆意見参考について
パブリック・コメントを書く際に、幾つかの団体から意見のポイントが出されていますので、参考までにご紹介いたします。また、平和フォーラム・原水禁の機関紙「ニュースペーパー」の関連記事(2020年3月号)も掲載しましたので、参考にしてください(下記)。
◆ ニュースペーパー2020年3月号【平和フォーラム・原水禁 機関誌掲載記事)