「2025 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門」のご案内
2025年07月04日
私たちが置かれている現在の平和や核、ヒバクシャなどをめぐる状況をコンパクトに解説、基礎的な情報から学ぶことのできるブックレットです。
『2025 核も戦争もない21世紀へ 核問題入門』 原水禁 編
7月1日発行 A5サイズ 86頁 価格:500円 送料別
◇ お申し込みは、FAX(03-5289-8223)、またはメール(office@peace-forum.top)で、お名前、お届け先、品名、冊数を明記の上、ご注文ください。
<目次>
■核兵器廃絶にむけて
二〇二五年の「終末時計」、人類滅亡まで過去最短の残り八九秒/いま核兵器が使われたらどうなるか/核実験の歴史と二つの核実験禁止条約/部分的核実験禁止条約(PTBT)/包括的核
実験禁止条約(CTBT)/未臨界核実験とZマシン実験/世界の核兵器/各国の核兵器数/核不拡散条約(NPT)上の核兵器国/NPT枠外の核保有国/日本の核政策/核軍縮交渉の現状
/東北アジア非核兵器地帯/「核兵器の非人道性」認識の広がりから核兵器禁止条約発効へ/核兵器廃絶に向けた自治体の動き/核兵器禁止条約が発効している今こそ、東北アジア非核兵器地
帯を
■脱原発へ向けて
空疎な第七次エネルギー基本計画/再稼働阻止こそ脱原発実現のキーポイント/老朽原発うごかすな/能登半島地震の警告/新増設の無理難題/次世代革新炉の正体/使用済核燃料のゆくえ/
むつ中間貯蔵施設が操業開始/六ヶ所再処理工場を止めよう/原子力ムラからも疑問の声/ストップ・プルサーマル/使用済みMOX燃料は再利用できない/「廃炉の時代」へ/やっかいな廃
炉廃棄物/原発廃材がビールの缶にも玩具にも/高レベル放射性廃棄物の処分にNO!を/福島原発事故は終わらない/東電刑事裁判で無法の判決/汚染水の海洋投棄を許すな/そもそも原発
は核兵器と表裏一体/やっぱり脱原発/AI利用で需要は伸びるのか/原発は地球にやさしい?/いまこそ政策転換を!
■ヒバクシャの現状と課題
ヒバクシャをつくらないために/被爆体験者訴訟と黒い雨訴訟/在外被爆者とは/被爆二世問題とは/高校生平和大使&高校生一万人署名活動/被ばく八〇年/ウラン採掘から始まる被ばく/
グローバル・ヒバクシャの存在/「世界核被害者フォーラム」とは/反核団体や核被害者との連帯
執筆者紹介
湯浅一郎(ピースデポ代表)
西尾 漠(「はんげんぱつ新聞」副編集長、原子力資料情報室共同代表)
平野伸人(平和活動支援センター所長)
豊﨑博光(フォトジャーナリスト)