1月, 2025 - 原水禁

被災71周年3.1ビキニ・デー全国集会開催のお知らせ

2025年01月28日

1954年3月1日、ビキニ環礁でのアメリカによる水爆実験によって、「第五福竜丸」をはじめとする日本の漁船が被爆しました。このことをきっかけに日本における原水爆禁止運動が大きく拡がりました。私たちはこの被害の実相を継承し、核廃絶の決意を確認するため、毎年3月1日前後に静岡での集会を行ってきました。

本年については2月28日、下記の通り現地集会を開催しますので、ご案内します。

→チラシデータはこちら( PDF )

被災71周年3.1ビキニ・デー全国集会

日時:2月28日(金)18時~20時
場所:静岡労政会館6階ホール(静岡市葵区黒金町5-1)
講師:金子哲夫さん(原水禁共同議長)
「被爆80年・核兵器廃絶のために 原水禁運動に歴史に学ぶ」
※このほか、第五福竜丸乗組員のご遺族からのお話、高校生平和大使(静岡選出)からの訴えなどを予定しています。
共催:原水爆禁止日本国民会議
/東海ブロック原水禁連絡会議
/原水爆禁止静岡県民会議
※現地参加をご希望される方は、下記まで事前申し込みをお願いします。
tel:054-282-4121(静岡県原水禁)

2/24「ウクライナに平和を!核兵器をつかうな、原発に手を出すな集会」開催のご案内

2025年01月29日

さようなら原発1000万人アクションと 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の共催で「ウクライナに平和を!核兵器をつかうな、原発に手を出すな集会」が2月24日(月・休)に日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)にて行われます。
集会後には、銀座方面へのデモも行われます。

チラシデータはこちら(PDF)

ロシアのウクライナ侵攻から3年 ウクライナに平和を!核兵器をつかうな、原発に手を出すな集会

日 時:2月24日(月・休)13:30 ~ 14:15(14:30~デモ出発)※13時開場
場 所:日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)
内 容:プレライブ・主催者あいさつ・アピール・デモ行進
デ モ:日比谷公園⇒東京電力本社前⇒銀座⇒数寄屋橋交差点⇒鍛治橋駐車場(流れ解散)
共 催:さようなら原発1000万人アクション 03-5289-8224
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
戦争をさせない1000人委員会 03-3526-2920
憲法9条を壊すな!実行委員会 03-3221-4668
憲法共同センター      03-5842-5611

原水禁声明「核兵器禁止条約(TPNW)発効から4年を迎えるにあたって」

2025年01月22日

1月22日、核兵器禁止条約(TPNW)発効から4年を迎えることから、原水禁として以下の声明を発表しました。

核兵器禁止条約(TPNW)発効から4年を迎えるにあたって

核兵器禁止条約(TPNW)は、2021年に発効してから本日1月22日で4周年を迎えました。TPNWは非人道的兵器である核兵器の開発、保有、実験、使用をはじめ使用の威嚇を含むあらゆる活動を全面的に禁止する条約です。

核拡散防止条約(NPT)再検討会議を軸とした核軍縮交渉の枠組みは停滞し、世界各地で戦火は絶えず核兵器使用が現実的な危機として存在しています。そうしたなかでTPNWは核兵器廃絶への道筋をつけるものとして期待を集めており、2025年1月現在、署名国94か国(地域)、批准国73か国(地域)と参加が拡がっています。

TPNWはすでに第1回締約国会議(2022年6月・ウィーン)、第2回締約国会議(2023年11月~12月・ニューヨーク)が開催され、核兵器の非人道性や世界の核被害の実相などの議論が重ねられてきています。また、第3回締約国会議(2025年3月・ニューヨーク)の開催に向け準備が進んでいます。

とくに、第2回締約国会議にはドイツ、ノルウェー、ベルギーといった北大西洋条約機構(NATO)加盟国で日本同様アメリカの「核の傘」の下にある国々もオブザーバー参加するなどのあらたな動きもみられました。

原水禁は、TPNWを成立・発効させ、大きく拡げていったさまざまな国々の、さまざまな立場の人びとの絶え間ない奮闘に心から敬意を表します。TPNWには、広島・長崎の戦争被爆者、核実験などにより被爆した世界のヒバクシャの受けた大きな苦しみを直視し、かかる被害を生み出した核兵器を必ず廃絶していくという決意が込められているものと考えます。

私たちとしても被爆の実相の継承に向けたとりくみ、被爆者援護に向けたとりくみ、あるいは世界のヒバクシャとの連帯のとりくみといった原水禁運動の内容を世界の人びとと共有しながら、TPNWの前進をつくりだすべく力を尽くしていきます。とくにこの間指摘してきたウラン鉱山採掘をめぐる核被害の問題などについても発信し、議論を呼びかけていきたいと考えます。

そのいっぽう、日本政府が核保有国と非保有国の「橋渡し役」を自称しながら、TPNWに対して背を向け、不参加の態度を変えていないことを、私たちは強く批判します。

石破首相は1月8日に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の役員と面会しました。日本被団協のノーベル平和賞受賞には祝意を述べたものの、その後は核抑止に関する持論を一方的に語るのみで、TPNW締約国会議へのオブザーバー参加を求める要請には答えませんでした。

被爆者自身が原爆被害の実相を証言することは、国際社会に対して核兵器の非人道性を明らかにし、今日に至るまで戦争による核兵器使用を阻む最も大きな力となってきました。そのことに込められた思いや努力にいっさい向き合うことなく核抑止へのいっそうの傾斜を是とする態度は、不誠実極まりありません。

戦争被爆国日本に求められているのは、日本政府自身の核抑止からの脱却を含め核兵器廃絶に向けた具体的な行動にとりくむことであり、また、核保有国に対しては先制不使用宣言を求めるなどの外交努力を果たすことです。そのためにも、まずは日本政府のTPNWに対する態度をあらためさせることが、世界の核軍縮、ひいては核兵器廃絶に向けた動きに大きな弾みをつけることになると確信します。

被爆80年である2025年、原水禁は日本の、そして世界の人びととの共同をとおして、核も戦争もない社会の実現に向けた大きなうねりをつくりだしていきたいと考えています。その一環として、TPNW第3回締約国会議にも原水禁代表団を派遣する予定です。参加する多くの人びととの議論や交流が大きな実りを生み出すことに心から期待します。

2025年1月22日
原水爆禁止日本国民会議
共同議長 川野浩一
金子哲夫
染 裕之

3月8日開催「3.8さようなら原発全国集会」のご紹介

2025年01月24日

さようなら原発全国集会は3月8日(土)、代々木公園で開催されます。
詳細は「さようなら原発」HP http://sayonara-nukes.org/(「さようなら原発」で検索)をご覧ください。

チラシはこちら


3.8さようなら原発全国集会

日  時 2025年3月8日(土) 13:00開会/14:45終了/15:00パレード
会  場 代々木公園B地区イベント広場・野外ステージ
(JR山手線「原宿駅」、「渋谷駅」、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」、千代田線、「代々木公園駅」、小田急線「代々木八幡駅」下車)
内  容 11:00 ブース開店
13:00 オープニングライブ
13:30 トークライブ
14:45 集会終了
15:00 パレード出発(原宿コース、渋谷コース)
主  催 「さようなら原発」一千万署名 市民の会
呼びかけ 落合恵子 鎌田慧 古今亭菊千代 佐高信 澤地久枝 藤本泰成 武藤類子
事務局 さようなら原発1000万人アクション実行委員会
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1F 原水禁気付 TEL:03₋5289₋8224
Email:office@peace-forum.top

「脱原発バザール(ブース出店)」がございます。出店希望の方は、「さようなら原発」HPをご確認ください。

 

3月15日開催「2025原発のない福島を!県民大集会」のご紹介

2025年01月24日

フクシマが直面している課題や事故の風化に抗し、フクシマを忘れず、脱原発への決意を新たにするため、福島現地で開催される県民集会をご案内します。
集会翌日には、フィールドワークも実施しますので、是非ご参加ください。

チラシはこちら


2025原発のない福島を!県民大集会

日  時:2025年3月15日(土)午後1時開会(開場12時)
会  場:パルセいいざか(福島市飯坂町)
〒960-0201 福島市飯坂町字筑前27-1
TEL 024-542-2121
URL https://paruse.fckk.jp/access/
*JR福島駅より福島交通飯坂線で「飯坂温泉駅」まで21分、駅から会場まで徒歩約8分。
主  催:「2025原発のない福島を!県民大集会」実行委員会 TEL 024-522-6101/FAX 024-522-5580
ウェブサイト https://fukushima-kenmin.jp/

 

被災地フィールド・ワーク「飯舘村長泥地区と伝承館等を視察」

日  時:2025年3月16日(日) 8:00~16:00(予定)
集  合:JR福島駅西口(新幹線口)ロータリー・バスプール
「原水禁」ののぼりを目印に立てます。
*当日の連絡先は、後日ご案内いたします
定  員:40名(定員になり次第締め切り)
参 加  費:7,000円(バス代、弁当代、保険料等含みます)
*参加費は15日県民集会受付横のブースでお支払いください。県民集会へ参加されない方は、当日集金となります。

コ ー ス :(8:00)福島駅西口出発~国道114号経由~飯舘村長泥地区視察~昼食~「大平山霊園」など~「伝承館」視察~常磐自動車道~相馬~東北中央自動車道~福島駅西口(16:00)
*道路状況、視察状況によって変更が生じる可能性がありますので、ご了承ください。
主  催:原水爆禁止日本国民会議 TEL 03‐5289‐8224
協  力:「2025原発のない福島を!県民大集会」実行委員会

参加申込:申し込みフォーム(PDFWord)をダウンロードしてご記入の上、FAXないしメールをお送りください。
FAX 03‐5289‐8223/メール office@peace-forum.top
*お申込み受付完了後、折り返し申込確認のご連絡をします。
*旅行保険申込のため生年月日が必要となります。
*いただいた個人情報は、参加者とりまとめ及び旅行保険の申込み以外には使用しません。
参加締切:3月10日(月)

参考:2024年の県民集会およびフィールドワークの実施記事

 

「第7次エネルギー基本計画」に対するパブリックコメントを提出しよう!

2025年01月10日

現在、「第7次エネルギー基本計画」に対するパブリックコメント(意見募集)が行われています(締め切りは1月26日)。

12月17日に公表された「原案」では、福島での重大事故を踏まえた「原子力への依存度を低減する」という文言がなくなり、「原子力を最大限に活用する」という重大な方針転換が示されています。

14年前に発生した福島第一原発事故の収束・廃炉作業の先行きも見通せない状況にもかかわらず、原子力回帰を推し進めることはけっして許されません。また、「原案」が事実上、石炭火力への依存を継続する内容となっていることも問題です。

こうした政府の方向性をただし、脱原発・再生可能エネルギー利用政策実現へとすすめていくためにも、「第7次エネルギー基本計画」に対するパブリックコメント提出を呼びかけます。

「第7次エネルギー基本計画」に対するパブリックコメントの提出方法

①「第7次エネルギー基本計画(案)に対する意見の募集について」の画面を開きます。
②画面中段にある「意見募集要領  PDF」をクリックして開きます。※このステップを踏まないと意見入力へと進めません
③その後、①の画面に戻り、下部の「意見募集要領(提出先を含む)を確認しました」をチェックします(レ点を入れる)。
④最後に、右下にある「意見入力へ」をクリックすれば、意見入力画面にたどり着きます。

参考1:「第7次エネルギー基本計画(原案)に対する原水禁声明」(12月18日)

参考2:さようなら原発第25回オンライン学習会「エネルギー基本計画・原子力政策の問題点」

「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」のご紹介

2025年01月08日

原水禁も参加する核兵器廃絶日本NGO連絡会が中心となってすすめてきた、核兵器のない世界をめざし、日本が2030年までには核兵器禁止条約に加わることを求めるキャンペーン「核兵器をなくす日本キャンペーン」が、2月8・9日、東京都内で「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」を開催します。下記の通りご紹介しますので、積極的なご参加・ご紹介をお願いします。

被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム

>>イベント特設サイトへ<<

日時:2月8日(土)・9日(日)
場所:聖心女子大学構内
内容:2月8日(土)全体会(会場300名+オンライン)…講演・パネルディスカッション
/9日(日)分科会(会場多数+オンライン)…展示・交流スペース
※イベント詳細については特設サイトをご参照ください
イベントの成功に向け、広く協賛が募られています(1口1万円・チケット贈呈などの特典あり)。協賛方法のご案内もありますので、ご検討をお願いします

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