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高校生平和大使が外務省「ユース非核特使」に 6日に広島で認証式

2014年08月06日

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 8月6日、広島市内で、高校生平和大使に対し、外務省が「ユース非核特使」として委嘱する認証式が行われ、岸田文雄外相が一人ひとりに委嘱状を手渡しました。
 この制度は昨年から行われているもので、被爆者の高齢化が進んでいることから,被爆の実相を国際社会及び将来に伝えるために、次世代(若者)への継承が必要とのことから、「ユース非核特使」として委嘱して、活動を後押しされています。昨年度の第16代高校生平和大使が「ユース非核特使」制度の第1号に選ばれたのに続き、今年の第17代平和大使も選ばれました。
 高校生平和大使は、長崎県の市民団体がインド、パキスタンの核実験を受けて1998年に公募を開始。スイス・ジュネーブの国連欧州本部で核廃絶を訴えるスピーチをするほか、平和学習や街頭署名に取り組んでいます。こうした長年の活動が認められたものです。
 認証式では岸田外相や松井一寛広島市長、湯崎英彦広島県知事も出席し、国連欧州本部での活動をはじめ、高校生の取り組みに期待するあいさつを行った後、21人の平和大使のうち、出席した12人に岸田外相から委嘱状が渡されました。
 これに対し、広島から選出された、中村祐理さん(県立大門高校3年)と片山実咲さん(県立広島高校1年)が、「『核兵器のない世界』に向けて、若者だから出来ることをしっかりやりとげたい」などと、感謝と決意を語りました(写真左)。
 

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