2024年ニュースビデオ報告

第39回4.9反核燃の日全国集会、原水禁全国交流集会、FWが開催されました

2024年04月11日

4月6日、「第39回 4・9反核燃の日全国集会」が青森市で開催されました。

4月6日、小春日の青森で、「第39回 4・9反核燃の日全国集会」(主催:第39回4・9反核燃の日全国集会実行委員会)が開催されました。明らかに破綻している核燃料サイクル、再処理の断念を強く求めるとりくみに、地元青森と全国から約500人が集まりました。

開会、主催者あいさつに続き、青森県反核実行委員会の吉川進事務局長から、青森県知事による「核のゴミ」受入れの経緯、再処理工場事故の可能性、余剰プルトニウム、再処理工場の審査の遅れ、むつ使用済核燃料の中間貯蔵中止、能登半島地震の影響、核燃料サイクル中止と脱原発運動の強化を中心とした基調報告、さらに原子力資料情報室の松久保肇事務局長、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の浅石紘爾代表、核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会の栗橋伸夫事務局長からそれぞれ報告がありました。

最後に、「岸田内閣による、未来世代に核のゴミを残すだけの原発延命策は早急に破棄すべき」などの内容を盛り込んだ集会アピールが採択され、青森県平和推進労働組合会議の阿部一久議長と会場の参加者による団結を激励、鼓舞する掛け声のなか終了しました。

終了後は、会場のリンクステーションホール青森を出発し青森市中心部を、反核燃を訴えデモ行進しました。

 

4月5日現地要請、4月6日原水禁全国交流集会、4月7日青森・反核燃フィールドワークを実施

原水禁は、「4.9反核燃の日全国集会」の開催に合わせ、4月5日、青森県反核実行委員会とともに、核燃料サイクル施設の建設・運転の断念を求める現地要請を行いました。要請は、大間コース、六ケ所コースに分かれ、六ケ所村や日本原燃、青森県庁など14か所に対し行いました。

4月6日は、前述の全国集会・デモののち、青森県労働福祉会館にて、原水禁全国交流集会を開催しました。核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の事務局長・山田清彦さんからの現地報告、「志賀原発を廃炉に!訴訟原告団」団長の北野進さんによる講演 「能登半島地震と志賀原発」、福島、北海道からの各地報告、原子力資料情報室事務局長の松久保肇さんからの報告が行われました。

4月7日には、青森・反核燃フィールドワークを開催しました。六ヶ所核燃サイクル施設外観見学のほか、抗議行動、デモも行いました。また、日本原燃PRセンターを見学し、参加者それぞれが核燃料サイクル政策への疑問を新たにしました。フィールドワークの様子をまとめた報告動画をYouTubeに掲載しております。是非ご覧ください。

青森・反核燃フィールドワーク(2024年4月7日)報告動画

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