2022年
オンライン署名「『持続可能』でも『グリーン』でもない原発をEUタクソノミーに含めるべきではない」
2022年01月27日
2022年1月1日、欧州連合(EU)欧州委員会は、EUタクソノミー(環境分野に投資を促すEU独自の仕組み)に、原発を天然ガスとともに「持続可能な経済活動」として、グリーンな投資先として認定する方針原案を発表しました。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向け、低炭素社会への移行を促進する手段としての「役割がある」とするものです。
現在、欧州委員会はEU加盟各国(27ヶ国)に原案を示し、意見を求めており、1月中にも正式決定し、発電所の新設などにかかる資金を好条件で調達しやすい環境を整える方針です。このまま正式決定されるならば、原発を「環境にやさしい」「持続可能」と、EUがお墨付きを与えることになりかねません。
こうした動きに対し、オンライン署名「『持続可能』でも『グリーン』でもない原発をEUタクソノミーに含めるべきではない」が行われていますので、ご紹介します。