原水禁,トリチウム,汚染水, - 原水禁

12月6日、経済産業省説明会を福島で実施

2020年12月22日

12月6日(日)、福島第一原発で生成されるトリチウム汚染水の海洋放出をめぐって、地元福島県民と経済産業省との話し合いが、福島県青少年会館で開かれました。

2022年夏には、サイト内につくられる汚染水を貯蔵するタンクが満杯になり、政府は「トリチウムの含有量を基準以下に希釈して海洋放出する以外に方法がない」として、閣議決定を行おうとしています。

当日、資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室から奥田修司室長が参加しました。奥田室長は、これまでの政府の主張通りトリチウムは人体に害がないことを基本に、他の原発や海外の原子力施設の環境への放出量を説明しながら、理解を求めるとしました。

しかし、説明は結局の所「安全かもしれないが、安全でないかもしれない」という域を出ないもので、基本的には「放出」ありきの姿勢をこえず、様々な意見に耳を傾ける姿勢は感じられませんでした。

漁業関係者の風評被害や生体での濃縮によって、福島の漁業は壊滅的被害を受けるとの指摘にも、答えるものではありません。「これまでの10年間の努力は水泡に帰す」との漁業者の指摘が重たく響きました。

40人を超える会場参加者からは、引きも切らず様々な批判が飛び出しました。誰もが、納得できずに会場を後にしたと思います。

 

トリチウム汚染水海洋放出反対方針決定抗議・緊急行動要請について

2020年10月25日

トリチウム汚染水海洋放出反対方針決定抗議・緊急行動要請について

  

 菅自公新政権は、10月27日に関係閣僚会議で「トリチウム汚染水の海洋放出」を前提にした方針決定をしようとしています。当日の行動はすでにご案内した通り、国会前で原水禁が事務局を担っている「さようなら原発1000万人アクション」が緊急の抗議行動を予定しています。

一方、福島県平和フォーラムも参加している、「脱原発福島県民会議」から以下の緊急の抗議要請がありましたので、ご紹介致します。

 

1 緊急を要する当面する取り組み

 ・方針決定抗議

  :関係閣僚・関係省庁への抗議(取り急ぎ、関係閣僚、関係省庁への抗議をお願い致します。)各構成団体で広く要請する。

<抗議先>

【関係閣僚】FAX

・菅  義偉(首  相)  議員会館   03-3597-2707

            本部事務所(横浜)045-743-5296

・梶山 弘志(経産大臣)  議員会館   03-3508-7714

            本部事務所(茨城)0294-72-3383

・平沢 勝栄(復興大臣)  議員会館   03-3508-3527

・茂木 敏充(外務大臣)  議員会館   03-3508-3269

・野上浩太郎(農林水産大臣)議員会館   03-6551-1010

・小泉新次郎(環境大臣)         FAX記載なし

・加藤 勝信(内閣官房長官)       03-3508-3289

・経済産業省・資源エネルギー庁

  原子力発電所事故収束対応室       03-3580-0879

【関係閣僚】mailまたはFacebook

菅義偉(首相)suga.yoshihide@gmail.com

梶山弘志(経産大臣)info@kajiyama-office.com

平沢勝栄(復興大臣)http://hirasawa.net/contact/

茂木敏充(外務大臣)toshimitsu@motegi.gr.jp

野上浩太郎(農林水産大臣)office@kotaro.net

小泉新次郎(環境大臣)Facebook https://www.facebook.com/shinjiro.koizumi/

加藤勝信(内閣官房長官)Facebook https://www.facebook.com/katsunobu.kato.7

   

2 抗議内容

①参考までに脱原発福島県民会議の申し入れ書を添付しました。各団体・個人で日付、団体名を変えてお送りいただいても結構です

②汚染水放出反対をそれぞれの立場から述べていただいても結構です。

 例 県民合意もない中で、汚染水の海洋放出はやめてください。

   福島の海をこれ以上汚染しないでください。

   漁協や多くの自治体が反対しています。合意なきままでの放出はやめてください。など

③職場での行動については、勤務時間、使用機器等、充分にご配慮ください。

 

       

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