2024年
3月16日、福島県民大集会が行われました【17日のフィールドワーク報告も掲載】
2024年04月10日
事故から13年にあたる2024年3月16日、福島市パルセいいざかで「原発のない福島を!県民大集会」が開催され、全国各地から1100人が参加しました。
愛宕陣太鼓連響風組の力強い演奏から始まり、実行委員長のあいさつ、さようなら原発1000万人アクションからの連帯の挨拶と続き、福島の様々な現状(生産者の思い、生活再建の状況、健康被害の課題、再生可能エネルギー)が報告され、福島を風化させないという強い思いのこもった「福島からの発信」がなされました。
集会の最後には、「福島を風化させるな!」の文字が一面に並ぶプラカードアピールが行われました。
なお、集会後には、同会場内でフクシマ連帯キャラバンの結団式が行われています。
3月17日「福島現地フィールドワーク」を実施
集会開催翌日には、「津波被害と復興状況等を視察」をテーマに、原水禁主催でフィールドワークを行いました。
前日の県民集会からの参加者のほか、「脱原発」問題への学びを深めることを目的に福島県内からの参加もありました。
時間の関係で、各所十分な見学時間があったとはいえませんが、メディアでは伝えられていない現場の様子、現地の声を直接目で見て聞くことができる貴重な体験となったとの感想をいただいています。
また、今回のフィールドワークでは、「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の原告団の副団長である石井ひとみさんが、被災し、原発事故で住むことができなくなったご自宅を直接ご案内してくれました。家屋は、今後取り壊しの予定もあるため、直接目にすることができたことは今だけの体験であったともいえます。
スライドショー形式の動画で、フィールドワークの様子を紹介しておりますので、是非ご覧ください。